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先月(2017年8月)

ぶにぶにさんのレビュー一覧

投稿者:ぶにぶに

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生きた言葉とは!

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 いままで、シルヴィア・プラスの日本語訳は、たくさん出版されたけれど、この本の訳語は、とにかくトーンが新しい。言葉が息づいている。訳者が10年かけて練り上げただけあって、一つ一つの作品が、まるで最初から日本語で書いたのかと思うほど自然な、しかも練り上げた日本語になっている。
 とくに冒頭の「嵐が丘」の中半あたり、韻の踏み方の見事さは、思わず原文と照らし合わせたくなるほどの出来! ブラックユーモアたっぷりのライトヴァースについても、この詩人のオモシロ怖い部分を十分に伝えた訳になっている。
 どれがホントの「私」? どれもホントの「私」! 人は多かれ少なかれマスクを被って日常生活を営んでいるのだろうけれど、湖の底を覗けば、深く暗い意識の世界が広がっているだけ。水面に現れる「蒼ざめた手」は、別れを告げているだけ? それとも、水面下に引きずり込もうとしているの?
 読めば読むほど、読者を不思議な深層世界に引きずり込んでゆく一冊。

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