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森とく子さんのレビュー一覧

投稿者:森とく子

紙の本三陸海岸大津波

2011/03/21 14:12

作家の偉大な仕事

18人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。


都内の自宅、少々くずれた本の中から、この本を見つけました。

三陸海岸に暮らす人々が、豊かな海を愛し生活を築き、たび重なる津波と戦ってきた記録が冷静な筆致で描かれています。

今後、この土地がどうなるのか、現時点では、わかりません。

今日の新聞(2011/3/21朝日)では、岩手県田野畑村に寄贈されていた吉村昭・津村節子さんの寄贈文庫が流失してしまったらしいことが記事になっていました。津村節子さんの落胆、お察しいたします。

しかし吉村昭さんのこの仕事は、たとえ本という実体が失われてしまったとしても歴史に残ることでしょう。

出版業界は昨今いろいろな話題にゆれていました。
しかし、偉大な作家の偉大な仕事、胸に刻みました。



 

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紙の本干し柿

2007/01/04 16:05

干し柿衝動買い

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

干し柿ができるまでを紹介した写真絵本。表紙の写真からも少しわかりますが、たくさんの柿がびっしり並んでいる様子などは圧倒的な美しさ。柿が乾いて小さくなるにつれ、だんだん光を通すようになるのがまたきれいなのだそうです。見てみたい。写真だけでなく解説文も自然と文化への愛に満ちていて、すてきな写真絵本です。お子さんだけでなく、年配の方もなつかしくご覧になれると思います。

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高熱隧道 改版

2005/10/23 22:44

「黒四」以前に

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

黒部第四発電所ダムの工事については小説や映画でも既におなじみ、ここ数年はNHK「プロジェクトX」でもとりあげられふたたび光があてられています。この作品でとりあげているのは「黒四」以前、黒部第三発電所の工事です。ダイナマイトの自然発火に脅えながら高熱の岩盤を掘削し、宿舎は一夜にして雪崩れで吹き飛ばされる。しかも人権などという概念も一般的でなかった戦前の話です。黒部の厳しい自然との闘いは熾烈を極めました。現在は雄大な自然を楽しむ登山客や観光客が訪れるこの地で、「黒四」以前にもこのような難工事をが行われていたことを少しでも多くの方に知っていただきたくなりました。

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紙の本どうぶつさわさわさわり隊

2007/05/06 18:00

オトナだってさわさわしたい

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ウサギがだっこできたりキリンにエサをやったりという「ふれあい」ができる動物園があります。自分も興味津々、やってみたいと思いつつ、そういうのって、子ども向けの企画? いいオトナがウサギだっこで喜んでいたら恥ずかしい? しかしこの本の著者には、そんな躊躇はありません。仔ライオンと写真が撮れるといった限定チケットを入手するため一番乗りはあたりまえ。ゾウの鼻にぶらさがったり、リスにたかられたりで大ハシャギ。北海道では犬ぞりにもチャレンジ。動物園では「見てるだけ」でなく、チャンスがあればエサをやったりさわったり乗ったり、楽しさを満喫しなきゃと改めて思うのでありました。「町田リス園」など東京近郊にもエキサイティングな動物スポットがあるのも発見でした。こんど行ってみようっと。ただしカジられてもいい服装でね。

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ガイドブックではわからない沖縄

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

沖縄米軍基地問題をテーマに活動するお笑い芸人集団FECの小波津正光さんの本。「沖縄好きだし泡盛好きだけど基地問題はちょっと」という人におすすめ。「米軍基地内のPXに買い物客の行列ができる」「バーガーショップはアメリカンサイズの特大」「米軍雇用員は労働時間きっちりで給料も高いので人気の仕事」…基地問題を、沖縄という土地のきびしい現実とみるのか、それでも沖縄のカルチャーというべきなのか。マスコミの断片的な情報しか得ていないヨソものには安易に判断はできないなあと考えさせられる内容が、笑いながら読めてしまいます。名調子に読後は沖縄弁がうつるかもしれません。「ぬーやるばーがー」の具が何なのかも気になります。近々沖縄に行く方はぜひ確かめてください。

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がんばれ、にがおえ師っ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学生時代には美術部に所属していましたので、まわりに「絵が好きな人」はいろいろいましたが、路上で似顔絵を描いてる人ってどんな人?と、思わずこの本を手に取りました。お客さんや通りすがりの人とのコミュニケーション、垣間見るさまざまな人生、あらためて見つめなおす自分のこと。そういえば自分も校庭で写生をしていると、お世辞だの揶揄だのいろいろ声をかけられるのがちょっと楽しくて、外に出るのが好きでした。アトリエでじっくり作品を…というのとは違うアクティブな「絵描きさん」のスタイルがここにはあります。

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紙の本ダットさん

2008/02/11 17:10

リアルかわいいクルマたち

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「リアルだけどかわいくない」「カワイイけどデフォルメしすぎ」のどちらかになりがちな乗りもの絵本の世界。こもりまことさんの絵本は、おそらくカーマニアのお父さんもうなるであろう描きこみレベル(熱烈なクルマ愛によると思われます)。しかも、あたたかみとかわいらしさが満ち溢れています。この「ダットさん」は登場するクルマが渋すぎる…だけで、物語はおっとりしたファンタジー(このおっとり具合もすばらしい)。それにしても自動車の裏って、こうなっていたんだ…と、感心しきりです。

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科学と楽しさ、おいしさが一体となった名著。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ココアが健康によいと話題になる数年前にこの本を読み「チョコレートは体によい」というのは私だけの秘密でした。チョコレートの成分の詳細、日本のチョコレート作りのあゆみ。あのつやつやでなめらかな固形チョコを作るまでにはたいへんな技術が必要だったのです。溶かして固めるだけの手作りチョコを作るときにもきちんとした温度管理が必要であると知り、手作りをする気が萎えたのも確かです。著者は明治製菓の人なので、明治チョコレートのなつかしいパッケージも紹介されています。

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東京ステーションホテルにささげる1冊。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1985年の東京ステーションホテルで行われた蓮実・江藤両氏の対談です。「普通の会話」というサブタイトルが示しているように、内容は気楽な雑談に近いもの。行き交う電車、通勤の人々などを窓から眺める様子、ホテル内の写真などがさしはさまれて、なかなかオシャレ。フランスのホテルの話から始まり、映画、文学に話題は移ります。これを以前読んで、いちどはこのホテルで優雅なひとときをすごしてみたいという夢を抱いていたのですが、この春2006年4月から約5年間営業を休止、改装工事に入るそうです。あらためて読み返してみると、まだJRが発足前であり「国際電話が不便」などという話もすでにレトロな雰囲気を漂わせています。亡き江藤氏の面影とともに、旧東京ステーションホテルは昭和の思い出となっていくのですね。

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紙の本職人力

2006/02/05 19:03

工業製品には心が無いなんてウソです

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「職人」というと伝統工芸などを思い浮かべてしまうのですが、紹介されているのはさまざまな工業製品とその製作に携わる人々です。パイプの継ぎ手、鋳物の木型、10万分の1ミリを測定できる測定器など。(日本語にはなぜこういう人々にふさわしい呼称がないのでしょう?)印象的だったのは、金属製品打つ刻印を作っているという会社。言われてみれば、腕時計の裏の文字など、刻印というのは身の回りにたくさんあります。こうした「金属のハンコ」は重要な役目を果たすもので、その製作には特殊な技術が必要です。文字を彫る専用の機械もあるのですが、社名のロゴなど美しさを要求されるものには人の手を加えるのだそうです。新しく便利な機械が登場しても、さらにひと味を効かせるのは「よいものを作ろう」という人の心と磨かれた技術なのですね。そしてそういう仕事に携わる方たちは、もちろんご苦労もおありでしょうが、とても誇り高く、楽しそうです。私の仕事も「マニュアルどおりにやれば、ひととおりのものができる」種類のものです。しかし少しでもお客さまが便利にと考えれば経験やセンスが必要です。また明日からがんばらなくては。

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紙の本駅伝がマラソンをダメにした

2005/12/30 18:55

観戦後でも楽しめます

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高橋さんや野口さんをはじめ数々の有力選手が活躍する女子マラソン。対して、昨今男子マラソンになかなかスターが現れないのはなぜか…。その疑問に対する答えのひとつが駅伝レースの隆盛であるという説です。それでもおそらく駅伝ファンはひるまないでしょう。選手や監督コーチの箱根にかける情熱、年々華やかになって行く宣伝の裏事情を知ればますます興味津々です。私自身はあまり興味がなく、お父さんが見ている正月番組という認識しかなかったのですが、今回はちょっと見る目が違ってきそうです。

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紙の本くものすおやぶんとりものちょう

2006/05/09 21:46

おやぶん、てえへんだ!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

キャッチフレーズが「本格時代劇」って、どんなかと思ったら、お話のテンポが時代劇のナレーションみたいで実に楽しくカッコいいのです。芥川隆行さんになったつもりで(古い)読んであげてください。おやぶんほか昆虫の絵がほどよくリアルで「ちょっとキモチ悪い」と受け取る方もいるかもしれませんが、この作者はきっと昆虫が本当に好きなんですね。ところどころに観察眼が光っています。じっくり見ているとだんだんカワイくなってくるから不思議です。

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紙の本れんげ野原のまんなかで

2005/10/23 23:15

図書館のなぞとき

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

図書館でおこるちょっとした謎解きということで、殺人事件のない話が好きな方が安心して読めるミステリー。図書館を舞台にしているところが果敢で、こういう本はいかにも図書館に詳しい読者が手にしそうなのに、図書館の描写がスキだらけなところが惜しい。が、語り手が新米職員の文子なのですから、それもアリかもしれません。それに、最新設備で注目の図書館もあれば、小さくても賑わっている図書館もあるし、時間が数十年止まったような図書館もあるのもまた現実です(たぶん)。
館内でかくれんぼをする少年たちとか、本のラベルを並べて暗号を作るなどのアイデアは面白いし、先輩職員の能勢(ひそかに司書プライド高い)や、地主の秋葉おじさん(確かにこういうオジさんはいる)、老教授(情けないけど憎めない)などなど個々のキャラクターは魅力的。このあと成長した文子を主人公にした続編があってもいいかな、と思わせるものがありました。その時には、もう少し図書館の描きかたにリアリティが加わっていると期待します。
(ちなみにラベルの文字には「ぬ」も「ん」も存在します。bk1トップページの「著者インデックス」を見てみてください)

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やじ馬脱出?!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「あの判定は、おかしいんじゃないの?」と、まったくボクシング通でない人の間でも話題になったりするわけですが…この本によると、まず、ビールを飲みながらとかゴハンを食べながらTVを見ていてはいけません。片方の選手だけを注視せず両者の間にしっかり視点を据え、TV解説者や観客の歓声にも惑わされないように。ボクシングの判定ってどんなもの?というところを、きびしく、わかりやすくコンパクトに解説しています。単なる「やじ馬」から一歩抜け出してみたい方に。

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