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文京太郎さんのレビュー一覧

投稿者:文京太郎

20 件中 1 件~ 15 件を表示

アーシアン 完結版 3

2002/11/30 22:58

「歓び」と「感動」と「感謝」を

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 何よりもこの物語が、無事完結したことに、歓びと、感動と、そして感謝を覚えます。

 雑誌での連載が終了してから7年。多くのファンの間で、完結編は「幻の」作品となっていた。もちろん雑誌には通常の形で掲載され、雑誌を読んだファンは最終回を知っており、それについてのもろもろの感想も語られはした。単行本のための番外編「秘密の花園」の掲載が続けて開始され、私達はそれらがまとめられて単行本として出版されるのを疑っていなかった。
 だがしかし、番外編の掲載は途中で途切れる。私達は「ああ、具合でも悪いのかな」「落としたのか」と思い、心配していなかった。ところが、いくら待っても続きは描かれない。待っても待っても、続きは描かれることはなく、最終巻が刊行されることもなかった。

 この間、著者と出版者の間になにがあったのか。ただ分かるのはファンが最終巻を待ち望んでいた、ということだ。

 近年、著者のサイト「九重.com」で高河ゆんは、≪「特に気になる「ア」について」≫と題し、「しばらく待って欲しい」「企画が進行中」といった内容の発信をしていた。私達はそれを見て「忘れられていない」ということをただただ、頼りにするしかなかった。

 本当に、待望の、待望の、「最終巻」、完結編である。
 今はただ素直にそれを喜び、物語の世界に耽溺したい。そして「アーシアン」はそうできるだけの力のある物語である。物語の内容にも、ちはやと影艶についても、ここでは触れないでおく。日にちが経ち、読み返すうちに、多くの語るべきことがあらわれることは確かだが、今はただ歓びと、感動と、感謝だけである。

 蛇足だが、雑誌掲載当時のまま加筆、修正などが加えられずに出版されたことを本当に喜んでいる。

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紙の本六番目の小夜子

2002/01/20 16:25

高校生活の1年間って確かにこんな感じ

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 誰もが通り過ぎる、あの青春の1ページ。…そんな書き方をすると、少し恥ずかしいような気がする。だがそれは確かにあったのだと、思い出させてくれる。
 伝説の年に転校してきた、伝説の名前を持つ少女。小夜子。彼女を巡るうわさ、思惑、…友情。種を明かしてみれば、何だ、というような出来事もその瞬間には、確かにそれは重大で、不思議で特別な出来事。そんな高校生活の空気を見事に再現している。

 高校生活の一年間というのは、「ハレ」と「ケ」が日常の中に交互にたち現れる。それは日常においても同じだが、限られた空間の中で、決められたことをこなしていく日々というのは、それが何倍にも凝縮されている。この小説でいうなら、最大の「ハレ」の場は秋の文化祭であろう。しかし、そこへたどり着くまでに、丁寧な「ケ」の描写があるからこそ、そのクライマックスが生きるのである。そしてそれら一年間を通してはじめて、「小夜子」の物語は完結するのである。

 …と難しく書いてきましたが、面白さはピカイチ。私は夜寝る前にちょっとだけ、のつもりが、気がついたら読み終わっていました。夜に読むつもりの方は、寝不足を覚悟して読み始めてください!

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海水の中の美しい女人魚

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ダムに沈んだ村が、日照りで再び現れることがある。それはいったいどんな気持ちなのか。そこに住んでいた人にとって、そして水の中に沈んだ建物や多くのものにとって。

多くのものが海の中へ水没した世界…。この本で語られるのは、そんな世界で暮らす人々と、海に適応し海から様々なものを引き上げる(蒐集する)ダイバーと呼ばれる人々、そしてもの言わぬゆえに何よりも雄弁な、海の中から集められたもの達の話である。

独特で美しい建築物、衣装。どこかノスタルジックな、と感じるのは、過去のものを引き上げるという話ゆえか。だがそれはけして黴臭くはなく、むしろ心地よい空気の流れを感じる。風の匂い、水の匂い、そして何よりも生きいきとして美しい人々。特に主人公であるダイバー・ミミの肢体の強さ、しなやかさは何よりも美しい。

前作『クレメンテ商会』に負けずとも劣らない、掲載誌『ネムキ』らしい「奇妙」で美しい話である。

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悪ガキVS優等生

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 宙出版から発売された「幻獣の國物語」の外伝。本編では主人公「夏芽姫」の御付として脇役だった、竜騎士タイトとストリクスの士官学校時代のお話。
 タイト編である「幻獣の翼」は、悪ガキ「裏技小僧」タイトの面目躍如といった感のある作品。ひたすら楽しく、また律義者(?)としての一面も知ることができる。
 対するストリクス編である「森を造る者」は、優等生の心のうちを描いている。親の期待、優秀な竜騎士であった兄と比較する周囲、兄の乗騎であった竜との出会い。何より、彼自身の周囲に応えようという想いが彼を苦しめる。その彼が様々な葛藤を振り切って「真の」竜騎士となるラストには目頭が熱くなる。
 人は誰もが壁にぶつかる。だが諦めなければ、それがどんなに高い壁であっても必ず乗り越えることができる。それは悪ガキでも優等生でも、ましてや現実でも同じである。

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四季折々の…

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 美しい本である。
 いや、美しいのは本ではなく、四季の自然と、うつわを始めとする素晴らしい作品の数々である。桜とうつわ、もみじに掛け軸…。それぞれに単独でも愛でる対象となるものを、著者は絶妙のバランスで組み合わせている。迫力がありながら、調和した美。やはりどこか日本的な、西洋骨董とは異なる美しさである。主張しない美とでも言えばよいだろうか。
 そしてまた、四季折々の自然の美しさにも、目を見張るものがある。これだけのベストショットを得るまでに、どれだけの労力があったのかと考えると、頭が下がる。そして貴重な作品を無防備なまでに自然の中に置くという、暴挙ともいえるこだわり。だが、だからこそ美術館の光の中とは違う、あるがままのよさを見て取ることができる。
 これだけの内容であれば、ハードカバーの美術写真集としてもなんらおかしくない出来栄えであるのに、本書はソフトカバーで発行されたおかげで、手にとりやすい値段設定となっている。ぜひ、購入しないまでも、書店で目にすることがあれば手にとって眺めてもらいたい一冊である。

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紙の本よい子への道 1

2002/08/11 16:22

いひひひひ(本読んで笑ってないでよ、気持ち悪い←母の声)

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新聞で毎週ちょこっとだけ掲載される4コマまんが。
気になる、気になる…。
でも、小学生って(子供って)こうだよね—と笑ってしまう、そんな楽しさを裏切らない本。あのマンガを見て笑える人は、絶対笑える!
「本読んで笑ってないでよ、気持ち悪い」と母は言ったが、あとで私に同じことを言われる羽目になった。
でも一番驚いたのは作者の年齢だったりして。

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自分の身体のこと知ってる?

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オレンジページから季刊で発行されている「からだの本」をまとめたムックサイズの本です。
内容は女性の身体のこと全般。「生理のトラブル」「子宮の病気」はもちろんのこと、不妊や避妊、便秘、冷え性まで、女性のからだが抱えている問題をわかりやすくとりあげています。

自分の体なのに知らないこと、意外とたくさんあるのでは? 知識をもつだけでも、ツライのに対応する心構えができるはず。 病院にいくほどではないけどちょっとツライ…、私って変なのかな、病気なのかな?と悩んでいる女性にぜひ読んで欲しいです。

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早口ことばにあらず

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 「あかまきがみ、あおまきがみ、きまきがみ」 これは早口ことばにあらず。 売り物です。この本に出てくる人物は、みな一風代わった職業(?)の持ち主ばかり。えっ、まさか…? と思いながらも、本当にそんな仕事があるのなら私も頼んでみたい、と考えずにはいられません。

 現在休刊中の雑誌『太陽』連載中から楽しみにしていた単行本です。…しかし「クラフト・エヴィング商会」あやしい、怪しすぎる!

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紙の本秘密 1

2002/02/08 23:26

「秘密」が秘密でなくなる時

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 「秘密」が「秘密」でなくなる時、人はどうすればいいのか。人は秘密を話したい生き物ではある。だがそれは、(無意識にせよ)知られても良いと判断した秘密。けして知られてはならない、と思う本当の意味での「秘密」は、知るすべがない、はずだった。
 清水玲子は本書で、脳の持つ記憶を見ることによって、秘密が秘密ではなくなってしまった未来を描く。作品は脳(記憶)をキーワードとするが故にグロテスクであり、同時に何よりも神聖なものとなる。それは内容だけではなく、清水玲子の画が脳や臓器や血液を描きながら、けして血なまぐさくならずどこか作り物めいた印象を与えるのにも似ている。
 人は「秘密」が漏れることを恐れる。秘密が秘密でなくなってしまってもなお。だがそれでもやはり、人は秘密を話したい生き物であるらしい。脳の記憶による、告白。それはけしてうそをつけないという意味で、どんな告白よりも真実である。

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色男ですねー

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 普段(素顔)はワイルドな感のある新之助ですが、源氏物語では輝くまでの貴公子ぶり! これまたいい男なんですねー。父君、団十郎の写真も。若いです。写真満載で、歌舞伎ファンにはたまらない一冊。

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紙の本基本の中華

2002/01/21 23:55

基本です

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 この「とりあえずシリーズ」、本当に「とりあえず」から始まって、じょじょに応用編(それでも基本だけど)へ進んでいくページ構成になっています。写真も多くて丁寧。中綴じで、開いたら閉じないのも嬉しい。
 仲間内では「とりあえず中華」「とりあえずイタリアン」などと呼ばれていました。
 私的には、作り方を探しまくった「酸辣湯」が載っていて「さすが!」という感じ。

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紙の本ふたたびの旅。

2002/06/21 23:49

バックパッパカパー

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ああ、よくあるバックパッカー漫画か。と思った。最初は。
まあ、それもあながちはずれてはいないのだが、それでも楽しく読める。
楽しく読めるその理由は、何より著者であるグレゴリ青山自身がとても(そう本当にとても)楽しそうであるからだろう。
あちらの町、こちらの町でその町のものを食べ、つたない(らしい)英語や現地の言葉で挨拶を交わす。もちろんみんな国境を越えた旅だ。特に本書では「ふたたびの」と銘打ってあるように、以前に出会った人達にもう一度会う旅である。しかも「感動の再会」とは言いがたいところが、またおかしい。著者は自分自身の再会の興奮を描くと同時に、それを外から見た場合の愚かさをも知っているのだろう。
私自身にバックパッカー願望はないが、それでもその旅の楽しさ、やめられない理由の一端が伝わってくる一冊である。

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しょせん地図だよ、と思うことなかれ。

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 これが楽しい!
 最初は「ふーん、ああ大阪の地図ね」とか余裕があるのだが、知っている場所、いったことのある場所の地図が出てくると「オオいつも渡っている橋が!」とか、「この道をまっすぐ行くと…そうそうトンネルがあるんだよね」といったなんともいえない感じになる。
 もちろん正確な地図ではないが、デフォルメしてある分、臨場感というかお楽しみ感が増す。記憶に訴える地図である(記憶の中の地図はいつでもあいまいで、そして部分的にはっきりしているものである)。
 一人で楽しむのも良いが、誰かと一緒に読めばその地での思い出を話すきっかけとなること間違いなしである。

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それは人間にとっても「ごちそう」になるはずだったもの

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 最近、朝、カラスを多く見かける。彼らは収集前のゴミを狙っているのだ。
 あまり見ない日もある。ゴミの収集がない日には見かけない。賢いことこの上ない。
 人間にとってはゴミであっても、カラスにとってはごちそうの山なのであろう。
 そんな野生の動物たちにとって、「ごちそう砦」というべき場所がある。それは多く採れ過ぎて出荷調整のために廃棄された野菜や果物の捨て場であったり、処理後に焼け残った生ゴミであったりする。
 それらは動物にとって貴重な食料(ごちそう)となっているわけだが、本来ならばそれは人間にとっても「ごちそう」であるはずである。「食べ物を無駄にするな」というのは簡単であるが、そこにはよりよいものを食べたいという欲望が絡んでいる。
 大量の食料が廃棄されているという現状…。その事実を動物の目を通してシンプルに問い掛けてくる本書を子供たちはどのように読むだろうか。

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紙の本昼メシの丸かじり

2002/03/03 17:25

昼メシには何を食べる

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 ご存じ「丸かじり」シリーズ19冊目である。
 本書では磯辺巻きを食べ、厚切りトーストを食べ、つけめんを食べ、機内食を食べ、ひつまぶしを食べ、天重を食べている(もちろん、もっとほかのものも食べている)。
 19冊目ともなれば、同じ食べ物を取り上げていることもあるのだろうが、そんな細かい事にはこだわらない。何故なら私たちは、同じ物を食べてもまったく違ったように受けとめることもあるのだから。
 そして中華だ、イタリアンだと流行り廃りはあっても、ゴハンを食べ飽きることがないように、人はまた、なんとなく東海林さだおを読んでみようと思うのだった(ここ、東海林さん風に読んで下さい)。

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