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とむむんさんのレビュー一覧

投稿者:とむむん

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本不思議の国のアリス

2006/08/15 20:30

豪華すぎる共演!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アリス・・・。既に国語辞典、いや、人名事典に載るんではないかしら?というぐらい普遍的な存在になったキャラクターであり小説でもあります。
アリスといえば、不思議の国。
不思議の国といえば、アリス。
そしてまた同時にアリスといえば、テニエル作画のちょっとつんと澄ましたアリスがあまりに有名です。(某社では菓子とフィギュアまで販売されました)
挿絵ではなく表紙程度のモノでしたら、有名なところで和田誠氏のアリス挿絵もありますし、またイラストレーターや画家の方たちも、一度は描いてみたい世界らしく、とにかく「○○画のアリス!」「○○装丁アリス」といった新本もよく見かけます。
すべて調べていたら、一体何冊あることやら!
・・・・が!!
そういった「リメイク?アリス達」と一緒にしてもらいたくないのが本書です。
何といっても、トーベ・ヤンソンさんはイラストレーターでもなく、画家でもなく「作家」なのです。しかも、キャロルと同じような『一筋縄ではいかない作家』なのですから。
ムーミンシリーズをTVでご存知の方は、原作ムーミンを読んで馴染めない方が多いようです。
これは、原作ムーミンや、その他ヤンソン女史の短編・長編には一見かわいらしい絵と一緒に、読者の心をグサリ…と突くような、そんな「人間に対する冷たい視線・洞察」も隠されているからなんです。
キャロルは終生、社会(大人社会)には完全に溶け込めない人物でした。アリスの物語も、仲の良い少女を相手に語ってあげるという状況があったからこそ生まれた物語です。
ヤンソン女史は、孤島に住んでの制作活動をとおして、社会を離れ、人間に対する冷たい視線と暖かい視線を同時に持つ意味を表現されました。
こんな2人のコラボレーション(!?)な、「不思議の国のアリス」が本書です・・・と書かせていただければ、もうオススメする理由は十分ではないでしょうか?
キャロル自身に、もし話を聞けるなら「こんなのは私のアリスではありません」と言われてしまうかもしれません。また、ヤンソン女史にしても、あくまでも挿絵を描かれたのであって、本文は訳者さんの影響下にあります。
それでも、ヤンソン女史の厳しいフィルターをくぐり抜けたアリス達の挿絵は、今までの「不思議の国」とは全く違う国への穴を開けています。
原作に忠実であろうとするならば、あまりオススメしたい本ではありませんが、普遍化してしまった「アリス」を、別の視点から見つめたい。今までとは違う「不思議の国」に行きたいと思われる方には、その期待を裏切る事はないでしょう!!と、コメントさせていただきます。

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紙の本星の王子さま 愛蔵版

2006/02/08 07:00

読者が考える為の物語では?

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近の「癒しブーム」の中で、肯定的に捉えられる事が当たり前になってしまった名台詞(「大切なものは…」)ですが、私の場合は、例の台詞は「本当に大事な物は、結局誰にも分からない」といった風に(今は)思えます。この言葉は「読者(作者も含まれる)にゆだねられた」ものなのでは?とw
安直な「癒しブーム」。そして本来、読者が自分で感じ取り、自分なりに解釈すればそれでよいという「寓話」にまで解説書が出てしまう出版事情。
人の言葉やニュース、溢れる「情報」を自分に取り込み自分のものとする事をやめ、受け売りの意見・情報を自分のものと心底信じてしまう…。
間違いでもいいから(現在の)自分の中で消化し、解釈してみる事をしない方には、読むべきでない!と言ってしまっても良い本だと思いました。(厳しすぎるかな?^^;

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