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沙月美亜さんのレビュー一覧

投稿者:沙月美亜

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本銀のキス

2002/03/15 12:01

憑き物が落ちるように

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 不死者は死なないことに苦しみ、定命の者は死ぬことに苦しむという対立構造が主人公二人の視点を切り替えていることにより巧く書けていると思います。不死者の描写も必要以上にグロテスクではなく良い雰囲気で描かれていました。
 別れが迫ってくるいらだちや恐怖を、作中人物それぞれが自分の心に折り合いをつけて解決することにより、それを読んでいる人にも何か届くものがあるのではないかと思いました。

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紙の本空色勾玉

2001/04/02 03:36

丁寧に織られた美しい物語

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 まっすぐな乙女、優しき若子、麗しくも烈しい御子神、猛々しくも優しい王達……神話という織物を織るにふさわしい人々によって、美しい物語が織り上げられていきます。

 闇に生まれつつも輝に焦がれる乙女と、輝に生まれつつも闇に焦がれる若子の出逢いはあたかも水が描く波紋のように、相争う二つの勢力を巻き込み、豊葦原に新たなる風を吹き込ませ、呪いを祝いへと昇華させる……

 迷い、行きつ戻りつしながらも道を見いだそうとする二人、強い想いを胸に秘めた人々が鮮やかに描かれている名作です。

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ゲームノベライズの逸品がここに

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 一部では伝説となっているウィザードリィ・シナリオ1のノベライズです。
 この本の原版が出た時期はゲームの小説化やマンガ化が流行しており、この作品もファミコン必勝本というゲーム雑誌に連載されていたものに加筆修正を加えて出版されたもので、当時から名作の呼び声も高い作品でした。
 主人公の顔は見えないし登場する組織や人物にも特に設定は無く、シナリオも『魔法使いワードナがトレボー王の魔除けを盗んでダンジョンに逃げ込んだ。トレボーは魔除けを持ち帰った者に褒美と地位を与えるふれを出した』くらいのウィザードリィというゲームをノベライズするにあたっては作者の肉付けがあったのですが、ゲームの根底でありウィザードリィをウィザードリィたらしめているシステム的な部分をすっ飛ばしたりはしておらず、消化して作品世界のリアリティとするあたりに巧さを感じます。
 基本的にゲームと同じくダンジョンに潜って最深部のワードナと戦って……というストーリーですが、それなりに仕掛けやどんでん返しがあって飽きさせないつくりになっていると共に、登場人物それぞれが人間的に成長する様子もちゃんと描かれています。
 十年後再販されても新鮮で、今だにこれを越えるゲームノベライズがほとんど無いと言っていいほどの名作を、ぜひお楽しみください。

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紙の本〈ヤギ〉ゲーム

2002/05/11 02:14

いつもふたりで

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 サマーキャンプでいじめられ、島に裸で置き去りにされた少年と少女。そのままキャンプから抜け出し、消えてしまおうとしてどこへ行くとも知れない道を歩き続けるふたりは、様々な人達と出会い何かを得、取り残された親もまた、子と向き合おうとします。
 私はローラの母親がハウイとローラのことで、彼らの友情を無自覚に放置するのではなく、問題を見据えてそれを受け入れる決意をするシーンに心を打たれました。
 ハウイやローラの年頃、なんとはなしに感じた寂しさと、そばにいるだけで幸せな友達がいた感覚を味わえる良作です。
 唯一惜しむらくは、再販でカバーが変わってしまったことでしょうか。新版の二人並んで歩くカバーもよいのですが、福武書店版のカバーの絵にはとても素敵な仕掛けがしてあったのです。

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青春小説

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 人類の範疇から踏み出した能力や超人などが出てくるが、やはりこの作品は青春小説だと思う。社会に対してなんとなく反感を持ち、なんとなく一緒に行動する背伸びをしている少年少女の青臭い話。だが、時間には逆らえないのか彼らにも大人になる時が来る。物語の途中で斃れた者達は幸いである。彼らはそれ以上苦しまずに終わることができたのだから。
 そして、彼らはそれぞれに何かを背負いそれぞれの道を歩む。再会することも無いだろうし、思い出だけで充分なのかもしれない。あなたも八人目となって彼らと共に地下道を駆け抜けるのはどうだろうか。

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あの頃私達は若かった?

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 雑誌連載をまとめた形の単行本で、もはや同時代性は無いものの、同じ頃からパソコンをいじったりアニメを観たりしている人は、本編を読む楽しみの他にも「ああ、あの頃は……」などと回想できるのではないでしょうか。作中登場人物の行動が割と身につまされるあたりも、この作品を読んで回想する原因となっていたりもします。

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『あの夏』の思い出

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 ブームにもなった近未来人型兵器ものアニメの漫画版なのですが、アニメの方と比べても、近未来や人型兵器という部分より、主人公シンジ達のぎこちなくも暖かい人間関係や、ずっと続くものだと思っていた平凡な日常と、それが崩れていく様子が描かれていると思います。
 どことなく郷愁を感じさせる雰囲気は、少年や少女だった頃味わった『あの夏』の思い出を呼び覚まさせてくれます。

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帰ってきた冒険者達

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いわゆるドラクエのような世界に生きる冒険者達のお話です。しかし、ゲームのように世界の存亡を賭けてとか、神の試練だとか、悪魔の復活だのいう派手な話はありません。ゲームを初めたての、おっかなびっくりダンジョンに挑む面々が、なんとかかんとかやっていくという地味めの話です。
 私はレベルが低いときドキドキしながらゲームを進めていく感覚が好きなので、初めて読んだ時は求めていたものに出会ったという感じがしました。
 今は頭に新がついたシリーズになって続いていますが、恋愛を前面に押し出した感がある新シリーズよりも、友達同士冒険しているという感じの強いこの頃のシリーズが好きです。

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紙の本邪馬台国はどこですか?

2001/09/14 13:19

お茶漬け風ミステリ?

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 書名になってるタイトルを含む六つの短編からなる、歴史ものミステリです。刑事コロンボとか古畑任三郎みたいに、まず答えを提示してそれに近づくという虫食い算的な感じで、あれれ? という感じだけどどこか筋の通った論理が組み上げられていくところはなかなかに楽しいです。

 料理されている素材もマニアックなものでなくて、邪馬台国とか聖徳太子とか本能寺の変とかの、誰でも一度は耳にしたことがある感じのものを上手いこと料理してる感じでした。さくっと読めることは大事だと感じた次第です。

 細かいところをつつけば誤謬が見られたりもしますが、舞台となってるのがバーのカウンターということもあって、さらりとお茶漬けのように読めるおすすめの一品であります。

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俺達に明日は……?

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 でっかいことをやってのけ、光の下を軽やかに駆け抜けた悪党たちの物語でした。
 何かわだかまっている事がある。が、踏み出せない人々の背中を押す“世紀の大悪党”、そして彼に導かれるまま、痛快とも思える勢いで犯罪を成功させていく悪党たち。どんどん膨らんでいく話に戸惑いながらも、彼らは進んで行く。
 果たして読者が彼らと駆け抜けた果てにあるものは落胆か、後悔か、憤怒か、はたまた清涼感か。
 ある意味健全過ぎるほど健全な物語でした。
 そして、読み終えた方は「自殺したサルの物語」について調べてみるといいかもしれないし、そうでないかもしれません。

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黄昏の岸暁の天

2001/08/17 21:16

新しい展開の始まり

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 内乱を鎮めて正式に景王となるも、官の統率に時間がかかる陽子と、周囲から期待されて泰王となり、理想のために邁進する驍宗という二王の対比を軸に、天の大綱や登極した後に待ち受ける宮中の戦いが描かれていきます。

 天に選ばれたという王も、全てを思うままに出来ないという現実を突きつけられ二人の王が取る行動は、逆でもあり、非常に似ているとも言えます。今だ王達の途は途上のようですが、天の大綱という王を縛るものとも対峙する人々は、徐々に何かを変えている感触がする。黄昏の先にある夜を越え、暁を見る希望をくれる物語です。

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よくわかって簡易リファレンスにもなる

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 1997年発行と少し古めですが、perlを使ったCGIの作り方について、わかりやすさと内容の深さが割と良いバランスでまとまった内容になっていて、載っているスクリプトをちょっといじってみたり、自分でスクリプトを書くときの参考書にしたりと、幅広く役だってくれました。
 入門書だけにいろいろとやりたい事の幅が広くなったら物足りないかもしれませんが、私にとっては初めてperlを始める時に巡り会った良い本です。

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