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先月(2017年6月)

yaebaさんのレビュー一覧

投稿者:yaeba

1 件中 1 件~ 1 件を表示

医師と意志

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は、医大卒業後、大学病院で研修中の斎藤くん。
1日の平均労働時間16時間、月給3万8千円という過酷な世界!!

研修医の斎藤くんはそこで、大学の勉強では学んでいない、医療現場の矛盾と現実を目の当たりにする。派閥争い、上へのゴマスリ、患者への嘘。患者よりも金・コネ・派閥優先の医者たち…。
真っ正直で不器用な彼は、その黒い現実に悩み、苦しみ、葛藤し、涙する。
そしてついに、患者を助ける為、病院に刃向かうような行動をとってしまう。
その結果、病院内ではじき者扱いされ、NICU(新生児集中治療室)という特殊な研修先に行かされることに…。4巻はそこから始まる。

医者にとって「患者」は、ある意味で「商売相手・お客さん」かもしれない。しかし患者にとって医者は、神に近い「頼るべき相手」なのだ。そして、その間にあるのは商品でなく「命」。それを忘れてしまった医者は、有名な医者になれても信頼される医者にはなれないだろう。医者には、医師の資格と共に、「患者の命を守る」という意志もあわせもっていて欲しい。

主人公の斎藤くんがあまりに青すぎて、イライラする時もあるけれど、この「青さ」こそが医療界の「ドス黒さ」を浮き彫りにしている。
すべての研修を終えた後、彼はどんな医者になるのだろうか?

人の命に関わる病院が舞台なだけにシリアスな内容で、読み終えてからも色々考えさせられる良質なマンガ。出版界の現実を描いた土田世紀の『編集王』と似た熱さを感じる。

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