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先月(2017年8月)

やみたけ@とんち書房さんのレビュー一覧

投稿者:やみたけ@とんち書房

2 件中 1 件~ 2 件を表示

怪人物がゾロゾロ

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 関東大震災の時期、宮武外骨は『震災画報』を刊行し、大杉栄は甘粕に殺され、鳥居龍三は「これ幸い」とばかりに、遺跡発見のため奔走した。ウムム学者馬鹿ッ!(このエピソードは、志ん生が震災時に酒屋に飛び込んだエピソードを連想させる)さて本書の内容だが、エッセイと怪人物紹介という構成。人物紹介は簡潔に纏められているのですが、別冊宝島『巨人列伝』の再編集なのであった。まあオモシロイからいいんです。ここで興味深い人物としては、佐々木照山、葦原将軍あたりでしょうか。エッセイ部分にはそこはかとないユーモアが漂い愉快至極。インターネットの電波系サイト紹介・やおいな彼女との別れを告白するあたりは、なかなか毒がありますな。思わずふふふってなもんでありやした。さくさくと気軽に読める、良い本だと思います。やみたけ@とんち書房でした。

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光る風、光る大空、光る大地。

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 あの名作漫画が文庫で読めるとは嬉しい。天勝って「甘糟」のパロディなんだろうか。では、大杉栄は何処に。後半のあっけなさは少々残念なんだが、やはり傑作であるよなあと思うし、読んでおくべき一冊であろう。物語は「1984年」に連なるディストピアものだが、本作でバッド・テイストだと思うのは、米国軍事介入に敵対するカンボジアの共産勢力(として台頭した)「ポル=ポト政権」が、もっと残虐なことをやらかしてしまったという歴史上の事実である。これは皮肉か。
 中性子をオカマと表現するのは今となっては新鮮。唐突に、何の前触れもなくおこってしまう「地震」によって主人公がフヌケになってしまうのだが、これは、関東大震災や阪神大震災の記憶だ。どんな政治的弾圧にも屈しなかった主人公が「自然の力」にだけは勝てなかった、ということなのであろうか。いやいや、そういう解釈ではなくて、本作品は日本人が抱いている悪夢を点描した結果、出来たものなのだろう。だから、別に突然地震が起こっても気にはならない。地震とはそういうものである。物語に整合性がなくたって、山上の悪夢を描いた結果なんだからカンケーないのだ。強烈な悪夢を共有したというだけで「光る風」の存在価値はは十分すぎるほどある。ルチ将軍(プリンプリン物語)とか、シンプソンズのキャラが出て来るのはどうして。
やみたけ@とんち書房

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