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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

きのしたさんのレビュー一覧

投稿者:きのした

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本精解サブカルチャー講義

2001/11/01 21:14

サブカルチャーへの愛情表現

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 筆者が大学で行った講義の、草稿を集めたもの。目次を見てみたら分かると思うけど、この本にはサブカル関連の固有名詞がやたらと出てくる。内容も、要するに著者が好きな作品やアーティストを固有名詞の連発と少し難しい理屈で話しているだけという感じがしなくもない。おそらく、これらの固有名詞たちに全く反応できないひとは、この本を読めない。目次からピックアップしてみる。ジョン・レノン。ニール・ヤング。ダイエット。拒食症。AV。やまだないと。ブランキー・ジェット・シティ。例えばぼくは、洋楽に詳しくない。だから、はじめのほうの音楽の話はほとんど理解できなかった。しかし残りの部分は、すべての固有名詞について知っていたわけではないとしても、分かるものから類推することで議論を理解できた。筆者のやっていることはとても単純なことだ。自分がとても好きなもの、すごいと思ったものに対して、「それを好きなのはなぜか」「なぜすごいのか」と問うことだ。その議論は、やや軽率なところがあるとしても、対象に対する「とっても好きだ、とにかく好きだっ」ということがひしひしと伝わってくる。その対象に対する感覚を共有することができるなら、筆者の議論の助けを借りて、その対象をより豊かに味わうことができるようになるはずだ。例えばぼくは、ブランキー・ジェット・シティは前から好きだったけれど、筆者のブランキー論を呼んでからは、その詩、歌が前よりももっと、心に響いてくるようになった。というわけで、筆者が出す固有名詞に反応できるかどうかが、この本を読むかどうかの分かれ目だと思う。とはいえ、この本をガイドにして、紹介されている音楽やマンガを聴いたり読んだりする、という使い方もできるかもしれない。

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ちょっとずつ読んで、じっくり考えるための一冊。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 大塚英志のこと、少しバカにしていました。まあ「サブカル」の人だし、そんなにたいしたことはないんだろう、と。しかしこれを読んで評価が全くかわりましたね。この本は筆者が論壇誌に書いた文章を集めたものなんだけど、一つ一つがいちいち腑に落ちる。筆者の立場は明快で、筆者にいわば肉体化されている「戦後民主主義」を、もう一度じっくり考え直そうとするもの。戦後民主主義にどっぷりつかってきた筆者とは違って、ぼくはいわば「戦後民主主義」が既に終わった時代に生まれ、その瓦礫の上に立っているという感じがする。だから、筆者とぼくの立場は違っている。僕には「戦後民主主義」があまり肉体化されていないし、どちらかというと胡散臭く感じる。しかしそれでも、筆者の主張はいちいちよくわかるのだ。
 筆者は難しいことばや概念をほとんど使わないし、美文ではない、平凡な文章で語る。しかしその足取りはしっかりと地に足がついていて、どっしりとした感じを与える。それに彼はやはりサブカルの人なので、若者文化(こんなふうにくくるのもばからしいけど)に対する理解も的確だ。とにかく、全く誠実なんだと思う。その誠実さを私たちは受け止めなければならないし、それに対して応答しなければならない。筆者も問題にするように、今論壇誌では若い書き手がほとんどいないという。東浩紀もそういってたかな。筆者がここでしているように、私たちも、自分たちの感覚を検証し、語りはじめなければならない。それはもちろん、感覚だけを信じるのではなく、感覚と言葉の間のフィードバック回路を作るような作業になるだろう。
 この文章における「私たち」は、「私たち若い人びと」という意味で書かれているけれど、この本は、そうでない人びとにも読んで欲しい。とくに、「リアルとヴァーチャルがごっちゃになっている」とか言ってサブカルを批判したつもりになっているような団塊世代の人たちは、この本を読んで、もっとちゃんと考えて欲しいと思う。

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このひとのいってることはまったくそのとおり!

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 さまざまな領域を横断して、「上達の技法」を追及する、という内容の本。めちゃくちゃ面白いです。こういうふうな議論って今までなかったんじゃないかな。個人的な話をさせてください。ぼくは今大学院生なんだけど、卒論はぜんぜんだめだったんだよね。本当にくだらないものを書いてしまった。そして、なぜ失敗したのかを考えて、半年後にもう一度論文を書いてみた。そしてこの論文は自分でも納得のいくものができ、また先生からも高い評価を受けた。論文を書きながら、いろいろなこと考えたんだけど、この本にはまさに、ぼくの考えたことが言葉になっている! だから、この本の主張が本当であることは、ぼくが保証します。ただし、二点だけ疑問を。ひとつ。僕は、すでに上達してしまっていたので、この本を理解することができた。しかし、いまだ上達していない人は、この本を理解できるのだろうかという懸念がある。ふたつ。このように「上達の技法」を対象化してしまうことによって、「夢中になる」という体験がしにくくなるのではないか。とはいえ、ぼくにはとっても面白かったので、☆5個あげることにします。

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紙の本哲学の謎

2001/08/05 15:39

いまどきめずらしい「哲学的な」本

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 哲学は、純粋に知的なものなのだと思う。「答え」がないと落ち着かないから、とにかく答えを出す、というのは哲学的な態度ではない。哲学書と呼ばれるものは、確かに哲学の問題が論じられているのだが、しばしばそれだけではない。著者の人生だとか、人々の幸福のためにだとか、悪い場合はウラミだとか、そういうものが混じっている。
 この本は、哲学的な問いを、混じり物がなるべくないように、そのまま取り出したものだと言える。それらの問いは問いのまま、中途半端に放置される。それでいいのだと思う。もちろん、いろんな哲学者が、これらの問いにそれぞれの仕方で答えている。この本を読んで興味を持った人は、それらの本でどういう答えが出されているかを確かめることができる。だからこの本は、「哲学」入門として、非常に役に立つだろう。しかし、必ずしもそうしなくてもいい。たんに知的なゲームとして楽しんで読めばいいし、問いに共感できたのなら、自分なりの仕方でそれを考えてみればいい。

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大学生は全員買え!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 これはいい! 面白い、そして役に立つ。「上手な論文」を書くというよりは、「下手な論文を書かない」ための、本当にマニュアル本。僕は半年前に卒論を書き、つい最近も論文を一本書き上げましたが、この本があれば!と切に思う。「だめな例」がたくさん挙げてあるんだけど、それが自分に当てはまること当てはまること。僕はこんなに恥ずかしいものを書いてたのかって思ってしまう。しかもこの本って、役に立つだけでなく面白いのよ。そこかしこに散りばめられた筆者のギャグはかなりセンスよし。さらに。研究のスタイルとかって、教えようとしてもなかなか教えられないようなものだと思うんだけど、そこかしこに有益な「格言」めいたものがさりげなくあって、これがかなりハマっている! 「自信のあるところは弱気に、自信のないところは強気に書け」「酒をのんで酔っ払っているときに論文を見直すといい」とか、もうホントそのとおりだと思うね。というわけで、大学生は必読。他の論文の書き方の本は、とりあえずいらないんじゃないかな。この本を信じれば、道はひらける(はず)!

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自意識過剰な本好きのために

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 著者の「自伝的大河小説」第二巻。一巻はこちら

 本をたくさん読むことが、ある特権意識に結びつくことがある。「こんなにたくさんの本が好きな俺は、他のやつらとは違う、特別な存在なんだ」といったものだ。この本の主人公も、同じように考えている。彼が好きなのは、80年代のサブカルチャー。彼は教室では浮いた存在だが、彼はクラスメートたちを「くだらないバカ話ばっかりしやがって、この俗物どもめ」とか思っているのだ! 
 ぼくもそんなふうに思ってたことがある。だから、この本は、とっても気恥ずかしいのだ。自分は特別なんだから、自分は何か特別なことができるはずだ。でも本当に? 「おまえは自分が特別なんだと思っているけど、何のことはない、何もできないじゃないか」 そういわれてみると、それはわかっていたはずのことなのに、でもやはりショックを受けてしまう。
 もちろん主人公も、今のままではだめだとか、自分たちは井の中の蛙だとか悟り、新しいことをいろいろとやろうとする。しかし、「やろうとする」気持ちだけが空回りして、なかなかうまくいかず、とてももどかしい。
 シリーズ第二巻だが、彼のダメッぷりはさらに加速している。救いようはあるのか? 第三巻(たぶん完結編)に期待している。

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紙の本不良のための読書術

2001/08/03 00:42

「積ん読」に悩む人へ

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 「趣味は読書」で、実際にけっこう本を買っているのだけど、本を読むのはけっこうつらい。本はたくさん出ている。読みたい本、読まなきゃいけない本はたくさんある。買った本は、はじめから順に、最後まで読まなければいけない気がする。これが結構気が重い。「あと300ページもあるのか」と思ってしまう。買ったまま、読んでいない本(いわゆる積ん読)も多い。
 筆者もまえは、同じことを感じていたらしい。そこで筆者は、大事そうなところだけ20ページくらい読んで、おもしろくなかったらやめる。それでどんどん本を読む、という方法をすすめる。著者はこれ(「ゴダール式読書術」)をはじめてから、読書が以前よりも断然楽しくなったそうだ。うらやましい。ぼくも試してみようかな、という気になった。他にも、筆者の実体験にもとづく思い切った方法がいろいろ紹介されている。

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「刑法の前田」による入門講義

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 司法受験生には有名な、「刑法の前田」による刑法入門書。講演をまとめたものなので、話し言葉で読みやすくはあるんだけど、法律系の専門用語がやはり多発するので、まったくの初学者にはつらいかもしれない。

 著者の立場は明快で、刑法は基本的には国民の「常識」みたいなものに支えられているとし、その国民の声をプロである法律家が汲み上げることを重視する。だから、その反映である判例を第一義的に考えるべきで、学説や法理論は、二次的な重要性しかもたない。そして国民の常識は時代により変化するし、それに従って判決もかわるので、理論は形式的な一貫性を追及するのではなく、柔軟に対応すべきだとする。そのような立場から、各学説を整理・紹介し、自分の説を主張している。

 味気ない試験対策用の本とはちがって、「なぜこのように考えるか」をわかりやすく説明してくれている。刑法の基礎を学んだ人(法学部の二、三回生くらい)が、刑法のイメージをつかむために読むといいと思う。

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身近な人との関係を見直させる本

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 難しいことを知っていても、身近なことにはうとい。そういうのはかっこわるいと思う。会社では偉そうにしているけど家では嫌われている「オヤジ」と同じ。「世界」がわかるためには、身近な人間関係における「当たり前」を反省的に捉えなおすことが、絶対に必要なのだと思う。
 筆者は精神科医だが、よくある議論のように、悩める若者に対して「こうしなさい」なんてことは言わない。ただ分類して、分析する。最終的な結論や提言があるわけではなく、「それで、結局どうなのよ」と聞きたくなるかもしれないが、その必要はない。読んでみて、ところどころで「ああ、わかるわかる」とか「そうだったのか」とか思うところがあり、その時々で、自分と、自分のまわりのひとたちのことを考えてみればいい。
 「結局どうすればいいか」なんて答えはでてこないけれども、それでも本を読む前と読んだ後では、本の少しだけ、自分と周囲の関係が、変わってみえるかもしれない。そうならば、この本を読む価値があったといえるのだ。

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紙の本行政法入門 第2版補訂

2001/07/25 03:24

よみやすい入門書

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 法律関係の本を読むのってしんどいよね。法律系の専門用語がたくさんでてきて、もちろん基本書レベルだといちいち定義が紹介されるのだけど、イメージがわかなくて、あとから「この言葉はどういう意味だったかな…」と思ってページをさかのぼる、ということがよくある。この本は、その点とってもいいです。もちろんそういった用語は出てくるのだけど、その定義を紹介するだけでなく、たとえを使ってみたり、具体例を挙げたりして、すんなりと頭に入るようになっている。「私たちはふだん○○していますが、法律でも同じように××なのです」といった具合。話し言葉ということもあって、法律系の本にしてはめずらしく、すいすいと読めます。公務員試験などのために行政法を勉強しなければならないけど、法律はどうも苦手で、というような人におすすめ。ひととおりの論点を押えてあるので、この本だけでかなり対応できます。

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使いようによっては使えるかも

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 この本は、自己啓発本批判からはじまっている。ああいうのはくだらない、でもこの本は違うんだッ、というわけ。でもこの本の文体って、自己啓発本っぽいんだよね。わざとかしら?それはおいといて、この本は、人間を、というか性格を、王様、軍人、学者、職人の4つのタイプに分類し、四角の4隅に配置する。そして、それぞれは右隣のタイプがうらやましいとか、対角線上にあるタイプのことは理解できないとかやったり、王様タイプと軍人タイプがうまく付き合うにはどうするか、とかやったりするわけ。
 とりあえずこういうのを批判するのは簡単なんだよね。人間、こんなに簡単に分けられるはずがない。血液型占いとどうちがうんだとか、4つの分けた根拠は何か、4つのタイプの内容にはどんな理由があるのか、とかね。こういう批判はある程度あたっていると思う。それぞれのタイプの根源欲求に忠実になれ、と著者はいうけれど、そもそも4つのタイプへの分類は相対的なものだから、たまたまひとつのタイプに近いからって、それが根源的、などとは言えないでしょう。それでも、少し修正すれば、この本はとても役に立つ、可能性はある。その効能とは、じぶんをとりまく人間関係をもう少し、複雑にとらえることができるということ。
 たいていの人は、自分の世界観を周囲に投影するもの。そして、相手はじぶんとはちがう世界観を持っていて、それゆえ同じことに対してでもじぶんと相手では違うふうに感じるはずだ、ということをしばしば忘れるんだよね。それがコミュニケーションの行き違いや対立を生むきっかけとなったりする。しかし、この本のように、じぶんはこのタイプ(にちかい)、相手はこのタイプ(にちかい)と考えてみる。じぶんはこう思うけど、相手はちがうタイプだからこう思うのかもしれないな、と考えてみる。これだけで、ずいぶんとちがってくるんじゃない?

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