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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

チョーキングさんのレビュー一覧

投稿者:チョーキング

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本ブラック・ジャック 17巻セット

2000/07/24 13:41

心優しき天才外科医

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「ブラックジャック」は、文句なしに面白いです。よくもこれだけ多彩な物語を、これだけ限られたページの中で展開させられるものだ、と心から手塚さんに感服してしまいます。
 ブラックジャックは治療代として患者から大金をとるうえ、無免許医師です。そのために多くの人が彼を「冷酷無比な悪徳医師」であるといいます。しかし、本当はブラックジャックは非常に心優しい人間なのです。
 その優しさの源流は、どうやら彼の子供時代のとてもつらい体験にあるようです。自分の命を失いかけたこと、その命をある医師に救ってもらったことなどの体験によって、誰よりも命を大切にする心優しきブラックジャックが誕生したのだと思います。
 私が「ブラックジャック」の中で最も好きな話の一つは、「古和医院」です。外科医として活躍する中でブラックジャックが出会った医師の多くは名誉や地位のことばかり考えて患者の命を大事にしない人でした。だからこそブラックジャックは古和先生に惚れ込んだのではないでしょうか。
 人間だけでなく、動物や植物の命も大切にするブラックジャックの生き方には非常に感動しました。面白いだけでなく、大切なことを教えてくれるすばらしい物語です。

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どんな科目にも活用できる、効果抜群の記憶法

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 本書で紹介されている記憶術は、私が知っている限りでは最高のものです。私自身、これを勉強に活用していますが、その効果にはいつも驚かされています。
 この記憶術には優れた特徴があります。第一に、応用範囲が非常に広い、ということです。勉強に活用する際には、国語や社会といった記憶向きの科目だけでなく、数学や化学といった理系の科目にも効果があります。また、法律や経済といった専門分野にも存分に活用できます。このことは、著者が記憶術を駆使して短期間で司法試験に合格したことからも確かだと言えます。勉強以外でも、仕事でスケジュールや人の名前を覚えたり、日常生活でものの置き場所や重要な用事を覚えたりといった場面に使うことができます。
 第二に、記憶しづらい事項全てに活用できるという点です。記憶する際に、記憶しやすい事柄があります。例えば、数字をうまく語呂合わせで覚えられる場合です。しかし、ほとんどの事項はそうではありません。そのような場合こそ、本書の記憶術の出番です。「変換記憶法」を用いることで、難しい法律用語なども覚えることが可能です。
 第三に、体系的な知識を、その体系のままで記憶することができます。例えば本は「部」や「章」などに分かれ、体系的に作られています。ですからその体系のまま覚えることができれば、その内容をしっかり理解・記憶することができます。本書の記憶術では、「鈴なり記憶法」を用いることでこのことを可能にします。
 このように非常に優れた記憶術ですが、これを活用する際には本書にある「一週間速成道場」にしたがってしっかり練習することをおすすめします。記憶術にはコツがあるので、それを体得するのが上達への近道だと思います。また、鈴なり記憶法は応用的な方法なので、さらにマスターするには時間がかかります。しかし、一度マスターすれば、これらの記憶術は非常な効果を発揮してくれるでしょう。

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時をコントロールして「今」をつかむ

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 時間に追われ、あくせくしストレスをため込みながら生きる人生と、のんびり平穏に、いろいろなことに感動しながら生きる人生。どちらの人生を望むかと問われたら、迷わず私は後者を選ぶ。おそらく多くの人が後者を選ぶだろう。
 しかし現代社会における生活はどちらかといえば前者に近い。それどころか「これからのビジネスはスピードが重要だ」「ドッグイヤーに乗り遅れるな」というような、ますますスピードを上げようという声も聞かれる。
 果たしてこのような生活は我々が望んでいるものだろうか。ストレスを抱えながら猛スピードで駆け抜ける人生は生きがいのある人生だろうか。そうではないだろう。
 そこで、ストレスや不安の少ない(いや、本書を実践すればこれらを消し去ることもできる!)人生を送るためにタイムシフティングが必要となる。タイムシフティングとは、「自転車のギアをシフトするように、状況に応じて時間を切り替えてみること」だ。
 タイムシフティングを実践するためには、つらい修行はいらない。人里離れた山奥で隠遁生活を送る必要もない。この現代社会の中で仕事などをこなしながらも実践できる方法だ。
 その方法は本書にたくさん述べられている。その例を挙げると、仕事をする際に「仕事を一つ終えたら、次の仕事に取りかかる前にひと呼吸置くようにする。」「一度に一つのことしかしないようにして、それに完全に意識を集中する」。これらは非常にありふれた方法のように思える。だが、これらを実践している人はどれだけいるだろうか? 試してみればタイムシフティングの素晴らしさがわかるはずだ。
 仕事以外にも、生活全般におけるタイムシフティングの方法や、人間関係、子供と接する際の方法、老いについてなど、幅広いテーマが取り上げられている。そこで紹介されている方法も実践的で効果的だ。
 タイムシフティングをすることで「今」を拡げることができる。そして「今」という時間にはストレスは存在しない。ストレスや不安から解放された生活を送ることができるようになるのだ。こんな素晴らしいことはないと思う。
 最後の章では「未来」がテーマだ。ここではまさにあるべき人類の未来のヴィジョンが示されている。最近は少年犯罪や教育の問題など、社会の根底が問われている。そこで必要なのは心の平穏を得る方法、つまりタイムシフティングではないだろうか。
 

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「情」をもって人を掴む

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 竹村さんにはたくさんの友人がいる。その交際の広さには驚かされる。本書は、その竹村さんが人間関係の極意について書かれた本だ。
 まず興味深いのは、いろんな著名人の人間関係についてのエピソードがいくつか紹介されていることだ。田中角栄やソニーの盛田昭夫、宮沢喜一、サッチャーなど、顔の広い竹村さんならではの話が面白い。特に宮沢喜一氏とクリントン大統領の話は、人間関係がいかに国際社会においても重要かを教えてくれる。
 それではそれほど大事な人間関係をどのように築くか。それは、「情」を持って人に接することが重要だと書かれている。情に篤いといえば日本人だ、と思いがちだが、本書を読むとそうではないのではないかと思ってしまう。情に篤いはずの日本人がどんどん会社の従業員を解雇している。お礼の言葉にしても美辞麗句ばかりで心がこもっていない。また、もののやりとりにしても高価なものにこだわる。
 本書のいうように、日本人は本当の「情」というものを見直した方がいいのではないか。竹村さんのように真心を持って、いわば裸のつきあいで人と接することが非常に重要なんだと感じた。
 

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紙の本自分を鍛える! 新装版

2000/08/05 23:17

具体的方法で自分を鍛える

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 本書は実に実践的だ。勉強や時間の使い方、人との接し方や運動に関して様々なアドバイスがなされている。
 一番重点が置かれているのが勉強法だ。勉強するための習慣を付ける方法、本を読む際の工夫などが詳しく述べられている。このなかでも私が感銘を受けたアドバイスは「勉強はなるべく午前中にすること」だ。この忠告に従った結果、効率よく勉強できるようになった。また、やるべきことを明日に延ばさないというのも、非常に鋭いアドバイスだと思う。
 また、勉強に関してはほかにも睡眠の取り方、気分転換のはかり方など多彩なヒントが紹介されていて役に立つ。
 他人とのつきあい方についても具体的なアドバイスがなされている。相手の言動に怒りそうになったときの心構えなどが挙げられている。自分自身のことはなるべく話題にしないこと、という指摘には反省させられた。
 このように具体的なアドバイスが詰まっている一冊で、本当に役に立つ。本書の著者は19世紀のアメリカの牧師だ。彼は不幸な生い立ち・境遇の中で生き抜いてきたという。その中で自ら得た素晴らしい方法を後世に残してくれた著者に感謝している。

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スーパー「速学術」

2000/08/01 21:13

「速学」をするための具体的方法

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 本書の著者は弁護士・公認会計士・通訳の資格を持つ、「資格三冠王」です。著者は大学在学中に公認会計士二次試験を、大学卒業後仕事を持ちながら公認会計士三次試験や通訳試験や英検一級などを、仕事と家庭を持ちながら司法試験に合格されました。
 どうやったらそんなすごいことができるのか、その答えが「速学」です。少ない時間で最大限の効果を上げる「速学」の方法が本書では惜しみなく紹介されています。
 例えば、過去問を重視せよ、というアドバイスがあります。著者は司法試験を受験していた際に、過去問を徹底的にやることで出題傾向を掴み、自信がついたそうです。
 また、「一冊精読と複数併読」の長所をうまく生かす方法が紹介されています。私自身このことに悩んでいたので、非常に有益でした。
 何よりも私にとってありがたかったのは、「書き込み法」です。この方法を使うと、恐ろしいほど勉強の効率が上がります。
 この本に紹介されているノウハウはどれも役に立つ強力なものばかりです。これだけの内容で495円はちょっと安すぎるのではないかと思ってしまいます。

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紙の本楽天のススメ

2000/07/31 20:16

楽天原田哲学

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 私は原田さんのファンです。いつも原田さんのエッセイを読んでは笑わせていただいています。この「楽天のススメ」もエッセイなのですが、原田さんの他のエッセイよりも原田さんの人生哲学が多く含まれている感じです。
 例えば「暗くて悪いか?」。確かに今の日本では「暗い行為」は避けられる傾向にあります。そんな傾向に対し原田さんは、文化や芸術はいわゆる暗い行為から生み出されてきたものだ、と指摘しています。言われてみれば当たり前のことのようですが、私はこれを読んではじめてそのことに気付きました。そろそろ暗い方面に目を向けるべきだという主張には納得しました。
 また、「ご飯に敬意を」での主張はまさに私が日頃苦々しく思っていたことを代弁してくれています。「平気で飯を残すバカ者は地獄に堕ちるべきである」。その通りだ!
 「面白いかつまらないか」「初心とは何か」も、非常に参考になる話です。そして一番印象に残ったのは「頑張らなくていい」です。どのように生きるべきか、その重要なヒントをもらうことができました。
 いつものエッセイのように気軽に読むことができますが、内容はいつもにもまして深い。そして読み終われば元気が出ます。これは心からお薦めできる一冊です。
 

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古代中国の人間ドラマ

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 司馬遷が命を懸けて書き上げた歴史書、史記が、横山光輝さんの手によって鮮やかに描かれています。史記は単なる記録ではなく、登場人物に血を通わせて書かれているそうです。そこに漫画ならではの利点が加わり、横山さんのこの「史記」はまさに雄大な古代中国の歴史のなかに私たちを誘ってくれます。
 「史記」に登場する物語の中には、有名な故事となっているものが数多く含まれています。たとえば「管鮑の交わり」「臥薪嘗胆」「死人に鞭打つ」「背水の陣」などといったものです。これらがどのような話であったか、詳しく知ることができました。
 有名な項羽と劉邦の物語も納められています。文武両道だが残酷なところがあり、人を信用せぬ項羽と、酒と女が大好きで働くのが嫌いだが、人を引きつける魅力があり他人の意見を採り入れる劉邦。この対照的な二人が覇権を目指して争いあるさまが、「鴻門の会」などを通して展開されています。
 また、秦の始皇帝の生い立ちやどのような政治を行ったかというところも非常に興味深いものでした。
 紀元前の頃からこのようなドラマが繰り広げられていたことに驚かされながら、そのドラマにどんどん引き込まれていきました。面白く、勉強にもなるクオリティの高い作品です。
 それにしても、「史記」に登場する才能もあり、努力も惜しまなかった人々の中でも安らかな死を迎えることができた人物はごくわずかです。このように非常に厳しかった時代を精一杯生き抜く人々の姿には感服させられました。

 

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リアルすぎる金融業の世界

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 自分の働いていた会社が倒産してしまい、主人公の灰原は「帝国金融」に入社します。そこから始まった灰原の壮絶な「金融道」がリアルに描かれています。
 灰原の周辺では金がらみの騒動がいくつも起こります。市議会議員、悪徳金融業者、地上げ屋、校長先生など、いろんな登場人物と関わり合っていく過程の中で、灰原は着実に金融のプロとしての実力を付けていきます。
 個性豊かな登場人物の中でも私が最も気に入っているのが肉欲棒太郎(すごい名前…)です。半ば灰原にだまされる形で自分の会社を失った彼は、それにもめげずまた一花咲かせるチャンスを狙います。そんなつらい状況にも関わらず平然と生きるところがすごいです。
 この物語の最後となる事件では、新興宗教等が加担する詐欺集団に灰原たちがすっかりだまされて、大金を取られてしまいます。しかしそこであきらめるほど帝国金融は甘くない。裁判官まで利用して、その結末は…。
 これほどまでに金融業の実体をリアルに描いた本はなかなかないのではないでしょうか。面白い、の一言です。

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金融のしくみ

2000/07/18 21:57

なんといってもわかりやすい。「1項目3分でわかる」は本当です

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 本書はお世辞抜きにわかりやすいです。実際に金融に関する知識ゼロの私が読んだところ、全く意味の分からなかった金融の専門用語の基本的な意味を掴むことができました。
 本書を読んでいると、「なるほど!」と感心してしまうことがたびたびあります。例えば円高・円安について説明してあるところで、通貨についても市場の原理、つまり欲しい人が多ければ価値が上がっているということが当てはまると書いてあります。このことを知ったおかげで、円高・円安のしくみが以前より理解できるようになりました。輸出超過の場合、輸入する側は日本の通貨が必要になる、つまり円を欲しい人が多くなるわけです。また、海外から日本に来る旅行者が増えると、買い物などに円が必要になる。つまり円を欲しい人がこの場合も多くなります。結果として両方の場合とも円高になります。
 このことは経済に詳しい人にとってはなんてことはないのでしょうが、本書は金融に関する予備知識がない人にもわかるように書かれたものです。その点で本書は十分にその役割を果たしていると思います。
 本書は一冊を通してわかりやすく書かれています。デリバティブについても、「ピザの配達の親戚か」とくらいにしか思わなかった私にもわかりやすく説明してくれます。

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豊富なデータで住みたい街を探す

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 どこかに部屋を借りて住みたい。でもどんな街が自分にあっているのかわからない。そんな人にお薦めの本です。 
 本書には首都圏(特に東京)の街がたくさん紹介してあります。その街が「みんなに自慢できるあこがれの街」や「便利スポットのおとなりの街」という風にいくつかのカテゴリーに分けられています。例えば商店街が充実しているところに住みたいと思えば、「商店街が、超ジュージツの街」というところに載っている、高円寺や祖師ヶ谷大蔵などについて知ることができます。
 一つの街ごとに詳しいデータが載っています。家賃相場は「6畳一間風呂なし」「1R」「1DK」「2DK」に分かれているので参考になります。そして私が気に入ったのが「お得度」という情報。これは自然、買い物、飲食店、公共施設、物価についてそれぞれ5段階評価がついているのです。これを見ればどの街が自分にあっているのかが一目でわかります。
 そしてその街を文章で紹介してあり、駅周辺の地図もついています。
 特に東京で部屋を探そうという人にはとても役に立つと思います。

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「勝ち組」となるための熱いアドバイス

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 まず「はじめに」で、「ジャパンバッシング」と「ジャパンパッシング」という言葉が紹介される。そして1章では著者自身による激しいジャパンバッシングが行われている。「出来レース経済」、つまり権力と企業の癒着による、閉鎖型の保護経済が優勢だった日本が経済大国と呼ばれていた。笑止千万だ、と著者はいう。手厳しい。
 それでは、強い者が勝ち弱い者がふるい落とされるビジネスの中で生き残るにはどうしたらよいのか。著者は言う、「役に立つ者が最後に勝つ」と。
 そして、21世紀の勝ち組になる者、負け組になる者はどのようなものかが具体的に挙げられている。
 また、著者は独立することを勧めていて、そのための20のヒントも挙げている。
 本書を読むと「よし、やってやろう!」という気になる。

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弁護士の中身が見える

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 あまりその実体のわからない弁護士という職業。本書を読めば弁護士とはどのようなものか、イメージがつかめると思う。
 例えば、「ある法律事務所の一週間」というところでは、弁護士がどのような業務をしているか具体的に書かれている。その業務は非常に多彩だ。著者によれば、特許関係や外国との取引に関する契約書の作成などの専門的な業務以外は、ほとんどの弁護士が手がけているそうだ。私は、弁護士は一人一人が専門分野に特化していると思ったので、これは意外だった。
 また、「弁護活動のケーススタディ」という章がおもしろい。かなり生々しい事件がいくつか取り上げられている。これを読む限り、テレビドラマの弁護士は少し現実とは違うようだ。
 最近では弁護士の不祥事をよく耳にする。しかしその一方で、本書に登場するように社会正義の実現を目指して活動する弁護士もいるということも認識すべきだと思った。

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紙の本人生案内 夜明けを待ちながら

2000/07/18 21:35

五木さんと話し合える本

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 本書では自殺、健康、自己責任など、バラエティに富んだ事柄についての五木さんの考え方が書かれています。といっても、ふつうの人生案内とはちょっと違います。何が違うのかというと、前書きで五木さんが述べているように、どのテーマもすっきりと一刀両断、見事に解決しているわけではありません。
 例えば「自殺」をテーマにした章では、五木さんははっきりと自殺はいけない、とはおっしゃっていません。しかし、自殺が良いことだとも思わないとおっしゃっています。
 自殺は絶対にしてはいけない、といわれた方がわかりやすくてすっきりするようにも思えます。しかし、そう簡単に割り切れないからこそ人間は自殺について考え、悩むのだと思います。そして、単に自殺はいけないといわれるより、五木さんがおっしゃるように人生は投げ出してしまうほどひどくはないよ、といわれる方が少なくとも私には受け入れやすいものでした。
 人生案内には明快な答えを期待する人が多いと思います。その点でははっきり言って本書はあまりその期待には沿わないでしょう。しかし、私にとっては本書は非常に大切な一冊になりました。日常で、誰かと自殺についてや生きる意味などといったテーマについて話し合うことはほとんどないのではないでしょうか。話したくてもなかなか話せる相手もいないものだと思います。ところが五木さんは本書でそういったテーマについて真剣に考え、話し合ってくださっています。答え云々よりも、五木さんと本書を通じて真剣に話し合えるということが、まず私にとっては非常にうれしいことでした。

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