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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

絢子さんのレビュー一覧

投稿者:絢子

20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本別人「群ようこ」のできるまで

2002/07/27 04:32

落ち込んだときに読む本。

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自分がとことん嫌になったときなんかに読むと、なかなか元気になれる本である。実際にとことん落ち込んでいるときは、そんな本を読むことにまで気はまわらなかったりするのであるが。でも、読み返すたびに思う「次に人生のスランプが来たらこの本を読んで自分を励まそう」。
群ようこという人気作家が出来るまでの、すったもんだの半生が軽快に書かれている。転職すること6回、化粧にもファッションにも気を使わなかった学生時代の話など読むと、「ははーん、群ようこってば私なんかと大して変わらないぐうたらさながらも作家になっちゃったのね」などと妙に自分に対する焦りが消えてしまう。「辞めたほうがいいんじゃないか」と思いつつ仕事を続けているときの心情描写など、まさに「よくぞ書いてくれました」と手をたたきたくなるほど20代女性の揺れやすい気持ちを代弁してくれているように思う。そしてまたまた、「愚痴こぼしつつ会社に通っちゃうところなんて、私たちと変わらないのよね」と安心感を覚えてしまうのだ。そう、本を読んでいる間中は決定的なことを忘れている。群ようこには才能があって、それは私にはなかなか手の届かないところにあると言うこと。でもまあいいじゃないか、読み終えるまでにはまた自分にほんの少し自信を持てたりしているのだから。

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リメイク雑貨も手の加え方次第でここまで可愛くなる!という見本ともいうべき1冊。

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大掃除シーズンは家中から1年分の(もしくはそれ以上!?)いらないものが出てくるはず。ばんばん捨てられるものばかりならいいけれど、しっかりした箱や可愛い布切れって捨てるのに勇気のいるもの。それならば、リメイクしてしまえ!
購入したのはつい最近ながら、私が手作り雑貨の本の中でも1番この本をめくる回数が多い理由は、リメイク後の雑貨が信じられないくらいキュートに仕上がっていること。いかにも廃品利用しました、といった感じの雑貨なら家にあっても落ち着かない。お客さんをお呼びした時は、目のつかないところに移動させてしまいたい、ような雑貨ならまず作りたくない。けれど、本書の雑貨は手作りっぽさが残りつつもお洒落で全く新しいものに生まれ変わっている。これは本当にすごい。アイディア自体は特別新鮮というべきものではない、なのに目新しく移るのは雑貨アーティストのかたの力量でしょう。因みに、雑貨アーティスト3人の座談会も載っていて、魔法のように可愛い雑貨を作り出す人の暮らしはこうなっているのか、となかなか興味深い。
早速「ハギレの鍋しき」と「ダンボールのフォトフレーム」を作ってみたら、見た人みんなに誉めてもらえるし我ながら納得の出来ばえ。次は、何をつくろうかな。

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シンプル・ハーブ料理

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料理にちょっとしたアクセントがほしいな、という時に以前からハーブはよく使っていて、自宅でもバジルやコリアンダーを細々と栽培。単にハーブの香りが好きで、食卓に欠かすことの出来ないものとなっていたのだが、最近テレビでダイエット中の某タレントがハーブ料理を中心にしている、というのを見て「ハーブって実は栄養価も高いのね」と遅ればせながら気づいたわけです。
そうと分かれば、今まで食したことのないハーブにもトライしたい、というわけで見つけたのが「シェフのシンプル・ハーブ料理」。繊細な写真とは裏腹に、レシピはタイトルどおり本当にシンプル。時間のない時にもぱぱっと作れそう。野菜にもお肉にもお魚にもあうというハーブを使ったソースもいくつか紹介されていて、冷蔵庫にストックしておけば、夕飯のメニューが決まらない、なんてときにも活躍してくれそう。
お洒落なレシピ本は、やけに分厚くて結局活用できるレシピがほんの少しだったり、材料をそろえるのが難しいレシピが大半を占めていたり、ということが多々あるけれど、レシピ数は多くてしかも身近にある材料でできるレシピばかりのこの本は思いきりツカエマス。

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紙の本名前がいっぱい

2002/07/19 06:34

昔のあだ名は「足の裏」…

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最近、清水義範にはまっている。特にパスティーシュでなければならない。彼のパスティーシュではない小説を一冊読んでひどくがっかりしたからだ。
やはりこの人は、パスティーシュでこそ輝く人なんだと思う。一体頭の中がどうなっているのか覗いてみたい。
この「名前がいっぱい」も、いつものごとく笑わせてもらいました。名前をテーマにこれだけ(見ようによってはばかばかしくも)切れのある文章を書ける清水義範は天才だと思う。
ご本人の昔のあだ名が「足の裏」だったり「お二階のセンセイ」だったりしたことも暴露されていて、なぜだか得した気分になってしまう一冊なのです。

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定番のイギリス観光では飽き足らなくなったときにお勧めの本。

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イギリスを紹介している本が欲しいな、と在英8ヶ月を迎えた私は思った。
「地球の歩き方」一冊を携えてきたけれど、観光地だけでなくさらに奥深く知りたいと思ったのだ。悩みに悩んで注文したのが本書「イギリス7つのファンタジーをめぐる旅」。紹介文に私の大好きなお話「ふしぎの国のアリス」があったのが決め手となったが、写真で分るシンプルな装丁も気に入った。届いてみると、このシンプルな一冊にはとても可愛い帯(本の80%は隠してしまう大幅の)が巻かれていて本を読む前からすっかり満足してしまった。
児童文学を紹介し、そのゆかりの地を訪ねていく。「ピーターラビットのおはなし」、「ふしぎの国のアリス」、「クマのプーさん」、「ピーター・パン」、「クリスマス・キャロル」、「たのしい川べ」、「グリーン・ノウの子どもたち」。児童文学を好きな人たちの間では常識なのかもしれないが、イギリス文学について知識のない私は「ピーター・パン」と「クリスマス・キャロル」がイギリス人によって書かれたことを知って驚いた。イギリス児童文学が世界に与えた影響は想像するよりもずっと大きそうだ。
それぞれのゆかりの地にはアクセスの仕方や、ホームページアドレスなど載っていてとても使いやすい。この本を購入する前に「プーさんの棒投げ橋」を訪れたのだが、この本を読むと棒投げ橋のある森に作家ミルンと画家シェパードのメモリアルプレートもあると言うではないか。知っていたら迷わずに足を伸ばしたと言うのに。
一番興味深く読んだのが夫々の作家の短めの伝記。名作が生まれる裏側にあった作家の顔、満ち足りた人生を送った人もいれば失意のうちに亡くなった人もいる。
写真もふんだんに使用されていて、本の大きさも手ごろ。日本で一度読んで、そして旅のお供にもすれば完璧だと思う。ただのイギリス観光では飽き足らなくなったあなたへ。

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紙の本女文士

2002/07/14 01:59

女文士

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眞杉静枝の一生を秘書の目から描いた真実の伝記。でも、眞杉静枝って誰? 「武者小路実篤の愛人」という裏表紙の説明に、ああそうかと思う。聞いたことそういえばあったっけ…。
「女流作家」とか「女流歌人」とかプロフェッショナルな女性の一生を読むのがとても好きだ。この本も気合を入れて読み始めた。そして骨太な文章と静枝の報われない愛の行方に胸を打たれた。彼女をわがままだと言うのは簡単だ。けれど、こうも必死に愛を求めつづけた彼女にはいつも不幸の影が漂っていて、私は静枝をただの奔放な女だとは思えなくなる。男に見捨てられても、それでも男を必要と割り切り生きていく静枝。しかし周りはそれこそ多くの被害をこうむって、葬式で交わされる会話も個人の死を悼むそれとはかけ離れている。遺書にまでけちがつけられる。
もっと生まれる時代が後であったら、静枝は幸せになれていたのだろうか。現代においても静枝のような女性は認められないのだろうか。

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紙の本みんなの秘密

2002/07/01 05:47

「みんなの秘密」

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実は世の中こういう事ばかりに溢れているんじゃなかろうか、と思わせてくる連作小説集。一話目の脇役が二話目で主役、二話目の脇役が三話目で主役、と連なること十二話。
不倫あり、同性愛あり、近親相姦願望あり。近所のお家事情に首を突っ込んでしまったように現実味を持ってどの話も迫ってくるのは、林真理子の人間心理を鋭く書き込む筆の確かさにあると思う。
世の中本当にこういう事ばかり、だったらかなり怖い。

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フランス人とイギリス人と

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この本が大ブームになったのはもう10年近くも前のことになる。当時ヨーロッパに何の興味もなかった私は「フランスでの暮らしなんぞ知って何になる」と気にもとめていなかったのだが、フランスが目と鼻の先に見えるイギリスに住み始めたこともあり今後南仏とご縁があるかも知れぬ、とぱらぱらと読み始めてみた。
作者を誉める前に訳者を誉めるのもなんだが、この本があれだけ日本で受け入れられたのは翻訳の素晴らしさに負う所も大きかったのではないかと思う。私が今まで手にしてきた訳書は、どれもこれも日本語のぎこちなさが見えてしまい、よって読むのは日本の作家ばかりに偏ってきたのだが、この本の自然な美しさには訳書を読んでいることなどすっかり忘れさせられた。
内容のほうはというと、私は「一冊で二度美味しい良書」とでも評したい。イギリス人の作者によってかかれたフランス滞在記ではあるが、フランス人について学べる以上にイギリス人についてよく分る点が非常に面白い。イギリス人独特のユーモア、ウィットがそこかしこに溢れている。「プロヴァンスでこうなるところ、ロンドンではああなる」といった説明がほぼ毎月あらわれ、その都度「これぞ私の日々出会うイギリス人よ」とにんまりしてしまうのである。
プロヴァンスの自然についての描写も豊かながら、やはり圧巻は、次々に出てくる読んでいるだけで舌のとろけそうになる食べ物であろう。なんとしてもこの本に登場するプロヴァンス料理を食べてみたくなる。
英国人の相棒に「プロヴァンスに行きたいのだが」とお伺いを立ててみた。
彼は肩をすくめて「プロヴァンスは英国人ばかりだよ。ピーター・メイルのせいで」とつれない。
本の影響力とはこんなにも偉大だ。

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紙の本キネマ旬砲

2002/04/12 04:28

この人にかかればハリウッドスターも…

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 面白くて一日に二度読みした本、っていうのもこれがはじめてだ。毎回絵が挿入されているからあっという間に読めてしまう、というのもあるが。「キネマ旬報」に連載されていた映画スターへの言いたい放題がこの1冊にまとまっています。

 連載当時から「やっぱりこの人のエッセイは笑わせてくれる。早く単行本にまとめてくれい」と思っていたので、まさに私にとって待望の一冊でもあります。ケビン・スペイシーを「逆行性ハゲ」と評し、リチャード・ギアのここ数年の食われ気味っぷりを的確に指摘、クリント・イーストウッドには「ベッド禁止!」と至極当然の(と私は思うぞ)主張を告げる。毒舌大爆発である。日高トモキチのイラストがまた良い。ケビン・スペイシーのイラストに「レツゴー三匹のじゅんに似ている」なるコメントつき。本人に「じゅんでーす」と言わせている辺り、憎い!
 一つ残念なことと言えば、女優が少ない! 著者本人もこのことを本書中認めているのに、それでも男優が続くのです。まあ、男優についてのほうがより愛のこもった言いたい放題になっているから仕方ないか。「グウィネス・パルトロウ−カラダにやさしい薄味」なんてうまいとこついていて、個人的には大大好きなのだが。

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紙の本冬の花火

2002/03/20 11:17

花火のように美しく儚い一生がありました。

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 中城ふみ子。歌人。乳がん。私が彼女について知っていたことはこれだけでした。いくつもの恋愛を通して、激しく時に切ない短歌をうみだした彼女の一生は、今の時代の感覚をもってしても、あまりにも奔放です。
 渡辺淳一というと、まどろっこしい不倫ものばかり、と思っていたのですが、こんなに繊細に一人の女性の生き方を追った作品を書いていたとは。作者自身が医者であったことから、当時のがん治療についての説明がわかりやすくなされているのも興味深い。
 病室に誰が尋ねてきても、化粧を施してからではないと相手に会わなかった、などというエピソードを読むにつけ、ひたすら「女」であることを誇りにした彼女に頭の下がる思いです。

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紙の本不機嫌な果実

2002/07/27 04:52

「そうくるか!」の結末が良い。

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はあ。今思い返すと何だったのか、あの日本あげての不倫ブーム。その発端を担ったのが、「失楽園」であり「不機嫌な果実」だった。当時10代だった私は、それだけ話題になるなら読んでおきたい、と思いつつも、読んでいるところを他人に見られたらかなり恥ずかしいんじゃないか、などと本気で考える純情さでもって、あの不倫ブームを乗り切った(と言うほど大げさなものではないが、まあ当時の心情としては)。
両方とも映画化されたりドラマ化されたり。私は「失楽園」の映画のほうはビデオで見たのだが、疲れきった中年の自分勝手な恋愛はいくら綺麗に描いてもなんの感動も起こさないように思った。なんと男性本位の恋愛よ、とも思った。「不機嫌な果実」はコメディタッチだと言うことを聞いて、ならばやはり読んでおこう、と手にとった。もう恥ずかしがってるような年でもないし。
夫とのセックスに満足できないからと、安全圏の昔の男と関係を再開してしまうだなんて、私には到底理解できなかったけれども、「付き合う男のレベルは下げられないわ」と言う心意気には共感できるところがあった。途中から若い音楽評論家が絡んできて、話は一気に面白くなる。私としては、どんでん返しのそれまたどんでん返しのラストという感じで意外な結末に思わず笑ってしまったのだが。変化を求める前に、今出来る努力を見つけよう、などと珍しく教訓めいたものまで感じてしまった。
ヒロインが何度か呟く「私って本当はついていない人間なんじゃないだろうか」という台詞も、読んでいるときには「何と甘ったれたことを」と眉をひそめたりしたのだが、つい最近これと全く同じ台詞を呟いている自分に気付いて思わず苦笑いしてしまった。「不倫小説」という枠を越えて女性が共鳴しやすい本だと思う。「不倫肯定派・否定派」なんてことをおいといて。

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紙の本上役のいない月曜日

2002/07/14 01:36

サラリーマンに休息を

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裏表紙に「サラリーマン必読のミステリー」とあるが、なるほどサラリーマンの日常とそしてそこから起こるかもしれない事件とがテンポよく書かれた短編集だ。
どの事件も、自分の周辺には絶対に起こって欲しくない大事件(もしくは中事件)なんだけど、どれもこれも読んでいるときには「ちょっとした事件」のように思えてしまう。どんなどんでん返しが待っているのか、4こま漫画でも見ているような感覚で読み終えた。赤川次郎の魅力の一つが、このタッチの軽さなんだろうな。

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麗しのマイ

2002/07/01 05:56

憂いを含んだ猫の顔

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著者が関わってきた猫たちについてのフォト・エッセイ。その中でもメインとなっているのは、タイトルにもある「麗しのマイ」とのめくるめく愛の日々。五月にやってきたからMAY、メイじゃ羊みたいだからマイ。表紙の偉そうにカメラをじっと見つめるマイから、のんびりとベランダを歩くマイ、無心で何かをじっと見ているマイのアップなど、日頃断然犬派を主張する私もマイの可愛さには参ってしまう。しかし、猫はやっぱり猫世界で生きていたいのかな、と突然姿をくらます猫のエピソードを読み思う。人間の身勝手さは犬に鎖をつけるけれど、猫はそれを許さない。エッセイを読み終えて再度写真を眺めてゆくと、憂いを含んだマイの表情の多さに気付かされる。

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豪華客船の(見たくなかった)ホントが見える。

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 あの豪華客船「飛鳥」の、しかもロイヤル・スイート・ルームでの世界一周。しかもしかも、作者早坂真紀はあの内田康夫の奥さん。どんなに優雅な夢の世界が待ち受けているのかとページをめくっていけばいくほど、気分が沈む。副題にある「世界一周ありのまま」の意味がわかったわ。
 パジャマ姿で部屋から出てくるおじさんだの、ラウンジのフードをナプキンに包んで部屋に持ち帰ってしまうおばさんだの、笑うに笑えないエピソードばかり。日常から離れたくて豪華客船での旅を決意した作者のため息がここかしこに溢れている。それでも、楽しいことを探し求めて、そして見つけ出す作者のバイタリティはすばらしい。夫婦の他愛無いやり取りには結婚っていいなあ、などと思ってしまった。
 まあこの一冊で、ひとまず日本の豪華客船への夢はもろくも崩れ去ったんだけど。こうなったら英語を磨いて「クイーン・エリザベス二世号」をめざそうか。

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紙の本ヴァージン・スピリッツ

2002/07/18 17:30

ヴァージン・スピリッツ

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処女9人の物語。年齢は19歳から32歳まで。
「9人のヴァージンの揺れる心のドラマ」なんて帯文にあれば、「処女であることを選んだ(若しくは必然的にそうなっている)女性たちの心のうちやいかに!」と期待も高まるというものでしょう。ところが、読んでみてあまりにも普通の恋愛小説だからびっくりした。ふわふわとした読後感は、昔読んだ少女小説を思い起こさせる。
「心のドラマ」と呼べるのはほんの数編、他はどうってことない恋愛エピソードばかりだと思うのだが。でも案外、世間的に処女でいることを告白しがたい年齢に突入した女性にとって(19歳なんてまだまだ処女でも何の不思議もないと思うけど、世の中そんなに進んでいるの?)、処女は日常であって事件ではないのだもの、きっとこういうことなんだろう。

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