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  3. 塩津計さんのレビュー一覧

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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

塩津計さんのレビュー一覧

投稿者:塩津計

1,449 件中 1 件~ 15 件を表示

すべての学生・ビジネスマン必読の書

125人中、110人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本が売れているという。そりゃそうだろう。だって大手商社、銀行、メーカーがこぞって会社単位で膨大な注文を出しているのだから。韓国と取引のあるビジネスマンは、いつも韓国人が持ち出す無理難題に悩まされ、その倣岸無礼な態度に辟易とさせられている。向こうは国家ぐるみで幼少期から反日嫌日教育を受け理論武装して必死の形相で食ってかかってくるが、こっちは韓国なんて会社に入って担当するよう命じられるまで鼻くそ程度にしか考えていない連中が多いものだから、えてして一方的にやり込められてしまうケースが多かった。だからこそ重厚な論理構成と分厚い歴史的事実を取りまとめた「嫌韓流」がビジネスマンの間で「どうもすごい本が出たらしいぞ」と瞬く間の間にその噂が広まって、みんなわれ先に書店に駆けつけ買い漁り読み漁り、読後書店に「駐在員に配るから」と大量の注文を出しているのが現状なのだ。
断っておくが、この本は決して韓国を嫌いになり憎しみを掻き立てる為に画かれたものではない。あくまで冷静に冷徹に日韓の歴史、韓国人の歴史をつむぐように書き連ね、韓国とは何か、日本の朝鮮政策とは何か、在日とは何か、従軍慰安婦問題とは何か、日本の韓国への戦争賠償はどのように処理されたのか、ドイツのように個人補償はしなくていいのか等の重い疑問にひとつひとつ丁寧に分かりやすく解説している本なのだ。
日本の不幸はマスコミと教育界が日本政府を暴力革命により転覆しようと狙うサヨクファッショ勢力に乗っ取られたことだろう。彼らは日本にダメージを与えようと狙う韓国、中国、北朝鮮、ソ連などの外部勢力とも連携し、日本政府やアメリカ政府を悪玉視する偏向した情報操作・偏向教育が長い間続けてきた。しかし日本国家転覆の野望がソビエトの崩壊と共に潰えると、本来なら反省しなければならないサヨクファッショ勢力は、逆に開き直って「靖国問題」「従軍慰安婦問題」「歴史認識問題」を利用し「日本政府にダメージを与えることなら何でもやる」という手段を選ばない自暴自棄なゲリラ戦術に打ってでた。反米ナショナリズムと表裏一体の「アジア主義」路線を掲げ、韓国・中国・北朝鮮に迎合する報道を恥じも外聞もなく展開し始めた。しかし今や世界で最も豊かになった日本にとってしてみるとアメリカとの共通点の方が日中韓鮮の東アジア諸国よりも遥かに多い。
違うもの同士が仲良くなるためには、まず相互の違いを認識するところから始めねばならない。ところが日本の反米ナショナリスト・アジア主義者は、全力を尽くして相互の違いを隠すことこそ友好の道だとして「同文同種・一衣帯水」という迷妄の流布に力を入れ、日中関係の友好を深めるどころか相互の誤解を深め、結果として日中関係の溝を深くしてきたことは記憶に新しいが、全く同じことを韓国との間でも繰り広げて来たのだ。そして「韓流ブーム」なるものを意図的に捏造し、あたかも日韓は兄弟であるかのような幻想を作り上げようとした。しかし我々も経験から十分に学んでいるように、幾ら情報を操作しても実体は変わらないし、ウソは何時かバレルものなのだ。本書には日本のアジア主義の行いとは裏腹に韓国人が日本を侮蔑し、日本及び韓国の歴史を歪曲してまで「韓国は日本よりも上位の存在なのだ」という空しく悪辣な努力を執念深く継続していることがこれでもかこれでもかと書いてある。夫婦関係でもそうだが、人間は相手の欠点も相手の人格の一部として受け入れない限り、長期に渡って関係を維持することなど出来ないものなのだ。
日中韓3国共通歴史教材委員会がまとめた「未来をひらく歴史」という本があるが、この本の日本版は朝鮮戦争を北朝鮮による「解放戦争」であると表現している一方、韓国版では「北朝鮮による侵略」と書いてあるそうだ。日本と韓国の歴史認識はかくも違うのだということを象徴するエピソードではないか。

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売れているにはわけがある

53人中、43人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「マンガ嫌韓流」、売れてますねえ。いまだに大手書店の最も目立つところに平積みですよ。それだけでない。「マンガ嫌韓流の真実!(宝島社)」に続き、なんと、こんなハンドブックまで出ちゃった。こりゃ、よほど日本国民の間に幅広い支持を勝ち得ないとこうはなりません。韓国や中国に対する「好感度」が暴落していることも内閣府の調査ではっきりと示されている。これは、ある意味当たり前なんですな。だって、今の中国政府や韓国政府のやっていることっておかしいもの。キタチョーセンの抜け作デブには妙に甘く、日本に対しては異常とも思える反日的言動/行動の数々。これじゃあ、良識ある日本人が韓国や中国に眉をひそめるのも当たり前。反米に凝り固まった朝日新聞らがばら撒いてきたウソの中国・韓国べったり報道の化けの皮が見るも無残に剥げ落ちているのが昨今の状況なんですよ。んで、本書。これは便利だ!韓国の馬鹿(注意:韓国人全部が馬鹿だといっているのではありません。良識ある韓国人は当然この中には含まれません。あくまで反日のためなら手段を選ばないウリナラマンセーの韓国のアホどものみを指しています)が吐き出す妄言の数々を箇条書きに整理してポイントごとに理路整然とこれをひとつひとつピンポイントで論駁していく便利帳です。お手軽で簡単。辞書代わりにも使えます。ちなみに誤解して欲しくないのは、「嫌韓流」とは決して「韓国全否定」でも「嫌韓国」でもなんでもないということ。あくまでも嫌いなのは、あの今の韓国の現実とはあまりにも乖離した「韓流ブーム」「ヨン様ブーム」の軽薄さなのだって、韓国人そのものに対する侮蔑感情・嫌悪感醸成とは全く関係がないということ。反米が嵩じて、アバタもえくぼで韓国のことなら何でも良い良い、韓国のことを悪く言う奴は許さん、アジア人同士仲良く出来ないでどうする!という昔の隣組みたいなサヨク言論人の言論弾圧、言論封殺に対する健全なる批判精神の表れが、この一連の「嫌韓流」なのである。こういう本が続々出版され、日本人の間でよく読まれるということに、私はもはやムードに流されない健全なる批判精神が日本人の間に育ってきているということを実感せずにはいられない。中国や韓国とは違い、言論の自由が保障された日本社会って、ほんとうにいい社会だなと思わずにはいられない。オススメの一品です。

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韓国人の甘え

33人中、25人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本は国営放送NHKをはじめとしてマスコミの大半が「親韓ムード」「韓流ブーム」を何とか煽ろうと「ハングル講座」「チャングムの戦い」など見たくもない番組を大量に垂れ流している国である。日本では「韓国が好きです。アジアの隣人ですから」というのがポリティカリーコレクトであり、まかり間違って「チョンは嫌いだね。韓国人は馬鹿だし」なんて言おうものなら社会的に抹殺されかねない情勢なのである。ようやく北朝鮮については、悪口(正確には北朝鮮の真実の姿)を公然といえるようになった。朝鮮民主主義人民共和国なんて長たらしい空疎な名をいわなくて、ただ北朝鮮と呼び捨てにすることが出来るようになった。金正日のデブのお陰で。ところが韓国は全く違う。韓国は「親日派」というのレッテルは、それだけで社会的死を意味する。盧武鉉ぬらりひょん政権は今も過去100年にさかのぼり先祖が日本と親しかったかどうかを調べ上げ、親しかった事実が判明するとその末裔から全財産を没収するという法律を作り、粛々と親日派狩りという魔女狩りをやっている。それだけではない。数々の政治的エラーで暴落しつつある支持率を回復させようと国を挙げて日本を攻撃し批判する反日ムードを盛り上げている国なんである。その被害者である金子恵美さんは著書の「韓国に嫌われた私」の中で、半ば反日に狂いつつある韓国という異常な社会の様子を切々と叙述している。本書の著者たちはこうした韓国の狂った現実には目をつむり、区々たる「韓嫌流」本の些細な間違いを指摘しては「嫌韓流」という優れた漫画を全否定しようと躍起である。しかしそういう歪んだ努力をすればするほど、如何に日本人の心が広く優しくフェアである一方、韓国という社会が排外的でゆがみ度量が小さくアンフェアであるかが浮かび上がってしまう。まるで韓国という国をひたすらほめ続け、韓国人の言っていることは全部正しく、日本人は全部間違っていて歴史を鑑として永遠に韓国人に謝り続けなければならない原罪を背負っているとでもいいたけな姿勢は読んでいて反吐が出そうになるのを禁じえなかった。

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紙の本決断できない日本

2011/09/01 18:13

ケビン・メア氏は1981年米国務省入省。慶應大学卒の日本人の才媛と大学在学中に知り合い結婚。日本滞在期間は実に19年!に及び、これは米国務省の外交官の中で最長記録である。これだけ日本を良く知った「日本の友人」を、まるで恩を仇で返すようなサヨクの暴挙が、もしメア氏が言う通り事実だとすれば、私は断じて猿田と石山の卑劣なやり口を許すことが出来ない。

41人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ケビン・メア国務省日本部長。彼は共同通信が今年の3月6日付で配信した「米国務省高官が暴言」という報道でバッシングの対象になり、長らく彼が勤務した米国務省を解雇されることになった。しかし、本書で彼は勇気を奮い、この共同通信の報道は完全な誤報であること。誤報と言うよりは捏造であること。しかも、この記事を書いた共同通信の編集委員は反米運動・反米軍基地運動を展開するサヨク弁護士猿田佐世と言うオンナと極めて「密接・親密」な関係にあり、一連の報道の背景には、すべてこの女サヨク弁護士が仕組んだプロットがあったというから驚きだ。このオンナ弁護士はかねてより土井たか子などとつるんで反基地運動や九条を守ろうとする護憲運動をやってきたサヨクの闘士で、彼女が中心になってアメリカで反基地運動を展開する学生らを募り、一連の捏造ニュースを仕組み、これをサヨクシンパの共同通信の石山経由世界中に配信し、日本びいき、日本ファンのベテラン外交官を陥れたのだとしたら、これは明白なテロであり、断固糾弾されねばならないものと思う。共同通信は通信社という社会的立場を逸脱し、マスコミと言う第四の権力を乱用して沖縄に巣食う反米反日運動家の宣伝を行ったのだとしたらそれはマスコミとしての自殺に等しい行為である。共同通信は直ちに内部調査委員会を立ち上げ、本件に関する事実関係を自ら調査し、もし石山の行為がケビン・メア氏がいうように本当のでっち上げだったということが判明したら、社としてその事実を米国政府並びに米国国務省に報告し、ケビン・メア氏の名誉回復に向けてあらゆることをすべきであろう。

メア氏はじしんでも言っている通り、万事直球で勝負するアメリカ人らしいアメリカ人である。例えば、沖縄の普天間基地問題でも問題の核心をストレートに突いている。普天間基地は、今や世界で最も危険な米軍基地などと呼ばれているが、普天間に限らず日本にある米軍基地を危険なものにしてしまったのは宜野湾市など日本の地方自治体じしんである。横田の米空軍基地にしても、厚木の米海軍基地にしても、宜野湾市の普天間米海兵隊基地にしても、もともとは辺鄙な田園の真ん中にあり、周辺に人家はほとんどなかった。それを時の経過と共に、勝手に基地周辺に開発許可を出して、ゴーツクな地元地主に巨額の開発駅をもたらす一方、基地周辺を人家だらけにして、文字通り「アメリカ軍ならびに日本政府をゆするネタ」にしたのは日本の各地方自治体である。日本は、もっと米軍基地周辺の人家を強制的に立ち退かせ、基地周辺を森や公園、ゴルフ場にすべきなのだ。

それにだ。「沖縄はゆすりの名人」というのは、実は少しでも沖縄の基地問題を知っている人間ならば「その通り!」「よくぞ、本当のことを言った」と膝を打ちたくなるような話なのである。例えば普天間基地の辺野古への移設問題だ。これがもう20年近く全く進展しないのはゴーツクな沖縄の土建屋軍団が四の五の言っては作業を遅らせ、基地の移転を前進させないでいるせいである。これには仲井真沖縄県知事や、その下にある沖縄県警まで絡んでいると言うから、もう性質が悪いを通り越した犯罪である。例えばフクシマの原発事故で久々にその名を聞いたメガフロート。新日本製鉄が製造した簡易洋上空母のような巨大構造物を沖縄の沖合に浮かべれば、たちどころに全ての問題が解決する。沖縄本島から遠いところにメガフロートを浮かべれば騒音も墜落事故の危険性も激減する。ところが沖縄のゴーツクどもは、このメガフロートに大反対する。要するに儲かるのは新日鉄だけで沖縄地元の土建屋にカネが全く落ちないと言うのがその反対の理由なのだ。私たちをゆすり、不当に補助金をせしめ、何もせずに掴みカネを懐に入れてのうのうと暮らそうとしているわけだ。こんなフシダラナ、こんな強欲を許していいものだろうか。私たちはもっと真剣に日本の安全保障に向き合う必要がある。必要とあれば沖縄の土地を首相の一言で大規模に接収し、公示地価で計算した保障費用以外びた一文払わずに土地を国家が接収できるようにすべきだと思う。悪辣で獰猛なチャイナが尖閣のみなならず与那国、石垣、沖縄本島など南西諸島全体をその軍事力で戦略し日本から奪取しようと言う野心を剥き出しにしつつある今、もうこれ以上、ゴーツクどもの強欲を無制限に許す余裕は日本にはない。本書を読んで、この思いを強くした。

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紙の本美しい国へ

2006/07/29 21:24

生まれながらのエリート、安倍晋三の自民党総裁選勝利宣言

38人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どこ底に沈んだ日本経済を力強く回復させ、落ち込んでいた日本人に自信と元気を取り戻した戦後政治史で他に例を見ない稀代の天才政治家・小泉純一郎の後を担う仕事は誰にとっても辛い作業となろう。しかし、この男なら大丈夫だろうと本書を読んで確信した。その男とは本書の著者である安倍晋三その人である。安倍さんとは既に私は何回もあっている。その時の印象は、あまりいいものではなかった。舌足らずで呂律の回らない訥弁の政治家くらいにしか思えなかった。登場した途端、あたりを払うオーラを放っているということでは森喜朗や中川秀直の方が遙かに強いオーラを発している。しかし、しかしである。一旦ことあると安倍の場合、内に秘めた強い意志が表に出てくるのであろう。北朝鮮拉致問題、北朝鮮ミサイル問題と日本を危機が襲ったとき、官邸にあって一人微動だにしないリーダーシップを発揮するのが安倍晋三なのである。これから日本は何度と無く今まで経験したことの無いような危機に見舞われることであろう。そのような時、腹の据わっていない阿呆がトプにいると日本はとんでもないことになる。海部俊樹、河野洋平、村山富一、加藤紘一は右顧左眄する根性なしの政治家でありリーダー失格であることは90年代に証明済みである。後2ヶ月で日本はこの男の手に委ねられることになる。次の首相・安倍晋三というプリンスの人と成りを知るには本書は格好の教材となろう。

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等身大の韓国をそのまま伝える貴重な本

31人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本には、アメリカのことはクソミソに言うくせに、アジア諸国、とりわけ中国・韓国・北朝鮮について少しでも悪く言うと、目を吊り上げて怒り出す不思議な輩がたくさんいる。彼らに言わせれば、アメリカは世界支配を目論む白人どもの総大将で、アメリカに付き従っている限り、日本の「真の独立」はなく、日本は永遠にアメリカに搾取され続け、奴隷状態・植民地状態であり続けることになってしまう。それゆえ、人種差別の権化の白人帝国に対抗するためには黄色人種の日本人、中国人、韓国人が相和し、団結し、アメリカのアジア支配を打破せねばならず、そのためには少々の中国人、韓国人、朝鮮人の「おいた」は日本人は「歴史を鑑」として甘受し、耐え忍ばねばならないということになる。しかし、少しでもビジネスを知っているもの、これに携わっているものなら、この構図には「とても大きな嘘」が含まれていることに気がつくことだろう。まず、第一に、日本はアメリカの経済植民地でも何でも無い。むしろアメリカこそ、日本の実質的な植民地となりつつある。日本にとって最大の、そしてもっとも儲けさせてもらえる大切な顧客はアメリカであり、そのアメリカに陸続と日本のメーカーは進出し、土地を保有し、シェアをアメリカのメーカーから奪いつつある。おそらく来年中にはトヨタはGM、フォードを抜き去って、アメリカでナンバーワンの地位を固めるであろう。第二に、中国、韓国と連帯しようにも、彼らとビジネスしても。ちっとも儲からないのである。中国は猫の目のように変わる税制・規制で安定したビジネスは不可能だし、知的財産権はなきに等しく、しかもすぐコピーされて半値以下で「競合相手」が自分とそっくりの商品をぶつけてくる。市場は驚くほど小さく、期待と現実のギャップは非常に大きい。結局全部自前で持ち込んで、奴らを半奴隷としてこき使い、製品は全部引き上げて他の市場に売りつけるという米国企業的な形でしか中国で儲けることは出来ないのだ。私は韓国人が嫌いでも何でも無いし、中国人にも偏見はもってない。だからこそ、彼らと付き合うには妙に気を回したり、こちらが卑屈になったりすることには反対なのである。日本には日本の主張があり、利害がある。これを堂々とぶつけてこそ、初めて関係も構築できるものと信じている。日本で日本人が韓国や中国の旗を奴らの大使館前で焼いたりしたら大問題になるが、中国や韓国では連日のように小泉首相の人形にガソリンがかけられ、日本の国旗が焼かれている。そろそろ「日本の日の丸を侮辱するのはやめろ」とチョーセン人やチャイナ人に堂々と主張するようになろうではないか。それが「普通の国」がするマナーでもある。ウソで固めた偽善を幾ら積み重ねても、底に悪意がある限り、心の奥底にウソがある限り、結局は破綻することは男女関係でも外交関係でも同じである。アメリカ嫌いの反作用としての卑屈なアジア主義に傾斜することなく、等身大のアジア、等身大の韓国を知るために本書は貴重な情報を提供してくれている。この貴重な情報を目にしても本書の価値が理解できない連中がいるようだが、それは理解出来ないのではない。理解したくないからなのだ。

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紙の本中国文化大革命の大宣伝 上

2009/10/21 11:00

「この本を読まずに死ねるか!」あるいは「この本読んだら死んでもいい!」

28人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本との出会いというものは、誠に不思議なものである。私が最初に草森紳一という名を目にしたのは今から30年前の学生時代に読んだ月刊太陽「書斎の愉しみ」1981年11月号で彼が実家の旭川に立てた白いサイロにも似た塔の内部は全て壁面を書籍が埋め、内部に螺旋状に階段がめぐらしてある、高さ9メートルの書庫を見たときである。それから20年以上たち、今度はNHKの番組で私が敬愛する天野祐吉氏が草森が著した大著『ナチスプロパガンダ 絶対の宣伝』を激賞しているのを見た。私は矢も楯もたまらず神保町に駆けつけ、今は絶版となっている同書全4巻を買い歩いた(しかし、これはまだ読んでいない)。それから更に時間が立って、「広告批評」1999年5月号(第227号)が「広告の20世紀、20世紀をつくった広告100」なる特集号を組んだのでたまたま買った。そこに何と、それまで1989年1月号から10年4ヶ月にわたり草森氏が同誌に連載していた「中国文化大革命の大宣伝」の最終回(第108回)が掲載されていた。これも何かの縁と思い、この文化大革命に関する連載記事が本となって刊行されるのを今か今かと待っていたら、2008年3月、突然の訃報である。「もう、この連載記事が本になることは永遠にないのか」と私は悲嘆にくれたが、それが、なんと、彼の死後、芸術新聞社から上、下2巻になって刊行されたのである。そして、今、私はその上巻を読み終えた。

本書の読後感は、正に圧巻と言っていい。慶應大学文学部中国文学科を卒業した著者は漢籍に通じており、いまだ多くが謎に包まれている「中国の文化大革命」を「広告宣伝」という視点から縦横に読み解いていく。彼がこのために集め読破した書籍は膨大で、「人民日報」「北京週報」のような新聞・雑誌はもちろん「人民画報」のようなグラビア誌に掲載された膨大な写真、更には内外のジャーナリスト、学者、文化大革命を経験した中国人が表した数々の書物、伝記のほぼ全てに目を通している。彼の分析手法は米国のCIAや英国のMI5、MI6、日本の公安警察のような諜報機関のそれと同じだ。諜報機関というと007のような体育会系のスパイをイメージしがちだが、実は諜報機関の業務の大半は公開されている資料の読み込みである。「必要な情報の90%以上は公開情報の分析を通じて得ることが出来る」というのがこの世界の常識で、これを草森氏はほぼ一人でやってのけたのである。収入の7割が書籍代に消え、死後、彼の住居(永大橋のたもとにあるマンション)には7万冊を越える書籍が残され、その整理は今も続けられているという。本書に引用されている書籍の数々は実際、ものすごい。真実を報道しすぎて北京から追放された産経新聞の柴田穂「報道されなかった北京」「文革の3年」、毎日新聞の大森実「天安門炎上す」、「ワイルドスワン」の著者ユン・チアン、映画監督陳凱歌「私の紅衛兵時代」、W・ヒントン「百日戦争 清華大学の文化大革命」、鄭念「上海の長い夜」等等。本書は良質の読書案内としても活用できる。

本書の本質は「中国人とは何か」に迫ったものであり、その結論は「中国という国家は徹頭徹尾自分たちこそが地上で最も偉い、偉大な民族だとうぬぼれ、思い上がり、世の中の全ては政治で、政治の本質は宣伝であると割り切った人々に指導された専制国家」であるということだ。中国は常に「如何に自らを強く巨大に見せ、自分たちが常に躍進しているかを世界に見せかける」ことに全神経をそそいでいる。その象徴が万里の長城で、草森は杉森久英の言葉を引用して以下のように万里の長城の本当の目的を語っている。「(万里の長城の)本来の用途は装飾用だと思った。あの壮大な概観を見、かかるすばらしいものを築き得る皇帝の権力はどのようなものかと、畏怖をおぼえて、戦わずして降伏する(未開の田舎モノたる)蛮族がいたら、それこそ彼らの思う壺なのである」「私は中国のいたるところで見かける『アメリカ帝国主義は張り子の虎である』という標語ほど、中国人の気質を丸出しにしたものはないと思っている。中国人は、常に自分を内容以上にいかめしく、恐ろしげに装うことを知っているから、いかめしく、おそろしげに見えるが、実はそれほどいかめしくも、おそろしくもないことをも知っているのである。なぜならば、中国人自身が張り子だからである」。キッシンジャーの中国人感も興味深い。世間では彼は親中派と目されているが、これを読むと彼が決して中国に親近感を抱いていないことがわかる。「中国人は、冷血な権力政治の実行者であり、とても西側のインテリ層が想像しているようなロマンチックな人道主義者などではない」。自らも権力政治の為に中国を利用しつくしたキッシンジャーならではの言葉というべきか。

しかし本書を読んでいると、確かに中国の政治家が恐ろしいまでの冷血漢であることが分かる。そもそも文化大革命なるものを毛沢東が始めたのは、大躍進政策の失敗で中国で5千万人を超える餓死者が出てその威信が失墜し、劉少奇・トウ小平に政治権力が移りかけたのを妬み、青少年を焚き付けて全土で騒乱を起こし、この混乱の責任を現政府に押し付けて権力を奪還しようとしたからである。革命の創始者毛沢東は次第に神格化され、彼の言葉は絶対化され、それに後押しされた「紅衛兵」は全土で虐殺を始める。その数や3千万とも言われる。しかしこの紅衛兵を焚き付けすぎて全土に広がった騒乱の収拾が出来なくなると、毛沢東は情け容赦なく紅衛兵の切捨てを断行する。紅衛兵の主力は学生であり、学生の多くは恵まれた家庭の子弟だった。これを成敗したのが名も無い農民で、学生を取り締まるに毛は貧乏な農民を使うのである。毛の支持を一夜にして失った学生たちは辺境の不毛の大地に「下放」される。これで世をはかなんで自殺した学生も多いという。日本の全共闘がやったことやポルポトのやったことは毛沢東のやったことのコピーである。ポルポトが殺した人数は300万人とも言われるが、毛沢東のやった虐殺に比べればそのスケールは児戯に等しい。これに林彪、江青らによる毛沢東の後継者争いが重なっていく。周恩来、華国鋒、トウ小平といずれも中国共産党の重鎮であり幹部だが、一皮向けば、互いが互いを疑い憎み合う敵同士でもあった。この闘争の苛烈さ過酷さは、とても自民党の派閥の争いの比ではない。劉少奇は牢獄で虐殺され、その妻王光美は18年間獄につながれた後、トウ小平の時代に名誉回復するが、その姿は痛々しいではすまない。

それにしても思うのは、いわゆる日本の親中派と呼ばれる人々の甘さである。草森は日本人が一方的に中国に対し共感、連帯感を憶えてしまう愚かしさを指摘している。日本人は中国人に対し同文同種などと言って対等な存在と捉えているが中国人はそんなことは露ほども思っていない。中国人は自らを中華と号し、周囲は夷テキなのである。日本人は中国に対して明らかな侵略を行っているが、日本人自身にはその感覚があまりない。どこか「未開の中国人に明治維新の偉業を伝授し、文明開化の恩恵を伝える為に我々は大陸に進出した」という十字軍的な感覚がある。日中の溝は深い。

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大学の先生が書いた歴史書にしては珍しいベストセラー。でも売れるだけのことは確かにある!

56人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、桜蔭高校から東大文学部へと進学し、現在、東大文学部で日本近現代史を講義している加藤(野島)陽子氏が、神奈川の名門栄光学園に出向いて年末のクリスマスからお正月にかけて5日間にわたっておこなった特別講義の講義録である。参加したのは中学1年生から高校2年生の17名だが、大学生でも付いて行くのが難しい専門的な講義に結構付いていっているように「見える」のは、さすが栄光学園といったところか(と、いっても、まあ話の多くは「ふーん」程度で、基礎資料の読み込みと理解無しには心底理解したとは言えないのは当然であろう。ただ、間違いなく言えることは、この講義は今後の彼らの学習にあたり重要な道標になるに違いないということだ)。

それにしても本書は刺激的な発見に満ちている。キーワードは「問い」だ。歴史には必ず原因があって結果がある。この「問い」を大切にし、「なぜ、そうなったのか」をひとつひとつ明らかにしていくことに歴史学習の面白みがあり、醍醐味がある。ところが、ともすれば歴史とは結果の羅列に終始し、「なぜ、そうなったのか」が曖昧なまま放置されている。あるいは「当然、そうだったろう」という思い込みが罷り通り、当時の事実はかけ離れた共通認識が通念となっていたりする。本書は丹念に歴史を紐解くことにより、こうした「なぜ」の解明に相当程度成功しているといえるのではないか。

例えば日清戦争だ。当時の日清関係を「昇り竜の日本と、衰亡の一途をたどる清」と捉えがちだが、事実は大きく異なると著者は指摘する。清は、19世紀末には清仏戦争でもフランス相手に互角に戦い勝利を収めているし、今の新疆ウイグル自治区で起きたヤクーブ・ベクの独立運動もロシアに先駆けて大軍を派遣し、鎮圧に成功している。当時の中国は、海軍力では英仏に劣るものの陸軍力では互角以上の実力をもった軍事大国であったというのだ。だからこそ日清戦争における日本の勝利の価値があるのだが、ただ、ではその後、清の国力が急速に衰えていったのかについては本書は何も応えてはくれない。

日露戦争がなぜ起きたかについても朝鮮半島の確保を死活的利益と捉える日本の真意をロシア側が最後まで気がつけなかったところにあったという指摘には「なるほど」と思った。また満州における日本の優位を決定した要素のひとつに諜報の勝利があったわけだが、これには少なからぬ中国人が積極的に日本軍に貢献した事実があったことも指摘されている。日露戦争でフランスがロシアを応援したのは日清戦争でロシアに貸した金(ロシアはこのカネを清にまた貸しして清はこれで日本への賠償金を払った)が貸し倒れにならないようにするためだったし、ドイツがロシアを焚きつけたのはロシアの軍事力を東方に向かわせることで自国の安全を確保しようとするためだった(このためにドイツは黄禍論という人種差別論まで持ち出している)という話は、欧州というのはつくづく自己チューでアジアを蔑視する「嫌な連中」という思いを新たにする。日露戦争に対し戦費調達=増税を嫌がる日本の保守層=地主層が最後まで反対だったというのも目から鱗の指摘だ。

第一次大戦が勃発するとドイツの山東半島の権益狙いで日本が日英同盟を根拠に参戦を希望するがエドワード・グレイ外相率いる英外務省はこれに反対するもチャーチル海相率いる英国海軍はこれに賛成だったんだと。理由は日本に華北の山東半島くらいくれてやれ、その代わり英国の権益が集中する上海、香港、広東には手を出すなという気持ちかがあったからなんだと。

日本の満州進出に関しても対満州投資の85%が国がらみの投資案件で、従って健全な批判が起きにくい素地がはじめからあったという話もうなづける話だ。一方、意外な発見だったのは松岡洋右で、私はこいつはてっきり思い込みの激しい独りよがりの誇大妄想狂で、ヒトラーとスターリンに手玉にとられ日本を滅亡に導いた馬鹿と思っていたが、少なくとも1920年代までは、かなりまともな国際感覚をもった外交官だったことが明らかにされている。ただ、じゃあ、こいつがその後どうして「十字架上の日本」などというキリスト教徒が聞いたらただ不快感を増すだけのお馬鹿な演説をキリスト教徒ひしめく国際連盟でぶって、日本を国際的孤立へと追いやったのか、このあたりの松岡洋右転落の軌跡も明らかにして欲しいものだ。

本書の白眉は熱河侵略を機に、日本が連盟規約を盾に国際的侵略者の汚名をしょいこんでいく転落の過程だろう。日本の軍部は妙に「法律家」的条約解釈が好きで、法律解釈の屁理屈に屁理屈を重ねては満州侵略を正当化していく様は戦後の憲法九条解釈と自衛隊の関係を髣髴とさせる「知的アクロバット」そのものだが、この手の話は「法律の話は法律の話として、実質は同なんだ」的な政治家的「腹を割った話」で決めていくべき代物だ。それを法解釈云々で切り抜けようとするところに今も変わらぬ官僚の限界を見る思いがする。

胡適なる人物を紹介したのも本書の功績だろう。ただ、あんまり胡適を「すごい、すごい」と過大評価するのは如何なものか。確かに彼の「日本切腹中国介錯論」(日本の全民族は滅亡の道を歩んでいる。中国はそれを介錯するのだ)という見立てには背筋が寒くなるような迫力を感じはするが、だからといって「(日本と違って)中国の政府内の議論を見ていて感心するのは、政治がきちんとあることです」などとシナを過大評価するのはいただけない。中国にあったのは政治ではなく蒋介石一派の私利私欲による生き残りの議論ばかりであって、だからこそ中国国民党は滅亡し、共産党に敗北してしまったのだという当時の中国の暗黒面はバーバラ・タックマン著『失敗したアメリカの中国政策 ビルマ戦線のスティルウェル将軍』に書いてある通りだ。胡適の夢は破れ、彼は台湾に亡命し、彼の地で中国の転落と日本の躍進を歯噛みしながら眺めて晩年をすごしたはずだ。著者はタックマンの著作を読んでいないのではないか。

あと、もうひとついただけないのは、日本が捕虜にした米兵の死亡率とドイツが捕虜にした米兵の死亡率を比較し、さもドイツが文明的で日本が残虐であったかのごとき結論を誘導している部分だ。例えばドイツが捕虜にしたロシア兵の死亡率や、逆にロシアが捕虜にしたドイツ兵の死亡率をも調べないと、「日本だけが野蛮」ということにはならないと思う。ちなみにウィキペディアによればドイツ軍の捕虜になったロシア兵の数は550万人でうち350万人が死亡し、死亡率は60%にも上るという。これってちょっとすごくないか。ドイツ軍はアメリカ兵捕虜とロシア兵捕虜では扱いが相当違ったみたいですなあ。

著者は娘と同じ桜蔭の出身だ。娘には50歳近くになって「生まれてはじめて男子校に足を踏み入れた」などとならぬよう、今のうちから開成、麻布、筑波大附属駒場あたりの学園祭に足を運ぶよう忠告しておいた(笑。

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テレビ番組を批評する手間と情熱のあいだ

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現代はテレビの時代である。日本人の活字離れが叫ばれて久しいが、このテレビを悪用すると、とんでもない情報操作が出来てしまう。その最も悪辣にして低劣な番組の代表選手がTBSの「看板番組」である「NEWS23」である。中宮崇さんは「プロ2ちゃんねらー」を自称される誠実にして冷徹な観察者である。その視点の切れ味の鋭さは、中宮さんが投稿されていた月刊誌「諸君!」などの記事で知ってはいたのだが、その中宮さんが筑紫哲也ごときを批評するのにここまで手間と情熱を傾けていたとは思わなかった。とにかく彼は毎晩NEW23をビデオ録画しつつ、これを同時間のニュース番組と比較し、NEW23が何を強調し、何を全く報道していないか(いわゆるスルーという奴)を克明に暴き出しているのだ。報道されない事実は無かったも同然となってしまうわけだが、筑紫の悪辣にして非道なる情報操作によって、まるで世界中の人たちが反米を叫び、すべての「良心的なる日本人」は日米安保条約に反対し、北朝鮮・中国の人々との連帯を望んでいるかのような「イリュージョン」が形成されていってしまうのである。イラク人は一人残らず反米であり、アメリカに親近感を示すイラク人の映像はアメリカが垂れ流す「情報操作」でなえればならなくなってしまうのである。そしてお決まりの「反日」報道。日本社会はどんどん壊れ、おかしくなってしまう。誰にも聞こえない「軍靴の響き」が、街中にこだまし、この国は日本国憲法を持ち普通選挙を持ちながら「軍国主義」に回帰し、民主主義は死んでしまうことに「なりかねない」となってしまうのである。おいおい、民主主義を否定するのは日本共産党や社民党の連中が政権を盗ったときだけだろうが!民主集中制の問題点をどうして筑紫は指摘しないのだ!NHKの番組改変圧力問題ではNHKの極左長井の肩を持ち、満座の前で安倍晋三氏に論破されて黙りこくる大恥をさらした筑紫哲也。北朝鮮問題が起きると必ず起きる「チョゴリ切り裂き事件」をぶつけて北朝鮮の行なう悪逆非道事件を中和しようとする筑紫。こんな野郎が年収6億円も稼ぎながら「庶民の味方」を気取り、「格差社会を現出させた小泉改革の非道を指摘する」という空々しさ。齢70を越え、セリフも禄に喋れなくなってもなお、番組にしがみ付くのは、背後にいる強欲な家族の存在があるという貴重な指摘。ライオンはウサギをも全力で倒すというが、筑紫ごときを追い詰めるのにここまで努力を惜しまない中宮さんの姿勢こそ、まさに「天晴れ!」だと感心した。脱帽です!

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お子様の人生を変える名著。中学受験にとりくむ親子におすすめ!

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算数に強くなろうと思ったら、自分のレベルにあった「良問」を多く解かねばならない。自分のレベルからみて易し過ぎる問題を幾ら解いても実力はつかないし、ムツカシすぎる問題にかじりついてもやっぱり実力はつかない。選びに選び抜いた本当の良問を解くことが非常に重要なのだ。本書は算数・数学教育で定評のある東京出版が中学受験を目指す小学生の為に選りすぐりの良問を集めた算数問題集の決定版。これをひとつひとつじっくり解くことでお子さまの算数能力は飛躍的に向上することは間違いありません。中学受験ではSAPIXという塾が有名ですが、あそこは最高レベルの「アルファ」クラス向けにテキストが編集されており、中堅以下のひとたちは基本的に相手にされていない。「それでも来たければ、どうぞ」というそっけない態度。だから難しい問題でも解答・解説はほとんどない。だから分からない子どもは幾ら勉強しても解らないことだらけ。勉強時間だけがやたらとかかる割に、理解のレベルは一向にあがらないという壁が出来上がってしまう。この問題集は違います。普通の問題集は、SAPIXほど難しくはない問題だけど、解答解説は巻末に答えだけとか、別冊にちょこっと解説が載っている程度。ところがこの問題集は解答解説が全体の3分の2を占める充実ぶり。こんな解答解説が懇切丁寧な問題集はほかにないですぞ。算数は解くだけでなく、ポイントを理解することが大事。腹の底から「解った!」を実感することが大事。それを積み重ねて初めて算数の実力は向上するもの。本書を読めば、お子様もアルキメデスじゃないけれど、「ユーレカ(解った!)」を連発すること請け合い。見る見るうちにお子様の顔の表情に自信が満ち溢れ、お子様は算数をマスターする喜びを実感することが出来るでありましょう。本書を解くか解かないかでお子様の人生は変わるかも知れません。この書評を読んだのも何かの縁。お子様をお持ちなら、今すぐbk1で本書を注文しましょう(書店ではなかなか本書を買えないですよ、置いてないから!)。

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政教分離にもいろいろあるんだ!

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9.11事件直後、ワシントンで犠牲者を悼んで追悼ミサが行なわれたが、その光景を見て私は衝撃を受けた。「ああ、ブッシュ大統領がいるじゃないか!」隣にはクリントン大統領もカーター大統領もブッシュ大統領のお父さんもいる。「おいおい、アメリカの憲法でも政教分離の原則はうたわれていて、政治は特定の宗教に肩入れしてはいけないことになっているんじゃいの」と私は叫びたくなった。だって、日本では靖国神社を小泉首相が参拝するだけで、それは現役の首相による神道の支援につながるとして違憲だという判決が出ているんだから。現役の首相である以上、公人私人の区別などつけようが無く、現役の首相が参拝することは一切罷りならんという極めて厳格な政教分離原則が、この日本では大手を振ってまかり通っているから、その影響を受けた私は、この光景を見て、大いに違和感の覚えた。しかし、良く見てみるとフランスのシラク大統領も、英国のブレア首相も、ドイツのシュレーダー前首相も、みんなキリスト教という特定宗教の宗教行事に現役の首相、大統領として堂々と参加している。あれ、あれ、おかしいじゃないか。いや、ひょっとしておかしいのは、我々日本人の方かも知れない。そうだよ、そうなんだよ。靖国神社を首相が参拝したくらいで、仏教団体やキリスト教団体が騒ぐことの方がおかしいのだよ。靖国参拝を「特定の宗教団体の支援につながり政教分離を定めた憲法の規定に反する」などという違憲判決を下す、日本の高等裁判所の裁判官の方がおかしいのだよ。靖国参拝は世界の標準からいくと政教分離の原則に照らしても、どうってことわないことで、日本のサヨクが、ただ勝手に騒いでいるだけで、それを米国も、フランスも、英国も、ドイツも、きょとんとしてみているだけなんだということが、だんだん分かって来るんだよ。やっちゃいけないのは政府が財政支援を特定の宗教に対して行なうこと(だから靖国神社の国家護持なんかは、明らかに違憲)や、政府が音頭をとって「みなさん、靖国神社に参拝しましょう」と呼びかけること。これはいけません。でも、首相が靖国神社に不戦を誓いに行くために参拝することは、世界的な標準に照らしても「極めて当たり前で普通のこと」だったんだな、実は。このあたり、皆さんもサヨクの誘導にひっかからずに自分の頭で良く考えて欲しい。そのためにも三浦朱門さんの本書は格好の材料になる。くれぐれも昭和天皇陛下を架空の裁判ゴッコで強姦罪で有罪なんかに処して悦にいっている高橋哲哉なるサヨクの本なんかを読んで真に受けてはいけませんぞ。

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数字はウソをつかない。そしてウソツキほど数字を良く使う

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佐藤俊樹、橘木俊詔、山田昌弘。ここ数年、彼らは「格差拡大」「不平等社会の到来」という概念をデータを駆使しながら「証明」し、「このままじゃ日本はダメになる。所得格差が拡大するとやる気を失うものが増える」「フリーターの増加は閉塞感につつまれた日本の病理を示している」なんとかしなくちゃと騒ぎ続け、今、小泉首相が行おうとしている「大きな政府から小さな政府へ」という国家改造政策を邪魔しようとした。これに文部科学省の官僚がのっかり「そうだ、そうだ、全くだ。教育予算を削るなんて自殺行為だ」とやらかした。教育予算削減反対の日教組も当然この動きに同調した。しかし、しかしである。その「不平等社会日本」の大元のとなっている「データ」そのものに、意図してか意図していないのか「大いなるウソがある」と喝破してみせたのが本書だ。早い話、「所得格差の拡大」は社会が高齢化し、定年退職した層が増え、年金しかもらっていない家計が急速に増加すれば、「低所得層」は急速に増える。しかし、こうした家計には、いわゆる「低所得層」とは異なり莫大な金融資産、土地、株を持っている「元高所得層引退組」も含まれてしまうのだ。そういう統計データ−の穴には目もくれず、「所得格差が拡大している、拡大している」と佐藤俊樹、橘木俊詔、山田昌弘はいまだに大騒ぎを続けて社会不安を煽っている。これは許されない行為である。田中角栄も数字に強かった。数字を並べては一般大衆を煙に巻き、国家予算を懐に入れていった。数字はウソをつかないが、ウソツキほど数字を良く使うのだ。弱者を作り出しては予算獲得を狙う霞ヶ関官僚たちと、彼らのニーズに迎合する「御用学者」たち。私は彼らをデータを誤用しては大衆を欺く「誤用学者」と呼ぶことにした。

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紙の本ドラゴン桜 1

2005/08/05 10:33

マンガの新境地を開拓!空前にして、おそらく絶後?受験競争ルネッサンス時代の到来を告げる歴史的マンガが、ついに登場した!

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マンガは大きく分けてスポーツ根性もの、恋愛もの、友情もの、人生哀歓もの、ギャグ、社会批判などのカテゴリーに分類できるが、この受験ノウハウものというマンガは今まで存在しなかった。そしてマンガ界では一発ヒットが出ると類似商品がわんさかでてくるが、この受験ノウハウものでは類似品はおそらく全くヒットしない。東大受験だからこそ盛り上がるのであって、これが京都大学バージョンだの、一橋大学バージョンだの、早稲田だの慶応だのとやってもおそらく見向きもされないだろう。その意味で三田紀房さんの着眼点は素晴らしいし、このマンガはおそらくマンガ史に残る記念碑的作品となるのではないか。絵が下手だの汚いだのと悪く言う手合いがいるが、そもそも読者の大半は東大受験のノウハウ吸収が目的なのであって、絵の巧拙なんかどうでもいいと考えている。これは漫画日本史シリーズが絵が下手にも関わらず延々と時代を超えて売れつづけているのと同じだ。要するに読者は漫画として本書を読んでいない。ノウハウ本として読んでいるのだ。
それにしても、なぜ今東大受験なのだろう。その答えは至極簡単であり明解だ。それは「大学受験こそ、今の日本に残された唯一の平等」だからなのだ。一流大学にさえ受かれば、中学高校で不良してようが万引きで逮捕暦があろうが、親が馬鹿だろうが貧乏だろうが関係ない。一流の日本人として見なされ遇される。だからこそ日本では受験競争が過熱し盛り上がる。英国のような階級社会では一流大学は上流階級のための教育機関であり、労働階級がオクスフォードだのケンブリッジだのに入っても「場違い」なだけで、それで「成り上がれる」わけではない。だからベッカムのような貧乏な労働者階級出身者はサッカーくらいしかやることがない。ここに日本が英国に比べいまだに高い活力を維持し高い競争力を維持している理由となっている。既に350万部以上売れていると言う。教育熱心な家庭の多いエリアでは本書は店内の一番目立つ場所に平積みで置かれている。日教組は何とか受験競争をやめさせ日本の教育水準を破壊しようと努力してきたが、民衆の前にその階級闘争路線は全く無意味であったことがここに証明された。これからの30年は受験勉強ルネッサンス時代として位置付けられることになるだろう。そして「ドラゴン桜」こそ、この来るべき受験競争ルネッサンス時代の到来を告げた嚆矢と位置付けられることであろう。

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ここに書いてあることは、全部、実際にあったことです!

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「血に塗られた旗は学校に相応しくない」と我が国の国旗である日章旗を引き摺り降ろす「狂師」。我が国の国歌たる「君が代」の斉唱を「侵略者天皇を礼賛する歌」として拒絶する「狂師」。歴史の教科書を無視し、「狂師」が作成した「オリジナルプリント」で、「反日教育」を勝手に生徒に押し付ける「狂師」。いきなり「セックス人形」を教室に持ち込み、性交を人形に実演させ、コンドームの使い方、男性器へのコンドームの装着方法を白昼堂々教室で指導してしまう「狂師」。これらは本当に実在し、この本に書いてあることは、本当に実際に行われたことなのである(私の住んでいた国立に桐朋学園という「進学校」がある。そこの高校の社会科教師が、アカで、「戦争中に日本がやった悪いことを五つ挙げなさい」などという偏向した教育を実践したので、ついには生徒から授業ボイコット運動が起きたと、同校出身の後輩に話を聞いたことがある)。日教組は北朝鮮を礼賛した。なぜ日教組、高教祖が北朝鮮を礼賛したかといえば、日本社会党が朝鮮労働党と「友党」の関係にあったからである。なぜ北朝鮮と日本社会党が接近したかというと、日本社会党はソ連からも中国からも相手にされず、のけ者にされていたからで(ソ連共産党、中国共産党とも、日本における前衛党は日本共産党というスタンスだった)、そうしたなかで、朝鮮労働党のみが日本社会党をパートナーに選んだからなのだ(詳しくは原彬久『戦後史の中の日本社会党 その理想主義とは何であったか』、あるいは別冊宝島『社会党に騙された』参照のこと。今でも、まだこうした流れを汲む「狂師」たちは残存しているが、幸いにしてその社会的影響力は大幅に後退し(見る影も無い)、石原慎太郎都知事のような「正しい判断の出来る実行力のあるリーダー」によって、今、続々と成敗されつつあるのは慶賀の至りだ。それにても、この日本を支配した「日教組」の権威を崩壊させた大きな要因として、私は「サッカー」が大きいと思うことを重ねて述べたい。世界のアスリートが集うワールドカップサッカー大会では、世界中のアスリートたちが試合に先立って胸に手をあて、国旗と国家に忠誠を誓い、国歌を斉唱する。これが国際的な常識でありマナーであることを日本中の青少年、小学生が知ってしまった。そうなると幾ら日教組が偏向した刷り込みを子供たちに押し付けようとしても、「?」となる。これが大きかったように思う。以前、東京大学の苅谷剛彦教授と話したことがあるが、彼曰く「昔も今も、文部科学省の最大の使命は教育を闘争の場として悪用する日教組からいかに教育を守るかということだった。だから文部行政の中心課題は戦後ずっと教育とはかけ離れた政治闘争だったのである。これが日本の教育を不幸にした」と嘆いていた。実感であろう。

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紙の本日本の選択

2007/03/20 14:11

私は英国人が嫌いです。

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私は英国人が嫌いである。嫌いというと言い過ぎかも知れないが少なくとも好きではない。なぜ好きでないのか。それはロンドンのロイヤルアルバート博物館に行った時のことだった。そこには中東やアジア諸国の文物が整然と並べられ、展示されている。つめきりから裁縫道具、はさみ、包丁の類までが見事なまでに収集され整理されている。それはまるで昆虫標本のような按配で、それを見たとき「そうか!英国人は他民族を人間=同胞としてではなく、まるで昆虫を見るように観察していたんだ」と英国人の本質を瞬時に理解したのだ。奴らはインド人を、まるで採集してきたカブトムシを飼うようにして餌を与え、毎日毎日来る日も来る日も冷徹に観察し続け、その特性と弱点を調べ上げつくしたという。文化人類学は植民地支配の道具として発達した。こうしてムガール帝国下では仲良く共存していたヒンズー教徒とイスラム教徒は引き裂かれ対立させられ、支配者たる英国人はいつの間にか慈愛に満ちた仲裁者になりおおせたという。昆虫を見るがごとくインド人を冷徹に観察し続けた英国人の勝利である。ローマ時代には奴隷の供給基地だった地の果ての最後進国が「日の没することのない大英帝国」にまで成りおおせた秘訣はこの冷徹な観察眼にあったのだが、だからこそ私は英国人が嫌いなのである。100年前に比べ英国は見事なまでに没落した。両著者が認めているように、英国は今日の世界において過大評価されている。まるで世界の困難な問題をすべて解決できるかのごとき口吻をブレア首相するが、実際には自国の鉄道システムすら満足に改善できないでいる惨めな国なのである(先日ロンドンにいったときも地下鉄路線の過半が故障の為、運休していた)。地下鉄の初乗り料金は800円を越え、タクシーの料金もちょっといっただけで2000円も取られる。ポンドはどうみても過大評価されすぎている。そんな惨めな国に住む英国人に天下の経済大国である日本が四の五の言われる筋合いはないとして読み始めたわけだが、その指摘は日本に対する慈愛に溢れた真っ当なものが多かった。例えば日本の強みである製造業を捨てろなんて、彼らは一言もいっていない。世界に冠たるトヨタやキャノンの経営を彼らは絶賛している。ただこうしたワールドクラスの製造チャンピオンに比べ、サービス業、なかでも金融機関の生産性が低すぎるから、これを何とかしろといっているのだ。彼らが指摘するように日本人は投資が下手である。何でもかんでも集団行動し横並びで投資するものだから、何をやっても高値掴みである。そして馬鹿の一つ覚えのように手仕舞いし撤退するのも一緒だ。日本人が投げ出した資産の大半はその後急騰を演じている。ニューヨークの不動産しかり、ハワイの不動産しかり。買ったんだから持ち続けりゃいいものを、日本人は買うときも売るときも常に横並びである。そのくせ上手く立ち回る投資家についてはハゲタカだのと難癖をつけ馬鹿にする。これじゃあ、何時までたっても投資は上手にならないよ。日本は世界一の資産保有国である。世界最大の資本輸出国である。しかし保有する海外資産の大半は米国国債である。これじゃあ、そもそも知恵など働かせる必要はない。だまってアメリカのあとをついていく、この覚悟さえ出来ていれば日本の未来は安泰である。アフリカがどうなろうが中東がどうなろうが知ったことではない。ただアメリカだけ見ていれば良い。もしかすると日本は手間のかからない最も賢明な投資を行っているのかもしれない。読後にふとこう思った。

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