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先月(2017年6月)

ミックンさんのレビュー一覧

投稿者:ミックン

2 件中 1 件~ 2 件を表示

21世紀のキーワード──原理原則から説き起こした新たなる歴史観

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 環境問題、食糧問題、人口問題、エネルギー問題……  21世紀に立ちふさがる難問を我々はどのように解決していくのだろうか。この本を読むと、今起こっている様々な事象を、非常に狭く、短期的な視野で我々が見ていることがよくわかる。
 惑星物理学者である筆者は、物事を宇宙の成り立ちから論じ、非常に広い視野で、そして長い視野で、普遍的な原理をわかりやすく解説している。1万年前に人類が農耕牧畜を始めてから、「人間圏」というものが成立し、それが地球システムの中でどんどん拡大していった。今、立ちふさがっている様々な難問は、この人間圏の拡大によってもたらされたものであり、20世紀はその拡大が続いた最後の世紀であった。21世紀はそれが縮小方向に向かわざるを得ない「負のフィードバック」が始まり、その中で我々人類はどのように対処していくかという問いかけは、惑星物理学を超えて、新たな歴史観であり、新たな哲学であるとも言える。果たして我々人類は21世紀に立ちふさがる諸問題をこれまでのように乗り越えることができるのだろうか。
 新しいミレニアムを迎え、人類の歴史、思想に新たな概念を提起し、しかもそれをわかりやすく興味深く説いた、秀逸の書として強くお勧めする。

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姫の戦国 上

2000/07/13 23:02

今川の繁栄の陰に、女戦国大名「悠姫」あり

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 今川家といえばどのような印象を持たれるであろうか。おそらく、群雄割拠の時代にありながら、貴族化して驕り高ぶり、最後は織田信長に奇襲を受けて無惨にも滅亡への道をたどった、駄目な戦国大名という印象が強いであろう。しかし桶狭間で大敗するまでは、西の大内氏と並んで、自他共に認める大大名であり、「東海一の弓取り」という異名もとっていた。しかし、その異名をとるまでの道のりは決して平坦なものではなく、数多くの苦難を乗り越えた末に、今川家自らが勝ち取ったものだった。
 「姫の戦国」は今川氏親の妻であり、氏輝、義元の母である、悠姫(氏親の死後は寿桂尼)の物語である。大納言中御門家の姫として生まれ育ち、今川家に嫁いで、夫の死後は唯一の女戦国大名として今川家を支えた悠姫の生き様は、読者を魅了することと思う。また、戦国時代といえば、どうしても織田、豊臣、徳川を中心に、毛利、武田、上杉といったあたりが脚光を浴びるが、今川家があれだけの隆盛を極めるまでにはどのような過程をたどってきたのかがよくわかり、非常に興味深く読むことができた。

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