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marilyn_hanson.comさんのレビュー一覧

投稿者:marilyn_hanson.com

1/5妄想説

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 この作品について語るべき個所はたくさんあるけれど、今回は一点だけ。ジジイがイチに吹きこんでいたイジメの話は多くの割合で虚偽の内容を信じこませたものだった。イチはそれを真に受けて妄想で人を殺した。世界のあらゆる科学的理論も全て5分の1程度は発案者の妄想の産物なのではないかと時々思う。たとえばダーウィンの進化論と争った理論で、なんて理論か忘れたが、生物は淘汰による選択性でなく、「動物が、自分のなりたいという意志の影響にしたがって進化を遂げた」とする理論で、これがダーウィンの説が出るまではけっこう信じられてたらしい。すばらしい理論だ。ダーウィンよりそっちをむしろ信じたい。でも現実って悲しいね。そんな話を聞くと、まことしやかに語られる科学的理論も多くの割合で考案した人間の妄想が含まれるんじゃないかなあ、と思う。1/5くらいは。これを1/5妄想説と呼ぼう。すなわち、「あらゆる科学的理論の平均20%くらいは発案者の妄想に拠っている」。ほとんど解明し尽くされたように見える世界で、個々人の意志に拠って動いてる部分ってまだまだ多いと思う。

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pureandviolent

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 「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」は長井謙一郎の「おしゃれ手帳」に似ているかもしれない。ありがちな、既視感を抱かせる文体のコラージュによって、全体を破壊している点が。この作品に関しては、柳下毅一郎の解説がすばらしすぎるのであえて何か書く必要はないかもしれないんですが、これはとことん「ただそこにあるだけ」の小説だ(小説とも呼ばないのかもしれないが)。それは何の示唆も含んでいないが、見たものを呆然とさせる。自分の高校の同級生がアダルトビデオに出ていたのを知ったときの感覚、のような、なんというか、現実ってすげーな。みたいな、決して喜ぶべきことではないのに、なんとなくウレシくなるようなわくわくするような感覚をこの作品は呼び起こす。ひとことで言うと「悪趣味」か? 「消費税5パーセント賛成」で出てくる「びっくり鈍器」なんてまるで小学生高学年レベルの脱力ギャグだが、小学校高学年こそ最も純粋に暴力的な時期であるとも言える。彼はおそらく執筆する際に、意識的に最も暴力的で純粋な自分に戻るのだ。それが柳下の言う「理性によるカットアップ」なのだろう。この作品で唯一ラストに示唆的な意味を含んでいそうな、「血で描かれた野獣の自画像」に登場する何だかよくわからない動物が残した死骸のように、この作品は読後に違和感を残して読者の中にとどまるのである。

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来たるべきもの

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 寄生獣はもちろん、歴史に残る名作で、僕も大好きな作品だ。だけど僕はこの作品が同じくらい大好きだ。こういう日本の郷土の伝説みたいのを扱った漫画が好きだ。とり・みきの巨人伝説を描いたやつとか。ローカル妖怪(神?)VS軍隊という図式はつながるものがあるかも。この作品のキーパーソンは、最近読んで思ったが、幸子である。このキャラはなんか自分の知人に似てて最近改めて読んで重ね合わせてしまったよ。いやほんとにこんな感じの人なんですよ。僕の思い込みかもしれませんが。
 時代の閉塞感がこの作品のテーマである。窓を開かれた者、に植えつけられた恐怖。それはこの時代に生きる「21世紀の精神病患者」がすべからく持つものだ。作者ももちろんこの集合に含まれる。南丸はこれに含まれない。だからあんまり重要じゃない。重要なのは幸子だ(ヒロインのキャラがここまで立っていたのもこの作品への思い入れが強い理由かも? 寄生獣のヒロインはなんか特徴無かったんで)。最終的に「窓の外」へ逝くことを選択した丸神頼之と、南丸に止められることによって「窓の外」へ逝くことを拒否した幸子。どちらがより幸せだったろうか。作者は左○だから幸子を肯定している。いや、肯定はしていないか。頼之のその後については語られていないから。ただ作者なら南丸に同意するだろうという、それが主張だ。それは、何も「特別なこと」は起こらないであろう新世紀も生きぬいて行くという決意と同義だ。ていうか、ぶっちゃけた話、エヴァンゲリオン世代は読むべきですよ…。読んで泣きそうになった。
 全然関係無い話ですが、この漫画読んでて、AUTECHREの“INCUNABULA”ってCD聴いてたらはまったんで、書評書くならこのアルバム聴くべし!と思って力任せに取り出そうとしたら(酔ってたので)CD割れちゃった! あははは…。(泣

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everywherewithhelicopter

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金欠でCD買えなくてインタビューとか読んでも楽しくないので付録CDの印象に残った曲について書きます。
とりあえずガイデッド・バイ・ヴォイシズ! 初めて聴いたのですがすげい良かったです。乾いたエモ、つー感じ。ヘリコプターにのってどこへでも。ってタイトルも曲に合っている気がします。全曲このクオリティーなら金欠をおしてもアルバムほしいです。で、次にsage francisですが、なんかこういう新しいアンダーグラウンドなヒップホップって皆同じように聴こえる…。まあかっこよいのでいいんですが。次へのサロンミュージックへのつなぎもかなり良いのですが、サロンミュージックってもっとオサレ音楽をやってる人たちかと思ったらちがくてかっこよいニューロックという感じでした。最近のフォールに通じるかも…。80年代のポストパンクの人が今やるとこういう音になるのか?って感じです。で、最後ですがチューイー。良いっすね。昔のペンパルズが持ってたものを持ってるっつーか、ウルセイヤツラって解散しちゃったんだね、とか思いました…。このクォリティーを維持してくれ! 他にもいい曲あったけどこんな感じで。早く金欠から脱出したい…。

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私は敗北主義者です

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 昔は自分は大した努力もしないでのうのうと生きて行けると思っていた。しかし、案外、必死でしがみついていなければ振り落とされる側、淘汰される側なんだと気が付いたのはいつだったか。

 住田は父親を殺すことで今まで守り続けてきた普通、を捨てた。そのときの解放感。一旦堕ちきった底から這い上がる、もともとゼロなのだから何でもできる、というモチベーションの向上を見せるが、結局それもかなわず二重に挫折しているのが救われない。「悪いやつを殺す」という住田の目的に対しては感情移入できないが、強迫観念が強まりすぎて何がしたいのが分からなくなってゆく(そして金も尽きていく)、ところに個人的な体験からも共感した。夢でのみその目的を果たしているのが悲しい。

 友人は、刃物で首をかっさばいて死ぬという住田の願いがかなわず、資金が尽きるという事態で夢を放棄し、死に方も怪物に運命を委ねるという形になったのが現実的だと言っていた。きわめて現実的な敗北。人は行為に意味をつけなければやってゆけない。悪事をまったく犯さないで生きるという「特別な」ことや、悪人を殺すための旅をすることも、ネット上で猫の公開処刑をすることも結局は同じで、意味を喪失したとき人は消滅して、現実の敗北を知るのだろう。

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紙の本火の鳥 9 宇宙・生命編

2002/06/06 00:31

読め。この人は天才だ。

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 初めて読んだのはずいぶん前だが、最近読んで、冒頭のナナを取り合うあたりで恋愛をしてた頃の自分を思い出した。そういえば、恋愛というのはこんなにも狂おしいものだったんだなー、と。その辺を通してやっぱこの人の天才ぶりというか、変態っぷりを再確認せざるを得ない。その後の部分に関しては、オチを知っているということで最初読んだときの衝撃を再び得ることはできないが、隊長、奇崎の別離や、もう一つの救命ボートが出現したときの不穏さの描写は今読んでも新鮮だ。あの結末は(ネタバレするので具体的には言えない)、初めて読んだときは愕然とするものであったと思う。そしてそれは非常に象徴的なものだ。あ、生命編の書評書いてないや。スマソ…。

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広い広い広い広いコインロッカーにみんなが僕を捨てた。

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 なんと言っても後半のハシの狂いっぷりが好きだ。登場人物のセリフ、モノローグが延々続き、論理的な破綻、矛盾を起こしながらも、一つの結論に収束していくという形は村上龍のよく使う表現方法だ。
 破綻、矛盾は登場人物の心理にとどまらず、挿話としてのノンフィクション部分の事実に関してや、作者の倫理感にも及び、それらを一定のフォームに当てはめて片付け、納得しようとする読者は煙に巻かれる。
 結局、事実というのは、それに関して情報を得ることに限界があるし、それを解釈し、それを基に判断を行なうのは人間である。つまり、個人の内的宇宙のなかにある真実は、一つだけ、だ。

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musicfreaksneverdie

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 パンク以降の音楽ライターの良心(akaクッキーシーン編集長)伊藤英嗣によるインタビューとディスクガイド。

 とりあえずディスクガイドの方にはお世話になりました。大学入って本格的に音楽媒体収集を始めてからは御茶ノ水、秋葉原、神保町を正にこの本片手に、とは行かないまでも、ジャケ写に見覚えが…くらいで買ったこともあった気がします。全908組。
 伊藤編集長は増補版出そうかなあ。どうしようかなあ。とか言ってますけど、出すべきでしょ。べきかな?べきとも!(SDP)

 インタビューの方はなんかバンド名を挙げるときの楽しさが伝わってくるような…。やっぱマニヤにはそれが一番楽しいのです。
 でも、時代の閉塞感のようなものは皆感じているようです。
 早く次の時代になるといいですね。

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getready

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 この号から今現在(2001年)もっとも信頼すべき音楽雑誌、というか読んでておもしろい音楽雑誌はCD付きで950円という価格設定でリニューアルした。

 その記念すべき号の表紙が編集長伊藤氏の思い入れ最大級のバンド、ニューオーダー。なんと言っても本人がインタビュー序文で「新アルバムは思い入れで、良いと評価してるかも。」と自白してるほどのミーハーぶりである。

 “get ready”好きだ。"republic"も持っているが、一曲目以外はそんなに聴いてない。新作は彼らのアルバムで初めてちゃんと聴いたものになった。80年代の伝説の彼らが新しい音でこの2001年にこんなタイトルで作品を出してることが最高にかっこいい。これもただの思い込み?でも僕は思い込みの激しさは否定しない。あいまいなリアクションよりずっとマシだ。僕はこのアルバムを最初から最後まで何度も聴いているし、大好きだ。

 インタビューもアルバムにはまっていた頃丁度読んで強く共感を覚えた。その次の号のバーナード単独のインタビューも良かった。「本来何の意味も持たないはずの「音」というもので感情を共有できることが興味深い」といった発言(うろ覚えですが…)が印象深かった。

 ニューオーダーのことばかりで雑誌に触れていないのですが、CDはかなりお役立ちです。価格も妥当だと思う。これからも読み応えのある雑誌であってほしい。

 ところでクッキーのレビュワーはギャラをもらってない(人もいる)のだから、bk1に書評書いた方が儲かる…?

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紙の本世界の中心で愛を叫んだけもの

2001/11/26 14:57

iamamessage

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 表題作を読んでラストに辿り着いたとき、映画「セブン」を見終わった時のような感覚を覚えた。同じテーマを語っているという事ではなく、ラストでそれまでの伏線、断片の全てが符合し、テーマが昇華されるという点で似ていると感じた。七つの大罪のうちの最後の一つが、本来正義である主人公の手によって果たされることで、全ての人間が逃れられない業を背負っている事を表現した「セブン」に対し、この作品では、凶悪殺人犯が、自分は世界中の人間を愛していると言い、その存在が最後に記念碑となることが何らかのテーマの具現化となっている。どちらも象徴的な作品。だが、この作品の意味するテーマは未だ理解し得ない。

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motorbike

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 青木優が、ペンパルズの4枚目のアルバムが出たとき、「音楽と人」でこの漫画と絡めて語っていたけど、僕にとってのこの漫画のテーマ曲はスーパーカーの「motorbike」でした(ペンパルズの4枚目はあまり良くないしね…正直)。「とり返そうって飛び乗った、バイク」「もう厭味なくらいの青春がしたい。もう厭味で一杯の少年でいたい」などの歌詞がこの作品の設定とシンクロしてましてねえ。
 古谷実の完結している3作でも、この漫画は自分と置かれてる状況が近かったので、かなり自分を投影して、浸って読んでいました。
 何も特別なことのない大学生が、喫茶店でエロ本を読み、ヤニを吸い、臍の下にカビが生えるくらい何もなかったけど、バイクと出会い燃えるような恋と青春を経験する…こともなく、結局は「立派な大人になれるといいなあ」で終わってしまう。
 後半は「何をやらせてもダメ男」、リーダーのおかげでややダークに進行する。最終的にリーダーは奇特な彼女を得るのだが、それもアブストラクトにはぐらかされたまま、物語は終了。
 また話は変わって音楽ヨタになるのですが、ビースティーボーイズの「hello, nasty」というアルバムは後半のダークな雰囲気が最近(2001年現在)のバンドの不安定さ、社会の不穏さ(米テロとか)を象徴しているような気が、個人的にはするのですが(こじつけですが)、グリーン・ヒルの後半のダークさはシリアスダーク路線の新作「ヒミズ」への伏線となっているような…こじつけの二乗ですね。
 まあ要するに今後も目が離せないということですよ。ビースティーズの3人も、古谷実も。
 あと、この作品、ラストがヤンマガ連載時と違う気がするのですが、連載時の冊子を持っている方いらっしゃいませんかねえ。いらっっしゃったらコピーをお譲りいただけないでしょうか。ご連絡はultramagnetic_3000@hotmail.comまでお願いします。謝礼は僕のミックスMDでどうでしょうか。

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紙の本あらゆる場所に花束が……

2001/11/07 12:47

thestonedworld

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 まず一読して作者が最近評価している黒沢清の映画との類似性を感じる。「殺人リハーサル」を行う男達が死んだ警官の自転車を押すシーンからは“cure”のラスト部を連想した。

 無気力、無感情、無目的、無機質な登場人物達から発せられる暴力的な言葉、行為はモラルや悪の意識をまったく伴わない。そして、彼らは妙なところでこだわりを見せる。これらは形式化して膠着した価値観への批判ととれる。

 今の社会を見れば、「何もないくせに何かあるぶっている」ような人や現象ばかりだ。それらはごみの山を覆う花束のように、根付いてある一定の十分な時間的長さを咲き続けることもなく枯れ、新しいものに取って替えられる。

 なぜみんなもう死んでいて、生きているフリをしているだけなのに、誰もそのことを言わないのか?

 物語は「茂」の逃避願望の象徴である気球が落ちることで終わる。結末の吐き捨てるような一言は、作者のこのような世界への諦めと呪いの言葉だ。

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紙の本猫のゆりかご

2001/11/29 23:41

必然的破滅

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 いくつかのフラグメンツから全編が構成され、世界滅亡にいたるというヴォネガットにはありがちなパターンだが(のような気がするが、)この作品が初めてこの形で書かれたもののようです。
 架空の宗教、ボコノン教の儀式「ボコマル」は山本直樹「ビリーバーズ」で引用された。(豆知識)

 ネタばらしをまずしてしまうんですけど、周りの水分すべてを同じ結晶状態にしてしまう「アイス・ナイン」がばら撒かれることで世界は滅亡します。

 このアイスナインを作ったのが人畜無害な博士で何ら破滅的意図もなしに(学術的興味のみで)作られたものであるのに、その後の博士の子孫やその他の人間の様々な思惑によって上記のような結果になってしまうところに、ヴォネガットの皮肉とストーリー作りのすごさを感じますね。

 「ガラバゴスの箱舟」も(ネタばらしになりますが)人類が退化し海獣のように這いずり回りながら、暮らす、というなんとも言えない結末で終わるのですが、「ガラパゴス〜」の破滅も、この作品の破滅も、まるで非現実的なのに「でも、あるかも」という妙なリアリティを抱かせるところがあって、そういうところは楳図かずおの『漂流教室』に通じるものがあるとも思います。

 結末がさらっと滅亡で終わるのですが、そのほかの断片も特に感情も交えず登場人物の言動の描写だけで進んで行きます。ただ、その言動によりその時々の登場人物の感情が読み取れるだけ。
 結局、世界のどんな事柄も一つとしてドラマになどなりえず、また、すべてがドラマなのだとヴォネガットは言いたいのかもしれない。世界の終わりでさえも。

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しょっぱさ150%!!

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あいかわらずの二人がそこにいて、ほっとした。BGMに何をかけようか迷った末ベータバンドをかけたが、あまり合っていなかった。奥さんが仕事を休んで夕焼けを見る話が白眉だった。あと伊藤潤二みたいなホラーに手を出してる話も新鮮でよかった。これ終わった後はこの人の描くホラーも読んでみたいかも。BGM募集。

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真性ダメ男

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 3巻出てたんだ。月刊ヤンマガの方で連載してた頃から(その後、週刊の方とを行ったり来たりしましたよね。たしか。)目を着けていたのですが、そしたら急に大学の友人が単行本買ってきてビックリ。した。思い出。

 スキンヘッドで常にブリーフ一丁のヒッキー系真性ダメ男と、可愛いけどぺちゃぱい奥さんの夫婦生活を描いた作品。ヒップホップを通過したつげ義春?的な解釈をしていたが、どこがつげかというとやはり男のダメさの描写力のすごさ、だろう。同じヤンマガの「ユキポンのお仕事」も「こんなヤツいるいる。悪い意味で。」的感覚があって好きだけど。

 なんか「ダメ人間」という言葉が流行化した感があるけど、「俺ダメダメだよ〜」とか言ってる自称ダメ人間のみなさん、この作品の彼の10分の1の地点でいいから通過してみたらどうですか。

 「先天性わたせせいぞう拒絶症候群」に贈る夫婦ドラマンガ。

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