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先月(2017年8月)

鱒さんのレビュー一覧

投稿者:鱒

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まず驚かされるのは、公務員という仕事の幅の広さだ。

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 まず驚かされるのは、公務員という仕事の幅の広さだ。警察官や消防士は当然のこととして、宮内庁のシェフや切手のデザイナー、長良川の鵜匠までもが公務員だということは、読者にとっては新鮮な驚きであり発見だった。写真表現としても完成度は高いと思うが、公務員という人々を撮ろうとした企画そのものが秀逸である。
 写真表現という点では、後書きに三島正氏は「集団の中での個人像をどうやて表現するかが課題だった」と記しているが、手法(テクニック)という意味では斬新であり、成功もしていると思う。ただ、三島氏は、集団の中の個人像に対し、非常にネガティブなイメージを持っていてのではないかと思わざる得ない。誤解を恐れずに言えば、公務員という仕事に従事する人々への、写真家としての底意地の悪い挑戦・挑発のような視線が、公務員に対して向けられているのである。ただ、三島氏の挑戦・挑発に対して、被写体である彼らは決して動じない。動じないからこそ、非常に不自然な集合写真でありながら、彼らは彼らの仕事場の中に、溶け込み自然体となっているかのように思われる。
 公務員に対しては、誰もがステレオタイプなイメージを抱いている。この写真集を見ることで、確かにそのイメージは一度大きく崩れるだろう。しかし、そこに写し出された人々に目を凝らすと、我々が抱いていたステレオタイプなイメージはあながち間違ったものではないのではないかということに気づかされる。

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