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先月(2017年8月)

jigさんのレビュー一覧

投稿者:jig

3 件中 1 件~ 3 件を表示

「無責任の構造」と戦うための実践的な書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 モラル・ハザードが話題になって久しい。証券会社による損失補填、自動車メーカーのリコール隠し、最近では農水省の狂牛病への対応等々、枚挙にいとまがない。これらの「事件」には、「無責任の構造」が潜んでいる。
 本書は、はじめに具体的な事例として、著者が実際に関わったJCO臨界事故を取り上げ、事故に至る過程を検証している。続いて、無責任を引き起こす集団のメカニズムについて、様々な実験データをもとに分析する。さらに、「無責任の構造」の病理として、職場における「権威主義」と「属人主義」について解説している。
 民間企業に身を置いている評者には、耳の痛い話であった。権威主義、なかでも因習主義的風土が業界内に存在することは言うにおよばず、著者が示すように「日本の職場は属人主義である」ことを痛切に感じることがあるためだ。ただ、これらの問題は企業だけではなく、日本の社会のあらゆる場所で見られることである。
 では、この「無責任の構造」といかに戦うか。これについても本書は具体的に、方法論を示している。例えば、「孤高に耐える」、「人に好かれたいという気持ちを捨てる」などであるが、しかしいざ実践するとなると躊躇してしまうような事柄が多い。当たり前のことだが、それだけ困難なことなのだ。
 自分が属している組織を冷静に見つめる上で、恰好の一冊といえる。

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四十七人の刺客

2001/09/12 01:05

忠臣蔵の決定版

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 池宮彰一郎のデビュー作。忠臣蔵を題材としたストーリーで、映画化もされました。
 忠臣蔵といえば、大河ドラマや映画で過去に何度も取り上げられてきた題材ですから、大まかなストーリーは覚えていました。
 しかしながら、本作品は従来の忠臣蔵と一線を画すものです。
 この作品の焦点は、主人公・大石蔵之助と吉良・上杉一門の謀略,情報戦に当てられています。このような視点で描かれた忠臣蔵は今までになく、斬新です。
 次々と謀略の手を打っていく内蔵助や、それに対してさらに謀略の手を打つ上杉家・色部又四郎は非常に魅力的ですし、ストーリー自体も現代的な解釈で書かれており、それゆえにいちいち納得してしまうのです。
 ともあれ、本作品はそれほど小難しいものではありません。誰にでもお薦め出来る一冊です。

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紙の本戦争論争戦

2001/09/17 00:36

日本近代史を勉強するきっかけに

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 小林よしのり,田原総一郎の二氏による、3回にわたる討論をまとめたもの。討論の内容は主に、日本が行った戦争と戦後について。

 このお二方の歴史観は全く違う。ゆえに、このような論争をしても決着のつくものではないし、実際に物別れで終わっているテーマがほとんどだ。
 本書の討論についてだが、評者は小林氏の方が論理的であると考える。しかし、田原氏がテレビ出演時と同じように強引に押し切っているためか、若干、小林氏の不利は否めない。
 ただ、実際の討論内容の受け取り方については、読者それぞれで異なるだろう。歴史観も、読者それぞれにあるものだからだ。

 一歩離れて冷徹な目を通して読むなら、なかなか楽しめる本だと言えるし、近代史の勉強をするきっかけにもなるだろう。

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