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先月(2017年6月)

水瀬さんのレビュー一覧

投稿者:水瀬

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本ホワイトアウト

2000/07/20 15:58

彼が求めるのは、誰も犠牲にすることがない、ただそれだけの、自分の強さ。

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人は誰でもミスを犯す。限界が見えたら立ち止まりもする。
しかし、それが、友の死を招いたら…。

取り戻せない過去への、やるせないと言うにはあまりに切ない思い。
罪の意識、それを償いたいとひたむきに願う気持ち。
そして、償うためなら自分の限界など見えない振りをする、その強さ。
主人公の心理が胸に迫って、息がつけない。

人間として当たり前の弱さ。
友をその弱さの犠牲にしたと苦しむ彼に、同じような状況が訪れたとき、
彼は、もう二度と、誰も、その弱さの犠牲にしたくないと、
ひたすら、敵と、弱さに屈しようとする自分と、戦い続ける。
自分の命すら懸けたその誠意が、日常では味わえない感動を味わわせてくれる。

展開やストーリーはスピード感にあふれ、途中で止められない。
白いこの世界に引きずり込まれてしまう。
でも、娯楽小説だなんて言えない。
心の弱さを克服していく主人公に、二度目の挫折を頑なに拒むその心の強さに、
感動しないではいられない。
小説を読んで、ここまで泣けるとは思わなかった。

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