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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

よっちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:よっちゃん

12 件中 1 件~ 12 件を表示

手軽にできる、地球の実験

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 昔住んでいた家に、私が作った一枚の絵皿があった。楽焼きでロケット戦闘機を描いたもので、裏に「かがくしゃになりたい」と書いてあったように思う。現在の立場が「科学者」かどうかは微妙なところだが、ある程度夢はかなったように思う。幼少のころ描いていた科学者像は、怪しげな装置に囲まれ実験をしながら思索をするというものだったから「かがくしゃ」であるのは年に数日くらいだろうか(いや、去年は0日だ…)。
 本書にはN氏という科学者が登場する。海洋研究所で実験流体物理学を研究するその姿は、私が幼少のころ描いていた「かがくしゃ」そのものの姿である。そしておそらく中学生の正雄とのやりとりが本書を作っていく。2人の会話は、不思議な雲の世界、水の世界、そして流れの世界そのものを紹介していく。橋の下にも、日本海にも同じ現象が見られる流体の世界を、身近にやれる実験をからめながら、本書は語っていく。特に牛乳を使っての数々の実験は「こんなことがおこるのか!」の連続である。
 本書は、万人にとって、夢中になって読むようなオモシロイ本ではないかもしれない。しかし、内容の濃さ、オリジナリティの高さ、そして読者に対しての筆者の真摯な態度など、なかなかこれほどの好著におめにかかることはない。本書は、自信をもってオススメできる。良書である。

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紙の本空の色と光の図鑑

2001/05/06 06:43

空の現象を知れば、生きていく楽しみが幾層倍にも広がります。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書を手にとると表紙を飾る美しい写真に目がいくでしょう。そして、ページをめくっていくと、やはり美しい、そして不思議な大気が作る現象の写真に心を奪われます。その脇には控えめでしかし見事に要点をなしたこれらの現象の解説が載せられていて疑問に答えてくれます。
 私たちをおおう空は、水蒸気の量や気温、その分布、そして太陽光線によって様々な光景を見せてくれます。中には特別な状況でないと見られない現象もあれば、比較的しょっちゅう見られていても気がついていない現象もあります。しかし、空の雲を見て、そこにどんな「大気のドラマ」が起こっているのか本書を見ればきっと興味がわくでしょう。そして日常的に実に様々な現象がおきていることに気がつくでしょう。
 虹を見て美しい、不思議だなと思う心を持つすべての人に本書をオススメします。

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ヒトとモノの悲喜こもごも

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 友達の知り合いのまた友達が、実は自分の母親だった。なんて経験はときどきあります。「えー、奇遇ねぇ」という組み合わせと出会いのおどろきは、楽しい話が咲くタネですね。

 この本は、ヒトとモノ(物質)を縦横にはりめぐらせた「出会いの宝庫」「悲喜こもごものエピソード集」です。
・マリリン・モンローの話がいつのまにかビリヤードに
・レーダーの話が空飛ぶブタに
・戦争とアスピリンとエジソンの3大話
・偉大なる少年化学者にママは理解なし
などなど多数の話がつまっています。

 それに対してこの邦題は、全然話題のはばひろさを表していません。この本を読んでいて「化学」を感じるのは時々でてくる「テストステロン」とか「ジエチレングリコール」といった物質の名前くらいで、化学を2回もタイトルにいれる必要はないのにです。もっとも著者は前書きで科学者および科学にたいする偏見と誤解(とそれを助長するマスコミ)について嘆いていますけれども。原題は「レーダー、フラフープ、空飛ぶブタ」というしゃれたものです。そう思って、このフツーの楽しい本を読むのがいいと思います。科学のたなだけにさらしておくのはもったいないです。でも、このタイトルだと科学書コーナーにいっちゃうんだろうなあ。

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関西おもしろ博物館

2001/10/09 01:16

足でかせいだ、好ガイド

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博物館のガイドブックは、旅行や美術関係の出版社からいろいろでています。最近は、行政の外郭団体が発行するものも多いようですが、たいていは建物の写真と行き方、料金と開館時間を述べているくらいです。しかも、こうしたガイドは大きな博物館に大きなページをさくという形式になっています。しかし、博物館の魅力は来館してじっくりと観て、使って、はじめて見えてきます。展示が今ひとつでも教育事業が優れている博物館もあります。また展示点数が少なくても非常に特徴のある展示を展開している博物館もあります。じっくり取材をしないと、本当に役立つ博物館のガイドはかけないのです。その点、本書は著者がふつうの来館者の視点で、じっくりと博物館を楽しみながら書いていることがよくわかります。必見の展示、光っている展示などのポイントをしっかり押さえてあり、館の写真ではなく、展示物の写真が豊富なのも好感がもてます。また、いくつかの館についてはインターネットホームページのアドレスが欄外に書かれています。もう少し出版される時期が遅ければ、この部分も充実したでしょう。タイトルの通り、関西の博物館の紹介ですから、他の地域の情報はありません。しかしその分、地元の人でも知らないすばらしい小博物館も紹介されています。関西を旅行するさいにもぜひ持っておきたい一冊です。

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百分の一科事典・月

2001/09/24 11:27

量が質になった一冊

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 日本の季節感は雪月花といわれる。観月の習慣やかぐや姫をいうまでもなく日本人は月をめでてきたといえる。
 その月について、徹底的に情報を集めたのがこの一冊である。月の本というと天文学の教科書か、オカルティックであやしげな本ばかり目立つなかで、本書は日本人の感性にうったえる部分を中心に構成されたこの本は貴重である。
 内容的には独自の調査や論はないのだが、これだけのことを調べようとしてひっくりかえさなければいけない本の冊数を考えれば、文庫でこれだけつまっている本書の価値がわかろうというものである。まさに量が質になった一冊といえよう。
 おしむらくは、イスラムの月のとらえかたなどの情報がすくない点である。日本人とは別の意味で月を大切にするイスラムの情報は今後のかかわりを考えると重要になるだけに残念である。

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プラネタリウムを知りたいならこの本

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 日本では、年間500万人がプラネタリウムに足を運んでいるそうだ。これは、Jリーグ全部の観戦者よりずっと多く、プラネタリウムというものが社会にいかに根を下ろしているかがわかる。

 だが、そのわりには、プラネタリウムについて書かれた本は少ない。特にプラネタリウムが何ができる装置で、どのように進化しているのかをフォローできるものはなく、プロですらよくわかっていないのが実状じゃあなかろうか。

 あなたは、プラネタリウムの歴史が紀元前までさかのぼれるって知っていただろうか? 300年前に人々が目をはった元祖プラネタリウム。ドイツが国家の威信をかけて作った近代プラネタリウム。そして、地上の星空から、数百光年を旅できるスーパーマシンへ、プラネタリウムはあくなき進化を続けている。

 本書は、長らくプラネタリウムの現場にいながら、海外とも積極的にかかわってきた伊東氏がプラネタリウムとは何かを語りおろした貴重な一冊である。特にプラネタリウムってこんなものでしょ。と思っている人には、最終章の探偵ドラマさながらの、先端天文学をテーマとしたプログラムにはおどろくだろう。

 おもいっきり宇宙に浸れる空間プラネタリウム。日本に350といわれる身近な世界にあらためて目を向けるなら、この1冊だ。
 そして、自分のご近所プラネタリウムをもう一度見直してほしい。プラネタリウムは無限の可能性を秘めている。本書は歴史からそれを教えてくれるような気がする。

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テクノマエストロ

2001/05/06 06:55

日本にもオモシロイエンジニアはたくさんいるぞ!

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 科学技術分野の、様々な発明・発見をした人を2ページ一人で140人も紹介している。スタートはエジソンだが、ほとんどは現役の日本人。日本人にだってオリジナリティはある!という以前に、よくもまあ、さまざまな発明・発見がなされているものだとそのバラエティにあきれてしまいます。

 中には、私より年下で大変な発明をしている人もいて、あせりたくもなりますね。より年下の学生・生徒には勇気を与えるとも思います。なお、内容は玉石混合だし、偏りもかなり見られますが、その辺をコダワっていたら、永久に本、、いや番組ができなかったでしょう。実は同名のテレビ番組の採録本ですが、テレビとは大幅に構成が変わっているそうです。

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南極っておもしろいんだなあ

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 私は知りませんでした。

 オゾンホールを発見したのは、日本の南極観測隊です。最初の南極隕石を見つけたのも、日本の南極観測隊です。南極と北極には同時にオーロラが見える場所があります。プレハブ住宅は、日本の南極観測隊のために開発されました。インスタントラーメンもそうでした。
 日本の南極観測隊は、南極に電波望遠鏡を持っています。その望遠鏡を使って、VLBIまでやっている。
 南極には自然保護地区があるんです。南極条約に加盟している国って、少数派なんですね。
 本当、知らなかったんです。

 本書は、板橋区にある国立極地研究所が発行する、極地研ニュースに連載された内容をかきあらためたものだそうで、見開き2ページで1テーマという形で南極に関する様々な情報を「展示」しています。いつぞや、国立科学博物館で南極展を見たときもおもしろかったのですが、本書はいつでもじっくり見られます。どのページから読んでもOK。南極っておもしろいんだなぁ。ってことがよくわかります。入手できたら、ちょっとうれしくなる本です。

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これは、星図博物館である

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 姉妹書の「世界図の歴史」とともに刊行された、大判の本です。書名の通り、太古から現代までの様々な「星図」がフルカラーで年代順におさめられ見るだけでも楽しい本です。また、それぞれの歴史的な意義の解説がなされており、単にモノをならべただけでなく、全体として構造が示されている、いわば博物館の展示的な内容になっています。言い換えれば、本書を持つことは「星図博物館」を持つことになるといえます。

 一方、現代天文学で使われる星図は、ほとんど電子化されており、必要な部分だけをその場で表示するような形になっています。本書は、天の全体、あるいは星座単位になるような広い範囲を示した図を対象にしています。そのため、現在的な星図はわずかしか出てきません。現在の星図については「星図・星表めぐり 新版」を見たり、インターネットなどで検索するといいでしょう。ただ、このことは、本書のよさを少しも損なうものではありません。本書は「宇宙図の歴史」ではなく、天球、すなわち地上から見渡せる空としての宇宙を対象にしたものであり、それに限定して 見るのが正解だからです。もっといえば、奥行きのある宇宙の発見(200年前のハーシェルの銀河系図が最初でしょう)の以前と以後をほぼ当分した「宇宙図の歴史」という本もほしくなりますが。

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紙の本星座を見つける

2001/05/06 06:32

この本は、まさにプラネタリウム!

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 主な星座を、その「結び方」「見つけ方」を軸に神話や天文学の話題などで潤色しながら、紹介した本です。筆者は横浜こども科学館のプラネタリウムのベテラン解説者であり、変光星の研究者でもあり、趣味は星の神話や伝説などの調査と、まさにこういう本を書くのにうってつけの人です。語り口も、まさに、プラネタリウムのうまい解説がそのまま本になっており、星座を見つける「勘所」を押さえた記述になっています。
 また、本書は変形版で、ほぼ真四角な本です。それを生かして見やすい図版を豊富に取り入れており、この点も好感できます。地上を入れた四角い星の図は、筆者のコダワリを感じさせます。
 さらに、本書のオシマイにある「かいせつ」には、星座鑑賞から天文学の初歩への橋渡しとなる、天体の動きなどの解説もあり、随所に挿入されたコラムと共に「話題」として役にたちます。また、解説の中には、著者のモーレツともいえる「星空学」が込められており、星座に詳しいと思っている人でも知らないことがたくさんあるでしょう。
 そんな本書の、唯一にして最大の欠点は値段です。ああ、980円だったら。あ、あと内容が豊富すぎて、野外で使うのにちょっと向きませんね。じっくり読んで、内容を頭にいれて、外にでましょう。一部をコピーをして、カードケースにはさんで外に出てもいいでしょう。

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マンガでのぞく、気象の世界

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 金髪の髪を持つ少女、向日葵がふとしたことから気象予報士、稲見と出会い、様々な事件に遭遇し解決していきながら愛を深めていく。という少女ミステリーマンガです。
 気象予報士が主人公のマンガってのも珍しいのですが、作者は色々苦労しながら、気象の知識をあつめ、それを事件解決の謎解きの道具に使っていきます。たとえば、ひょうが降ったことから、人物の行動を考えるとか。気象データを使いながら不可解なことを突き詰めていくといったことです。解説もなかなかがんばっており、気軽な気象の入門に使えてしまうほどです。

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地面と月面いま何さい?

2001/05/06 06:51

「宇宙地質学」の手軽な入門書

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 絵本の体裁をとっていますが、絵本っぽい図鑑といった方がいいでしょう。
 太陽系が誕生したさい、あいついで誕生した地球と月。その年はほぼ同じです。しかし、それぞれの表面の年齢は様々です。本書は、浸食や堆積といった現象から、古い新しいをどうやって見分けるかという基本的な考え方をのべています。
 さらに、実際に日本や世界の様々な場所、月面の様々な場所の年齢を探っていきます。特に月面の年齢については、言及している本で入手しやすいものがほとんどないので、本書は貴重です。
 なお、本書は最後に惑星を比べるという節を設けていて、金星、火星、水星という地面を持つ惑星の年齢についても簡単にくらべ、一覧表にしています。地球の始生代・原生代・顕生代という地質年代区分にあたるものが他の惑星についても述べられているのは面白いですね。
 なお、本書の欠点として、子供向けだからかもしれませんが、参考文献があげられていないのが残念です。著者らが万一勘違いをしていても、それをフォローする類書がないため(特に月面・他惑星)いっそうそのように感じます。

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