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先月(2017年8月)

K☆K☆さんのレビュー一覧

投稿者:K☆K☆

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紙の本ピアニッシシモ

2003/05/29 11:58

イヤな大人にならないために

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

梨屋アリエの書く「イヤな大人」は天下一品である。それも「子供にとって最凶極悪な敵である大人」を書かせたら、梨屋アリエの右に出る者はいないのではないかとさえ思う。
前作「でりばりぃAge」でも、主人公の母親の最悪さ加減は目を見張るものがあったけれども、今回はそれを凌ぐ最凶ぶりである。いるいる、いるよ、こういうオバハン、と苦笑いしながら読めるのは前半まで。後半は松葉の母親が登場するたびに、本を拳で殴りつけてやりたい衝動に駆られるようになる。「松葉、こんなババア、殴ってやれっ! 暴れろ! グレろ!」と熱くなってしまう。
そして、はたと気づくのだ。私自身はどうだろう? 子供にとって「最凶の大人」になっていないか? その手の大人の始末に負えないところは、自分自身では「いい大人」だと信じて疑わないことだ。自分もいつからか、そんな勘違いに陥っていないか?
この本の対象年齢はおそらく中高生なのだろう。しかし、本当に読むべきは大人である。

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