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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

密偵おまささんのレビュー一覧

投稿者:密偵おまさ

19 件中 1 件~ 15 件を表示

うちで食べるごはんの楽しみ方が満載

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 最近、料理本にはまっている。けっこうな数の料理本が、我が家の台所と本棚には並んでいる。しかし、実際の毎日のごはん作りに役立っているのは、だんぜん「おうちに帰って、ごはんにしよう。」
 だからといって、この本と首っぴきでごはんを作っているわけではない。「今日はあれにしよう!」と決めたら、作る手順と調味料の分量に目を通す。あとは、作っている途中で食材の状態を見ながら、味を見ながら、自分なりの好みの“ごはん”に仕上げていく。この本の良さは、そんな風に、ひとりひとりのおいしい“ごはん”を見つけるためのとっかかりをくれるところだと思う。
 テーブルコーディネートやBGMといった、雰囲気作りの参考にもなって、うちで食べるごはんの楽しみ方のアイディアをくれる本であるところが、とてもいい。

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日本映画を愛するすべての人に読んでほしい!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大好きな大杉漣さんの本。それだけでもすでに星5つは決定! というところなのだが、読んでみて、日本映画を愛する人には、必読の書として、オススメしたい。
 漣さんがそもそも、演劇の世界の人であったことは、後年知った。とにかく、わたしの中では“スクリーンの人”であった。近年でこそ、味のある脇役としてテレビドラマでも注目されているが、とにかく「見たいな〜」と思う映画には、ことごとく漣さんが出演していらっしゃる。多くの監督に愛され、信頼されているのは、この本のタイトルにもあるように、漣さんの姿勢が常に「現場者」であろうとするからだろう。北野映画の常連と呼ばれることを潔しとせず、作品のバジェットも気にしない。その作品に賭けるスタッフやキャストの意気込みを大事にしている漣さんは、なんと高校生の自主製作の映画にまで出演されている。その時も送られてきた脚本を読んで納得したから出演を決めたのだという。そして「プロだから、出演料はいただく。でも、全額を編集費としてカンパした」そうだ。機会があれば、その作品、ぜひ見てみたいものだ。そういうせりふはともすると、非常にクサくなりがちだが、漣さんの人柄からそうは感じない。もちろん、“渋チャメ系(渋いけどおちゃめという意味)”の漣さんらしく、抱腹絶倒話も随所におりこまれている。
 崔洋一・サブ・三池崇・望月六郎・周防正行・黒沢清などなど、今の日本映画を支える監督やキャメラマンを始めとする製作現場の人々の素顔も垣間見ることができる。また、田口トモロヲ、渡辺哲、寺島進といった漣さんの良き友であり、日本映画には欠かせない俳優の面々も、さまざまなエピソードとともに登場する。そんな人たちとともに、生き生きと楽しく演じつづける漣さんは、やっぱり素敵だ。
 さらに、撮影現場での写真もたっぷりと掲載されていて、大杉漣さんファン必携の1冊であることは、間違いない。と同時に、これは現在進行形の日本映画の現場の貴重な記録でもある。

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紙の本がんばらない

2001/11/15 00:03

もし、自分が死の床にあったなら「もうがんばらなくていいんだよ」と主治医から言われたい

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 「がんばらない」
 多分、病気を患っている人やその家族にとって、こんなにほっとする言葉はないだろう。
 ついつい「がんばって、早く良くなってください」とか「がんばって病気と闘ってください」とか、当事者以外の人間は、医師であろうともついつい「がんばって」という言葉を使ってしまうという。それ以外の言葉を思いつくことができないのだ。
 しかし、病と闘っている人、それを支える家族にとっては「今でも十分がんばっているのに、この上まだがんばらなければいけないのか」と、「がんばる」という言葉を重荷に考えてしまう人も多い、と癌の専門医から聞いたことがある。

 著者は長野県の病院の院長。この病院では、たとえ癌患者であったとしても、本人に病状、今後の見通し、治療法などを包み隠さず告知し、その患者さんが「どんな風に暮らしたいか」という気持ちを尊重することを第一に考えて、医療を行っている。
 また、病気を治すことだけでなく“病気にならない”ための健康指導や、寝たきり老人の在宅介護などにも積極的に取り組んでいる。

 院内には知的障害者が書いた書が何枚も飾られている。その中の一枚がこの本の表紙にも使われている「がんばらない」。
 「がんばる」のではなく、「がんばらない」。その言葉からは、鎌田医師が求める理想の医療像が見えてくる。
 この本に登場する患者さんたちは、「こうしたい」という自分の意思を持っている。そして、彼らを支える家族や友人、医療スタッフも、患者さんのそうした願いをかなえてあげたいと、心を砕いていることが克明に伝わってくる。
 自分の家が大好きだから、早く退院して家に帰りたいと、在宅介護に切り替えたおじいさん。自分らしくいるために最期の時まで入れ歯の手入れを自分でしていた著者の義父。

 こんな病院が身近にあったら、病気になったとしても安心して医療を受けることができるだろうな、と感じた。
 高校3年生で悪性リンパ腫と診断され2年あまりの闘病を経て、最期の時を迎えようとしている研治くんに向かって「ぼくは『がんばらない、がんばらない。これまでよくがんばってきた、もうがんばらなくていいよ、きみはきみのままでいいんだよ』と胸のうちで思った」という鎌田医師。
 そして、そういう院長の思いをスタッフみんなが理解している病院であるからだ。

 こういう考え方で、患者に接してくれる医師や医療スタッフが、一人でも多く現れることを願う。

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紙の本反バンビ症候群

2001/11/14 23:12

赤坂真理の書くものには、視点の妙と押し付けがましさがないところがいい。そして、ちゃんと言葉が読み手の心に引っかかるところがもっといい。

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 ちょっと気になる書き手に出会うことができた。最近、週刊誌を読む習慣がなくなってしまったので、山田真理という書き手のことを、「安藤書店」で見るまで知らなかった。ただ「面白そう」な予感がしたので、買物カゴに投入した。これが、大正解。土曜日の昼下がり、食事に出かけるとき、パッと目に付いたこの本を持って、家の近所のハンバーガーショップへ。注文した“オムレツバーガー”ができてくるのを待ちながら、読み始めた。これが、面白い。山田真理の世界にどんどん引き込まれる感じ。テーブルに届けられたオムレツバーガーをパクつきながら、「そうそう」とか「へぇ、そうなんだ」とひとりごちしていた。
 まず、著者の視点がいいところを衝いている。そして、押し付けがましくない。そして写真もすごくいい。「地には平和を」の中で、「いつもの味のパンを当たり前に食べることのできる幸せ。平和とは、つまりそういうことではないのか。それを奪われる悲しさを思うとき『海の向こうの戦争』は初めてリアルな熱を伝え始める」という言葉が、ちょうどタイムリーに目に飛び込んでくる。
 これからしばらく、山田真理を追いかけてみたい。


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紙の本江戸前の男 春風亭柳朝一代記

2001/10/02 17:36

江戸っ子の見栄と意地と優しさにあふれた一代記においしいオマケ付き

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 柳朝さんといえば、ちょっとタレ目でしゃれっ気があって、小朝さんの師匠。テレビやラジオでしか落語に接したことがない私の認識だった。「江戸前の男」に描かれている春風亭柳朝という噺家像は、そんな私の印象を覆すものではなかった。柳朝の見栄っ張りで意地っ張りで、それでいて優しさにあふれた人柄が、この本でしか柳朝に接することのなかった者にも、じんわりと伝わってくる。

 読み進むうちに「寄席とかホール落語を聞きに行っておけばよかった」という後悔がどんどん沸いてきた。その時、その場所で体感しなければわからない“何か”がきっとあるのだと、思えてくる。そのくらい、ここで描かれている昭和から平成にかけての落語は、魅力にあふれている。それは、もちろん柳朝という噺家の魅力であると同時に、彼が生きた時代の落語界にはキラ星の如く、才能と人間的魅力にあふれた噺家が生きていたということなのだと思う。

 吉川潮氏がいかに、柳朝という噺家を、さらに落語を愛しているか、その思いが伝わってくる。

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紙の本ウメ子

2001/09/02 00:17

幼い日の思い出とともに、ちょっと前まであった“良き日本”を思いださせてくれる物語

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 近年、我が子を殺して捨ててしまった親、見ず知らずの子供を可愛いからといって連れ去ってしまった大人、そんな物騒な話題が、絶えない。

 この作品の主人公、ウメ子と美代ちゃんの冒険は、微笑ましいと同時に、今では失われつつある“良き時代の日本”の風景を思いださせてくれた。ユーモアあふれる語り口から飛び出す、幼い二人の女の子の友情をほのぼのと描き、読むものの心をほんわかと温めてくれる。

 こんな大胆な冒険をしたことのない私でも、初めて母に内緒でバスに乗って友達と町に出かけた日の、ワクワクドキドキした気持、覚えたての自転車に乗って、気がついたら思わぬ遠出になっていて泣きながら夕焼けに染まった道を帰ったこと、そんな幼い日の思い出が蘇ってきた。

 ギスギスとした日常を忘れて、ひととき、泣いたり笑ったり、ハラハラドキドキしながら、懐かしい思い出に浸れる、そんなほのぼのとした気持になれる物語である。

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紙の本玉村豊男モバイル日記

2000/08/02 13:00

モバイルは、愉快らしい…

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 今にして思えば私は、結構早くからパソコンに触れていた。ただ、一番最初に触れたのは、アルバイト先のPC98シリーズと、IBMの5550。いずれも、長〜い呪文のようなコマンドを入力しないと、立ち上がってくれないものだった。その厄介さに、当時の私は「ワープロで十分!」と思っていた。そんな私が、パソコンを認めたのは、仕事を始めてからだから、5年ぐらい経ったある日だった。当時勤めていた会社に新しくやってきたプロデューサーが持ち込んだ、りんごマークのクラシックIIという、可愛いやつに出会ったからだ。
 スイッチを押すだけで「ジャーン」というMac独特の起動音とともに、ディスプレイにパソコンマークが現れ、カタカタという音の後に、デスクトップに様々なアイコンが並ぶという、まるで魔法のように簡単で可愛い起動方法に、すっかり魅入られてしまった。以来、職場が代わって、周囲にはWindows派ばかりになろうとも、LANが導入されようとも、りんご党であることに、変わりはない。
 時として、薄くて軽いWindowsマシンを見ると、心が揺れ動かないでもなかった。でも、まるでペットか我が子のように可愛がってきた、りんごマークとデスクトップにならぶ愛らしいアイコンたちを見捨てるわけには、いかない!と、かたくなにMac派を貫いてきた。

 ところが、玉村氏の「モバイル日記」を読み始めて、そんな私の決心は、揺らいでいる。ノート型とはいえ、重さ3kgあまりという現在の愛機”PowerBook1400cs/133”を、日常的に持ち歩くことはとうに諦めていたので、モバイルは、私のパソコン生活の中にはないものとしてきた。しかし、「モバイル日記」の中で、玉村氏が悪戦苦闘しながら、立派なモバイラーになっていく様を見せ付けられると、「やっぱりモバイルしたい!」という気持が、ムクムクと頭をもたげてくるのだ。それには、りんごマークにこだわってはいられない。でも「モバイルしたい!」。りんごマークをめぐる葛藤の中で、思い悩む今日この頃なのだ。

 ちなみに、モバイルはおろか、パソコンに対して拒絶反応をしめしている、世の”おじさま”たちにも、ぜひ一読をお薦めしたい。特に、凝り性で頑固なおじさまたちに。はまると、こんなに楽しいものはない!というのが、よーくわかっていただけることだろう。もっとも、このサイトを活用されている皆さんには、あまり関係のない話かも知れない。でも、周囲にそんな”おじさま”がいる、あなた。プレゼントしてみたらいかが?

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紙の本お買物日記

2001/12/10 15:01

たとえ数百円のグラスでも、やっぱり好きなものを手に入れたい!買い物好きの人には要注意本!

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 “買い物は女の幸せ”ということが、伝わってくる本。たとえそれが、数百円のグラスだったとしても、お気に入りを探して、手に入れた時の嬉しさが伝わってくる。
 この二人がコンビで書いた「1DKクッキン」「2DKクッキン」に続く本。お料理の次は、お買い物。意外だったのは、志穂さんより和緒先生の方が、モノに対する執着が深いという点。流行にも敏感でありながら、「私にとってのお気に入り」をきちんと見分けるお二人のやり取りを、志穂さんが面白おかしく再現、和緒先生は「なぜ、それがよいのか」について、客観的に述べる、という役割分担がはっきりしていて、「欲しい」という気持ちと「どこがいいか」という理由づけが両方読める。
 ただし、これを読むと買い物したくなるので、要注意!

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読んでいるうちに、だれかにつくってあげたくなること間違いなし

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 前作『1DKクッキン』に続く第二弾。またまた、読むだけで料理が好きになること間違いなし! の楽しい料理本だ。レシピやページの余白に添えられた和緒先生のイラストもかわいい。

 まえがきで志穂さんが書いているように、お料理に開眼した志穂さんの家は1DKから2DKになり、食器や調理用具が揃った台所へと、変化している。そう、料理が好きになると、それまでなんの不便も感じなかった一人暮し用の1口電気コンロと小さなシンクでは、不満になる(志穂さんが引っ越した理由がそれなのかは、定かではないが…)。

 『1DKクッキン』でも、志穂さんが好きなタイ料理に果敢なチャレンジをした二人だが、なんと『2DKクッキン』では、ドイツ料理やら、韓国料理、メキシコ料理、手作り肉まん、ちまき、手打ちうどん、などなど、結構難しそうなメニューに挑戦している。

 志穂さんの進歩ぶりを読んでいると、これまで敬遠していた肉まんなども、「私にもできるんじゃない?」という気にさせられてしまう。そして、「誰かに食べてほしいな」という気持ちになるのが、不思議だ。そのあたりを見越してか、サブタイトルが「おなかがすいたらつくってあげよう」になっているところが、心憎い。

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この世に料理が下手な人はいない

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 後書きで、いまは“料理家”となった飛田和緒が「私はこの世に料理が下手な人はいないと思っています。じぶんのためにでも、誰かのためにでも、食べたい、食べさせたいと作った料理は絶対においしいはずです」と書いている。
 二人のクッキンの中で、一度だけ、生徒役である谷村が友人宅で覚えたという豆腐丼を和緒先生に教える回がある。そのあたりで、「誰にだって、その気になれば一つくらい、得意の料理はあるんですよ」と、志穂さんはもちろん、読者にも伝えようとする、和緒先生のねらいが見える。

 料理だけでなく「生活全般が苦手」という作家・谷村志穂と、お料理大好き主婦・飛田和緒の、かけあい漫才のようでもある、料理本。フライパン一つすら持っていない志穂さんのために、和緒先生が道具の揃え方からレッスンするのだが、二人の息の合った会話を読んでいると、料理に苦手意識を持っている人でも「やってみようかな?」と、思えるのではないだろうか?
 「食べることが好きなら、料理はきっと苦手じゃなくなる」そんな気持ちになれる1冊。

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大いなる聴衆

2001/11/20 20:35

読みながら「ハンマークラヴィーア」のCDを探し、ないとわかったら買いに走った

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 永井するみは、「樹縛」を読んで、わたしの中では注目の作家にランクインしていた。この「大いなる聴衆」も、まったく違った世界を舞台に、でも人間の心のひだを見事に描いているという点で、読む前の期待を上回るものがあった。
 ベートーヴェンのピアノソナタの中でも難曲といわれる“ハンマークラヴィーア”。その細部にわたる描写を読んでいるうちに、どうしてもこの曲が聴きたくなったので、我が家のCDをひっくり返したが、発見できず…。読み終わってすぐに、CDショップに走った。
 音楽祭の運営に関するもろもろや、“音楽学”という普通の人にはご縁があまりない学問も含め、業界ものとしても、よく書けているのではないだろうか? さらに、その舞台裏でうごめく人間模様が見事にからみあって…。ミステリーファンはもちろん、音楽ファンにもオススメの1冊だ。

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紙の本アジアのごはんがおいしい理由

2001/11/20 20:00

アジアにご飯を食べに行ってみたくなる、自分でも作ってみたくなる、そんな本です。

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 いわゆる“エスニックブーム”が到来するちょっと前、初めて渋谷でヴェトナム料理店に入ったことがあった。当時、ヴェトナム料理はおろか、焼肉屋さえあまり入ったことがなかったわたしとしては、非常に冒険だったと思う。
 その時食べた、生春巻きの美味しさは、今でも味覚の引出しの中に、しっかりと残っている。この本を眺めながら、平松さんの文章を読みながら、ヴェトナムやタイ、インドネシア、韓国、中国の、ごくごく普通の家庭のお母さんが作るような料理を食べてみたくなった。と、同時に、自分でも作ってみたいな、という気持ちが沸いてきた。今度の休みは、この本で紹介されている料理に挑戦してみよう。そんな気持ちになれる本だった。

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紙の本ふつつか台所自慢

2001/11/20 15:11

お見事な台所&食生活

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 「ふつつか」とは、タイトルだけで、平野恵理子さんちの台所は、とってもお見事。いかにも、面倒だからっていうフリをしておいて、実際は、押さえるべきところはバッチリ押さえられている。たとえば、“だし”の話にしても、面倒だから顆粒や粉末のだしを使うのかと思いきや、ちゃんと鰹節でとっていらっしゃる。ただ、一遍にたくさん作っておいても「悪くなっていないかしら?」なんていちいち心配するのが面倒だから、そのたんびに「ちょこちょこっと作ればいいじゃない!」っていうスタンス。
 お鍋ややかん、ホーローのバットなど、最近はやりのおしゃれな“雑貨系”じゃないけど、平野家ならではのこだわりがあって、ほほえましい。お料理も、その日の気分で、食べたいものを食べたいように作っているな〜! という雰囲気が伝わってくる。
 もっと気楽に、台所仕事を楽しもう!! という気分が伝わってきて、一人暮しの人にはもちろん、そうでない人にも参考になるアイディアが随所にあって、楽しめることでしょう。

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春樹ファンならずとも…

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 「村上レシピ」という文字を目にして、最初は、なんじゃそれ? と思うくらい、私は春樹ファンではありません。「ノルウェイの森」くらいは読んでいるけど、だからといって、「村上春樹ワールドにのめりこんだか?」と問われれば、「べつに…」って感じでした。ただ、最近、妙に料理本づいていて、写真がきれいなのと、なんとなく、おいしいものが並んでいるような匂いがしてきたので、買い物カゴに投入したわけです。
 でも、この「村上レシピ」を眺め、かつ読んでいるうちに、本家ともいうべき、村上春樹の小説の方を読みたくなりました。そんな、本末転倒ともいえる現象を呼び起こす、なかなか小粋な本でした。
 中には「焼き上げたパンケーキにコーラ1本まるまるかける」などというわけのわからんものもありましたが(実はクセになるという説も述べられておりますです)、総じて、そんなに手間をかけずに、おいしいものが食べられそうなレシピが並んでおります。
 春樹ファンならずとも、料理好きの方にもおすすめします。

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紙の本二人暮しのお取り寄せ

2000/09/04 19:27

一般人には高嶺の花のおいしそうなものが満載!でも、時々、ページをめくりたくなる、嫌味のないグルメ本

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 書店でこの本の表紙が、私を呼んでいました。「おいで、おいで」と。吸い寄せられるように、手にとっていました。表紙を見ると著者名が、「秋元麻巳子」と。一瞬、「?」そして、10秒後に「アッ!秋元康の奥さんか! ということは、元おにゃんこの高井麻巳子だ…」と、一瞬、本を取ろうとした手が止っていました。でも、本から発せられる「おいで、おいで」攻撃に負けて、ページをめくってまず、目に飛び込んできたのは、著者が描いた水彩画。これが、結構かわいいし、おいしそう。「ま、いいか」と購入を決め、レジに向かったのでした。
 電車に乗って、読みかけの本を開くつもりが、どうにも気になってページをめくりはじめたら、これが、おいしそうなもののオンパレード。よだれをこらえるのが、大変! でも、商品のお値段を見て、びっくり! 一般人には、高嶺の花のオンパレード。でも、時々「このぐらいの値段なら、お取り寄せしてみようかな?」というものが混ざっているのが、また可愛い。そうこうするうち、昼ご飯を食べながらも、ページをめくる手が止らない。自分が、今、食べているものと、ページに描かれたおいしそうな食べ物の数々のギャップもなんのその、アッという間に読み終えたのでした。
 これだけ、おいしそうなものを、イラストと文章で見せ付けられながらも、イヤーな気分にならないところは、著者の人柄なのでしょう。
 目の保養と味覚のイメージトレーニングをたっぷりさせてもらって、心は満腹になったのでした。時々、仕事の合い間などに、パラパラとめくりたくなる、癖になる本です。
 だから、本屋通いはやめられない! と思わせてくれた1冊。

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