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Shinjiさんのレビュー一覧

投稿者:Shinji

104 件中 1 件~ 15 件を表示

映画とは全く別の作品

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この作品は、月刊アニメージュに連載途中で映画化されたので、そちらをご覧になった方も多いと思います。映画の方は、家族で楽しめるようにきれいにまとめられていましたが、コミックの方が、スケールの大きさ、人物の深み、問題の多様性と深刻さからいって格段に優れています。ただし、小さなお子さま(笑)や、どろどろしたものが嫌いな人にはおすすめしません。
 この作品では、単純な善悪二元論や安易なカテゴライズは、あらゆる場面で拒否されています。人々の生活を脅かす腐海には浄化の機能が秘められており、破壊の最終兵器である巨神兵はオーマ(無垢)と名付けられ、飽くなき権力欲に憑かれた王が最後にナウシカの命を守ります。
 終盤ナウシカは、希望を否定して滅びにまかせようとする、悪を否定して人為的に善を生み出そうとする「教団」宗教をともに斥け、善と悪をともに抱えた人間のありのままの姿を肯定する道を進みます。
 宮崎駿の人間観、世界観の良い意味できまじめな部分がもっともよく現れた作品ではないでしょうか。

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ナルニア国物語の著者C.S.ルイスの思想的自伝

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 両親の家系に始まり、幼い日の家族のこと、受けた教育のこと、若き日に友人を通して触れるた様々な思想のこと、そしてキリスト教への回心のことなど、C.S.ルイスが自らの辿った人生と思想の遍歴を記した自伝。それが、同時に20世紀前半における英国の思想的風景の優れたスケッチともなっている。
 ナルニア国物語の背後にあるルイスの思想を知るには最適。

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紙の本風の谷のナウシカ アニメージュ・コミックス・ワイド判 全7巻(分売不可)

2006/02/02 02:26

映画とは全く別の作品

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この作品は、月刊アニメージュに連載途中で映画化されたので、そちらをご覧になった方も多いと思います。映画の方は、家族で楽しめるようにきれいにまとめられていましたが、コミックの方が、スケールの大きさ、人物の深み、問題の多様性と深刻さからいって格段に優れています。ただし、小さなお子さま(笑)や、どろどろしたものが嫌いな人にはおすすめしません。
 この作品では、単純な善悪二元論や安易なカテゴライズは、あらゆる場面で拒否されています。人々の生活を脅かす腐海には浄化の機能が秘められており、破壊の最終兵器である巨神兵はオーマ(無垢)と名付けられ、飽くなき権力欲に憑かれた王が最後にナウシカの命を守ります。
 終盤ナウシカは、希望を否定して滅びにまかせようとする虚無と、悪を否定して人為的に善を生み出そうとする「教団」宗教をともに斥け、善と悪をともに抱えた人間のありのままの姿を肯定する道を進みます。
 宮崎駿の人間観、世界観の良い意味できまじめな部分がもっともよく現れた作品ではないでしょうか。

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キリスト論の入門として最適

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 一流の学者の書いた本は、学問的価値がどれほどあるにせよ(あるいは学問的価値があればあるほど)、素人にとっては退屈きわまりないものです。しかし、一流のジャーナリストならば、読み手を飽きさせずに、一流の学者の業績を紹介することができるでしょう。そのテーマが自分の大いに関心のあるものならばなおのことそうです。
 リー・ストロベルはシカゴ・トリビューン紙の敏腕記者でしたが、妻が信仰を持ったことを機にキリスト教についてその真偽を調べ始めました。そこに記者としての経験が生かされています。彼は調査に当たって、学問的にも人間的にも信頼できる一流の学者14人を選びました。本書は、敏腕記者ストロベルによる14人の学者たちへのインタビューの記録です。キリスト教の本質についての鋭い疑義が、誠実かつ学問的にも堅実な応答によって一つ一つ取り除かれていく様子には感動すら覚えます。

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紙の本ユダヤ戦記 1

2002/03/26 22:07

キリスト教研究の貴重な史料

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ユダヤ教の伝承についての博識を駆使して「ユダヤ古代誌」を書いたヨセフスが、唯一とも言える貴重な体験を駆使して書いたのが「ユダヤ戦記」である。
 新約聖書の使徒たちとほぼ同時代に生きたヨセフスは「裏切り者」としてユダヤ戦争を生き抜き、それゆえにユダヤ人としてこのような貴重な記録を残すことができた。そして、本書はキリスト教誕生の背景を扱った同時代の史料として第一級の価値を持つものである。
 訳者は日本に於けるヨセフス研究の第一人者である。

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紙の本マタイ受難曲

2001/12/18 15:06

J.S.バッハ研究の第一人者によるマタイ受難曲

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マタイ受難曲はJ.S.バッハの最高傑作。そして磯山雅氏は日本におけるJ.S.バッハ研究の第一人者です。その磯山氏がマタイ受難曲と真っ正面から取り組んで、長大な受難曲のテキストを新しく訳出し、ひとつひとつの場面、ことば、フレーズに解説を付したその成果が本書です。
 文章は難解な術語もなく、一般向けに理解しやすく読みやすいものになっています。しかし、平易な文章に盛り込まれた高度な内容は、愛好家から専門家まで幅広い読者を満足させるものです。巻末にマタイ受難曲のディスコグラフーが著者のコメント付きで掲載されているのも嬉しい収穫です。

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MTBメンテにはまずこの一冊

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この一冊があれば、基本的なメンテナンスは大体間に合う。メンテナンスの手順に合わせてカラー写真が配列されているので、大変見やすく分かりやすい。
 そして、他のメンテ本と一線を画すのは、いろいろなタイプ(これが初心者には分かりにくい)のMTBの写真が、その特徴と共に載っていること。そして大判のカラー写真が多用されているので、よく見るとパーツのメーカーや型番までも(全てではないが)分かること。私自身、自分の走りのタイプにあわせてパーツを交換したいときに大変役に立った。
 これからMTBを買おうと思っている人にも、そろそろ初心者を卒業して愛車をチューンアップしたい人にも、近くに親切なショップがなくて困っている人にも、まずこの本に目を通すことをお薦めします。

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紙の本お姫さまとゴブリンの物語

2006/02/02 02:05

英国ファンタジーの名作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ジョージ・マクドナルドは、C.S.ルイスやJ.R.R.トールキンにも深い影響を与えた英国のファンタジー作家です
 幼いアイリーン姫は、賢さと優しさと素直さと勇敢を合わせ持った、まことにファンタジーの主人公にふさわしい少女です。このお姫様は館の塔の上で不思議な「おばあさま」に出会います。物語は、お姫様とおばあさまを中心として、そこに人間たちに復讐しようとするゴブリンたち、そして勇敢な鉱夫の少年カーディーがからみあいながら、ゴブリンと人間たちの最後の戦いへと突き進みます。
 牧師でもあったマクドナルドは、把々の幻想的なシーンを通して、人間の理解を超えたお把の存在について、信じることについて多くの事を教えてくれます。
 ラファエル前派の画家アーサー・ヒーズによる挿し絵も一見の価値があります。

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古き良き時代の硬質な童謡集

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 上田敏が「英国最大の女詩人」と評したクリスティーナ・ロセッティは、ラファエル前派の中心画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの妹です。彼女は兄と違って、正統的なキリスト教信仰を持ちつつ詩人として名をあげました。
 本書は、彼女が子どものために書いた詩集、つまり童謡集です。現代の私たちは、童謡集というと砂糖菓子のように甘いものを想像しがちですが、昔の童謡はマザーグースに見られるように、もっと硬質な部分を持っています。この童謡集にも古き良き時代の硬質な手触りを感じます。
 本書の挿し絵を描いているのは、ジョージ・マクドナルドの挿し絵などで知られるラファエル前派の画家アーサー・ヒューズです。彼の手による素晴らしい挿し絵が各ページに載っています。
 巻末には、英語の本文が掲載されています。

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若い人たちに是非読んでほしい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 岩波ジュニア新書の一冊である本書は、難しい本ではありません。しかし、その中身は深く、読み返すたびに感動させられ、考えさせられ、教えられることがあります。
 ここにはいろいろな国で、人を愛し、人のために捧げ、生きた人たちのことが書かれています。
 第二次世界大戦で良心的兵役拒否を貫いたアメリカのクェーカー教徒たち、彼らを評価しつつも現実主義に立ち議論を尽くしたニーバー博士。日本人として是非とも知っておかなければならない韓国の堤岩教会事件とそれを報じた柏木義円牧師。沖縄や韓国の美を愛し、彼らのために嘆き、差別や圧制と戦った柳宗悦。自由な心をもって官憲にも接した東ドイツのハーメルさん。アイヌを愛し、伝道をしながらアイヌ語研究の扉を開いた宣教師バチェラーなど。
 国や世界が戦争や憎しみ、差別や偏見という影に覆われていた時代に、彼らは、深まりゆく闇に抗して、小さくとも決して消えない光を歴史の中にともし続けてくれた人たちです。人を、国を、そして世界を考えるために、必読の書です。

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読みごたえのある冒険ファンタジー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は「お姫さまとゴブリンの物語」の続編です。
 病をえた王様は悪臣たちによって国政から遠ざけられ、国は荒れる一方。「おばあさま」に助けられた鉱夫の少年カーディーは、不思議な動物たちを引き連れて立ち上がります。アイリーン姫と一緒にさまざまな試練を乗り越えて、王様を守り、秩序と平和を回復するまでの物語。
 マクドナルドならではの幻想的なシーンを交えながらも読みごたえのある冒険ファンタジーです。

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紙の本北風のうしろの国 新装版

2006/02/02 01:46

中村妙子の名訳によるジョージ・マクドナルドの代表作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ジョージ・マクドナルドの「北風のうしろの国」は、貧しい御者の息子ダイアモンドと「北風」を巡る長編ファンタジーです。
 マクドナルドのファンタジー作品には珍しく、本書の舞台は、彼の同時代の英国です。そのため、時代や社会や人の生き死にについて、マクドナルドの見方が、最も率直に、最もよく現されており、それがファンタジーという形式の中に、彼ならではの手法で織り込まれています。
 物語の構成や流れは決して流麗とは言えませんが、それが返ってC.S.ルイスの言う「真実なものが持つゴツゴツした手触り」を感じさせ、深い味わいになっています。
 最後になりましたが、中村妙子さんの翻訳は深みのある素晴らしい訳です。マクドナルドの名作が、長らく絶版になっていた中村さんの名訳で復刊されたことを心から喜んでいます。

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紙の本ビート・キッズ

2002/09/21 18:03

サイコーにおもしろい!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。


 久しぶりに、純国産のめちゃおもしろい本を読んだ。主人公は中学生ドラマーの横山英二。ルックスはそこそこだが、リズム感は天才的、けどアホで運動神経ゼロという設定が効いている。平均すると普通の男子。だから感情移入がしやすい。それに舞台が大阪というのもいい。この人間くささとノリは関西、それも大阪以外では考えられない。
 話は、英二がもう一人の天才ドラマー菅野七生に引っ張られて吹奏楽部で大太鼓を叩くところから始まる。みんなで万博公園でのドリルフェスにでるところが見かけ上のクライマックス。
 実は英二には、気はいいけど酒飲みの父ちゃん、美人だけど病弱な母ちゃん、生まれたばかりなのに心臓に病気を持った妹がいる。そんな家族の中で、ドラムは英二の「心の花火」になっている。ビートを叩きだすことと、生きることとはもう切り離せない。だから、生きるのがつらくなったときにはドラムが支えになる。本気で生きなきゃいけないときには、叩けなくても心で花火が見える。

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紙の本ビート・キッズ 2

2002/08/28 02:07

英二のロックが聞こえる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『ビート・キッズ』の続編。
高校生になった英二は、伝説のロッカーをめざすヴォーカルのゲンタらと共にロックバンドを組んだ。
ツェッペリンの『ロックン・ロール』をひっさげ、ビジュアル系バンドの野外ライブをジャック。それがオープニング。いろんなバンド、音楽好きの友だち、先生たち、そして家族が絡み合いながら話はぐんぐん前に進んでいく。しかし、英二の前に厳しい現実の壁が…。それを乗り越えて、予定調和的ではないけど、どこか明るいエンディングに。
読んだ後に、さわやかで深い感動が残った。

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紙の本神の言葉である聖書

2002/03/26 22:30

聖書とは

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者はプロテスタント福音派の新約学者。聖書を読むにも様々な立場がある。福音派は聖書は「神の言葉」であるということを前提として、聖書の言葉を信じていこうとする。著者は、聖書が「神の言葉」であるとはどういうことか、その言葉を信じるとはどういうことか、を分かりやすく説明してくれる。聖書の読み方について迷っている人にお薦めします。

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