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先月(2017年2月)

ビリーさんのレビュー一覧

投稿者:ビリー

1 件中 1 件~ 1 件を表示

フラクタルな悲喜劇

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 「APE LITTLE FOOL」は装丁がシンプルで美しく、帯に書いてある柴田元幸さんの言葉にも魅かれてしまい、思わず書店で手に取ってしまいました。前半の気怠い空気と局所的な視覚描写が読んでいて妙に心地よく、緻密で奥が深いのに読みやすいところがまたいいです。言葉の選び方、場面の演出の仕方、そして繋がっているようで繋がりきれないまま、断片的に絡み合っていくストーリー、それらのバランスが絶妙ではないかと思います。以前に「オープン・ユア・アイズ」という映画を見たのですが、設定というか話の作り方に「APE LITTLE FOOL」と似ているものを感じました。それはそれで面白かったのですが、もう一度見たい、という気持ちにはならなかった。たぶん話の筋がわかってしまうと、そこで満足して終わってしまうのではないかと思うのです。その点で「APE LITTLE FOOL」は違うんだなと思った。この作品には読み返すたびに発見があり、さらに別の話に見えてくるような仕掛けが隠されている。ボリス・ヴィアンの「日々の泡」やM・エンデの小説を彷彿させるような雰囲気や軽妙さも感じます。これから沢山の人々に読まれることを願っています。

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