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二羽酉さんのレビュー一覧

投稿者:二羽酉

1 件中 1 件~ 1 件を表示

文字禍の館

2001/04/13 23:08

文字の存在感に戦慄

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書の主役は漢字です。見たこともない、まして読み方や意味など見当もつかない、けれどもその字面からは 何やらおどろおどろしい雰囲気を感じとることはできる…そんな漢字が次から次へと現れて、人に襲いかかります。見た目の迫力や意味を踏まえて、なかなか効果的に 漢字が配役かつ配置されていると思います。
 この本に出てくる文字を見ていると、ものごとに名前を付け それに文字をあてがうという過程は、何だか妖しい、儀式めいた作業のように感じられて来るのです。

 分類としてはホラーなのですが、ビジュアル的には笑えるのではないでしょうか。『パラサイト・イヴ』の「ぴちゃぴちゃぴちゃ…」というノリや、『十三番目の人格−ISOLA−』で人格への名前の付け方に面白みを感じた方には特にオススメします。この笑える、という部分は、読めばわかるというよりは見ればわかる、といった魅力でしょう。

 作中でひとつのなぞかけがありますが、難度はあまり高くありません。きちんと推理できなくても、ミスリーディングに惑わされさえしなければ、直感で正解が得られるのではないでしょうか。それでも、そんな風になんとはなしに正しい答えを得たからといって、内容の面白みが軽減されるわけではありません。むしろタネ明かしをされたときに、その凝った作りに驚きを感じさせられます。

 …あと、これは本書の内容評価とは関係ないのですが、紙がすけて 次ページに書いてあるものが見えてしまうのが、残念といえば残念です。

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