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レビューアーランキング
先月(2017年1月)

motoiさんのレビュー一覧

投稿者:motoi

10 件中 1 件~ 10 件を表示

東北 大口玲子歌集

2003/05/16 10:04

第1回前川佐美雄賞作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「海量(ハイリャン)」に続く大口玲子の第二歌集。

この一冊を読み終えたとき、
「短歌」という形式で一つの物語を読んだような気持ちになった。
あまり多くの歌集を読んだ経験が少ない私だが、
「歌集とはこういう面白さがあるのか」と知った。


この「東北」には、著者大口玲子の様々な視点が詰まっている。
この視点が大いに楽しめた。

新婚生活において愛しくても他人である旦那を見る大口玲子の視点、
病院生活での観察者としての大口玲子の視点、
そして、家族と自分についてみつめる大口玲子の視点。


「東北」に収められたココロの痛み、幸せの温かさは、
東京を離れて、東北で第二の人生を歩み始めた著者だから
生み出せたものに違いない。


私が「東北」を読んだのは少し前だが、
前川佐美雄賞を受賞したと聞き、納得した。
買って損しない歌集だ。

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紙の本サヨナライツカ

2001/04/16 11:03

人生の捨てた部分

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 人からどう見られてもどう思われても構わない、と思ってしまうような身を焦がすような愛とのに遭遇に、神に感謝するような気持ちになる自分、一方で、家庭を築き子供を育て会社で出世していくという、いわゆる普通の幸せを求める自分がいる。

 人は人生を一回しか生きられない。テレビを見ながらビデオを撮って後で見るというようにはいかないのだ。一回しかないから、何を選択すべきか、自分は何がほしいのか悩む。

 私たちは出遭った大切なものを捨てながら生きているのだと思う。選ばなかった人生、捨ててしまった人生は、他人には見えないけれど、選ばれなかった人生も含めて、その人の人生なのだと私は思う。捨ててきた人生を思い涙することがあるが、私たちは今を生きなければならない。

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紙の本紙婚式

2001/03/01 15:01

見えているものは何ですか

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 私たちは夫の、恋人の、家族の何を知っているだろうか。自分の視点で見ているものが、事実だとは思っていないだろうか。日々の生活の中で勝手に思い込んでいる日常生活が、何かをきっかけに思わぬ形になっていく。しかし、それが事実なのだ。いや唯一の事実などというものは存在しないのかもしれない。
 人の心をここまで書いたか! とこわい気持ちにさえなった一冊。山本文緒のファンになりました。

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紙の本サヨナライツカ

2002/07/09 09:01

あのとき愛した人を忘れられますか

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ねっとり暑い空気に包まれたタイ・バンコクの街で、二人は惹かれ合っていく。

婚約なんかしていても、「運命の人」に出遭ってしまったら、
そんな約束子供の約束と同じに等しい。

それでも、最後は、普通の大人らしい選択をしてしまったおろかさ。
心から愛した人を、つまらない「常識」で捨ててしまってよいのか。
それによって得た成功は、本当の成功と呼べるのか。
こういう選択は、人生必ず一度はある。
そのとき、あなたは何にプライオリティをおき、何を選びますか?

辻仁成の恋愛小説。

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上海ベイビー

2001/04/23 13:55

モラルじゃ解決できないことばかり

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 上海という、中国だけど中国じゃない、都会だけど都会じゃないあの異次元空間のような街が舞台。

自分にとって何が大切なの?
自分は何を求めているの?
何でこんなことしているんだろう??

 生きていく中で、人々の気持ちや、頭じゃわかっているけど、どうしようも抑えられない何かが入り乱れる。そんな中でもがく主人公の気持ちが痛いほどわかる。

 中国政府から発禁処分を受けたという作品というのがオビに書いてあるけど、そんなのはこの作品の売り文句じゃないと思う。
 モラルじゃ解決できないことでいっぱいのこの社会で、生きていくことに疲れた方は、読んでみては?

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ア・ルース・ボーイ

2001/06/04 13:43

自由の中で手にするもの

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 人はどこかに繋がって生きている。その繋がりが切れたとき、自由と孤独を人は手にする。

 自由の中で生きていくときに頼りになるのは自分自身。でも、自分の弱さは自分が一番よく知っている。だから、不安なのだ。

 県で一番の高校を退学した「ぼく」も、手にした自由の中で、もがき続ける。

 リアルに描かれた肉体労働を通して、「ぼく」が自分の中に何かを見つけていく姿が非常によく伝わってきた。

 人生なんてつまんない、自分探しは何か特別なことをすることだ、などと考えている人にお勧め。

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紙の本体は全部知っている

2000/11/17 13:56

日常のココロ

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 吉本ばななとは一味違った。
 吉本ばななというと、一風変わった人物を主人公とすることが多いが、今回の短編はどれも非常に日常的なところを題材としているから。日常的だけど、その捉え方はいつもの吉本ばななの視点によるもの。日常のココロを小気味よく描いている。
 個人的には年寄りや小学生に好かれてしまう女の子の話が好き。「ジジイも子供ももういいです」と神様に言う一言。そうそう、人生はそのようにままならないものなんですよね。



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中年クライシス

2000/07/09 11:26

おじさん、がんばるな!

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近頃、中年の自殺が異常に多い。家族のため、会社のために働きつづけるおじさんたちが、毎日通う通勤電車に身を投げ、死んでいく。働きざかりと言われるこの時期、ちょっと立ち止まってみては?おじさん、そんなにがんばらないで。

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紙の本板前修業

2001/05/31 13:45

河岸を闊歩

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 まるで本当に何日間かの板前修業コースに参加したみたい。料理の基礎をびっちり教え込まれ、たまに築地にも連れて行ってもらう。料理は基本的なところまでしかやらないけど、雰囲気は十分味わえる楽しい「板前修業コース」。

 築地を案内してもらって本を閉じると、朝の市場が目に浮かんでくる。
  朝の築地の場内はぼやぼやしてたら、人に飛ばされ、
  フォークリフトにひかれちまう。
  「どけ、どけーぃ」「ほら、ぼやぼやしんじゃねえよぉ」
  などという声におどおどしながら魚を見る。
 でも、大丈夫、今日は親方と一緒だから。

 料理好きだけど、板前になる道を選ばなかった方、これから板前になろうとしている方には、おすすめです。

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海量 大口玲子歌集

2000/11/17 14:20

日本語教師の歌人

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 著者は1969年生まれらしい。歌人としては非常に若い。
 若い歌人といえば俵万智を思い出すが、俵万智より大きくて深い何かを感じる。いい子ちゃんぶっていない真っ直ぐな著者の心が歌集の向こうに見えたような気がする。
 日本語教師でもある歌人というのも面白い。日本語教師というちょっと変わった視点で世界をのぞいた歌は、私自身の世界をも変えた。
 歌集のタイトルは『海量』。海のごとく大きく深い力量のある歌人だと思った。

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