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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

のらうさぎさんのレビュー一覧

投稿者:のらうさぎ

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本マニマニ

2004/04/29 22:24

マニマニのまにまに

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

しなやかな女の子たちのオムニバス。
恋愛だとか生活だとか、ふつうのことにちょっと不器用な彼女たちが、でも一所懸命に前に進んでいく。

17で母親になっちゃったヤンキー娘が、どーしょもない恋人に捨てられて、働かなきゃ、でも中卒だし、根性焼きもあるし、茶髪だし、誰も雇ってくれないよ…とマイナススパイラルな思考に陥った時、「ちがう、何かちがう」と考え直すシーンが、私は好きだ。「とりあえずできることからやろう」と彼女は髪を黒く染める。そしてたくましく母になってゆく。

その遺伝子は、娘の楓子ちゃんにもちゃーんと受け継がれている。学校の女の子たちの群れが怖くて不登校の楓子ちゃんが、大事にしているのはふたりの友達。ヤンキーのリカちゃんと、ずっと年上のたっくんだ。ふつうの友達と群れないからうまくいかないのかも、と思いながら、彼女も、「ちがうな」という。「クラスの全員とくらべたって、リカちゃんとたっくんのほうが大事」と。

ちょっとイマドキでちょっといーかげん。だけど、この作者が生み出す人物たちには、すごく低血圧なパワーがある。へなへな〜と笑いながら、落ち込んだときにはちゃんと、「ちがうちがう」と自分にダメ出しできるように、今夜もまた読んでしまう。

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目で味わえる一冊です!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子どもが生まれて外食ができなくなった。
が、授乳していると、考えるのは毎日毎日おいしいもののことばかり。
というわけで買っちゃいました。
東京一予約のとりにくい人気フレンチレストランのレシピ本!
「豚肩ロースの黒胡椒焼き」とか、「野菜のエチュベ 帆立て貝柱添え」とか、
家庭でもできる、でも今までここまで手をかけなかった、おいしそうなお皿の数々。
ページの間から、シェフの料理に対する愛情が伝わってきます。
彩り鮮やかな写真に添えられたレシピがまた分かりやすい。
あんまり細かい料理本だと、作る気もうせちゃうものですが、
この本では見開ききっちり1ページ。
そこここにシェフのワンポイントアドバイスがあって、
「火にかけてアルコール分をとばしながら、木べらでフライパンについた
肉のうまみをこそげ落とす」とか、
「燻製の香りをじゃがいもに移すようにあおる」とか、
読んでるだけでよだれが出てきます。じゅる。
さらに嬉しいことに、巻末にはシェフおすすめの
ソースと保存食のレシピが。
ラタトゥイユなんて、作っておけば便利そう。
これで私もお料理上手に! と思ったけれど、
眺めてるだけでうっとり満足しちゃうのが玉に瑕かもしれません。

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紙の本ハチミツとクローバー 4

2003/03/30 19:09

甘ーいハチミツと幸運のクローバーが必要なあなたに

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

キュートでちょっとおセンチ(死語)な芸大学園物語。
見た目小学生、でも造形美術には天才的なはぐちゃん、彼女に恋する竹本君に、やっぱり天才的だけど超変人の森田先輩、年上の女性へのかなわぬ恋に身を焦がす真山君(4巻表紙)、その彼にさらに恋心をつのらせる美女、あゆ(通称鉄人・酒屋三代目)と、個性たっぷりで応援せずにはいられない面々。トキメキあり、ビターな失恋あり、将来の不安あり、でもこの仲間たちがいれば大丈夫! てなところでしょうか。

ヤングユー紙上で連載中の通称「ハチクロ」、雑誌を移ってきた後も、しばらく後ろのほうで地味に読者をほのぼのさせてくれていましたが、最近やっとメジャーな雰囲気が漂ってきました。

決して闊達な描きっぷりではないのに、一編ごとに胸が切なくなるのは、「愛」なんてこっぱずかしいものではなく、「好き」という気持ちを、やさぐれた心にも思い出させてくれるから??? 要所要所に入る登場人物たちのツッコミも、甘くなりすぎるのを止めてくれます。

個人的には浜田山商店街の御隠居さんたちや芸大教授の爺さんたちが非常に好み。大人も子供もおじいちゃんもおばあちゃんも楽しめます。

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天使

2002/11/27 19:57

コクがあります(うわばみ指定)。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

佐藤亜紀ジャンキーである。どれくらいのジャンキー度合いかというと、『バルタザールの遍歴』と『戦争の法』と『モンティニーの狼男爵』と『1809』をハードカバー・文庫セットで揃えているくらいにはジャンキーだ。それゆえにこの五年間は寂しかった。辛口の各種エッセイと、今は亡き雑誌STOREその他にたまーに掲載される短編を、まるで台所の料理用リキュールをすするアル中のようにあさった日々だった。
その佐藤亜紀の新作が連載されている!別冊文藝春秋を、私は入院中に病院の売店で買った(注 ほんとにアル中だった、わけではありません)。重かった。晦渋さを増したと思った。最後まで読みきれなかった。雑誌の細かいフォントのせいだと思いたい。…って私、幾つだ。
実際、そっけなくも美しい装丁のハードカバーを手にすると、一気に杯を空けるように(だからアル中ではありません、てば)読んでしまったのだ。びやん。
一読してもう一度、ごろごろ寝そべりながら今度はちびちび読む。どこのページから始めてもいい。語りそのものを繰り返し味わえる作家はそうはいない。

ひとつふたつの奇跡では、歴史は変わらない。ましてや人ひとりの人生は、意思なんてものをはるかに超えたところで決まる。作者一流の世界観だ。それでも相応に世界は美しくいとおしいし、伊達に生きることくらいはできる。
それにしても、妖艶な天使だ。

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紙の本太陽の塔

2004/01/21 19:19

クセになる、口の減らない語り口。「数億年の歴史を持つ強靱なる生命の煌めき」とは何でしょう?答えは本書83頁をご覧下さい。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

のっけから思い出話で恐縮だが、うちの弟は昔から頭が良く口が減らず3才年上の私はよく泣かされた。
それでもヤツはかわいい弟だったのだがそう思っていたのは身内だけだったようで、本人が地元随一の進学校にあがればモテると思い、京大に行けばモテると思い、医学部に行けばモテると思い、国家試験に受かればモテると思い、その全部を実現してもなお、彼はモテなかった。今も彼は大学周辺で悶々としているはずである。

という現実をふまえて私は断言する。この作品はおつむの回る青年の妄想ファンタジーであり、同時にドキュメンタリーだ。国立大学の周辺にはこんなモテない男どもが限りなく思索的かつ無駄なエネルギーを現実に放射している。

あこがれの水尾さんに手ひどく振られながらも「水尾さん研究」にいそしみ、クリスマス打倒を誓う「休学中の五回生」の主人公に抱腹絶倒しながら、最後にはほろりとすること請け合いである。京都・鴨川の法則など、地元を知る人にはなお楽しめる。ホント、つるつる読めます、つるつる。

この文章力にしてお笑いのセンス。次作も楽しみだ。

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紙の本野ブタ。をプロデュース

2004/12/18 17:26

イケてます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高校2年の「俺」、桐谷修二は、セルフプロデュース力に長けた、自称学年の中心人物。その修二が、デブでキモくてウザイ転校生、小谷信太=野ブタを、一躍人気者にするべく、つんくばりのプロデュース企画を練り上げる。

クラスメイトはじめ、周囲の人々を「お客様」になぞらえ、作り上げた自分像の「着ぐるみショー」で学校の人間関係を乗り切ってゆく主人公の調子のよさと危うさのバランスが絶妙だ。若者らしい軽快な語り口だが、単に饒舌なだけではないことは、最後のどんでん返しに至る構成力を見ても明らか。

嫌われ者の野ブタをどうやって「キモカワイイ」キャラに変えてゆくかは読んでのお楽しみとして、「作り上げた自分による、他人への影響力を試してみたくて仕方がない高校生男子」、という主人公像にデジャヴを感じ、記憶をたどってみた。思い出した。貴志祐介の「青の炎」だ。ほんとうの自分をひた隠し、ガールフレンドの心を溶かして恋心を誘ってゆく…まあ、完全犯罪をたくらむ少年と、「(笑)」多用少年とはトーンがかなり違うのだが、巧妙なつもりで自壊していくところは共通している。笑えて、ちょっぴり切ない。

人間関係って難しい。高校時代から大して成長していない自分を省みつつ、それでももう少し友達づきあいに真剣だったあのころを思い出した一冊だった。

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神の一手は果てしなく

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この漫画のおかげで囲碁にはまっちゃった子供はどれくらいの数になるんだろう。
五年に及ぶ連載が終わった。最後の一躍にふさわしく、舞台は日中韓の少年達がしのぎを削る北斗杯の大将戦。ヒカルと高永夏(コ・ヨンハ)の因縁の対決は…(コミックス派は今すぐゲットだ!)
囲碁のルールなんかちっともわからなくても、深いんだー、おもしろいんだー、ってことはびしびし伝わる作品だった。個人的には作品としては「佐為編」だけで十分昇天しちゃってたと思うけれど、まあ外国ファンサービスってことで。
ほった先生、小畑先生お疲れ様でした。そして作品陰の功労者である連載初代担当編集者であり、44歳の若さで今年1月に急逝なさった元・週刊ジャンプ編集長の高橋さんにも同じ言葉を贈りたい。熱い言葉で「ヒカ碁」を語る方だった。

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紙の本青の炎

2002/11/16 23:25

予告する。映画よりいい!きっと。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「黒い家」「十三番目の人格 ISORA」の作者による、青春倒叙推理小説。
来春公開される映画版の監督は、なんと世界のニナガワらしい。しかも、マドンナはあやや…。

17歳のさわやか少年、秀一君が、母と妹のために赤い炎よりも熱い殺意を燃やす。この秀一君、完全犯罪をたくらむあまり、実に熱心に勉強します。実験や工作もします。つまり優等生なんです。殺人計画にカタカナの作戦名つけたりするあたり現代っコぽいけど、現国の教科書に載っている文学作品に、敏感に反応したりする。今ドキめずらしい、素直ないいコなんです。でなきゃあの衝撃のラストはないよ。

17歳、少年、というキーワードで、不必要に先入観を持って読むと、作者の丁寧な心理描写に優雅にいなされる。ディテールの細かいところはいつものことだけど、この品位、あとがきにまでにじみでている。現代性というよりは普遍的な青春像と思って読むべし。
このあたり、世界のニナガワはどう料理するんだろう。あまり客寄せパンダ物語にはして欲しくないなあ。

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センター試験の結果が良かった人も悪かった人も、こんな選択肢もあります!なんてたきつける気はさらさらないけどまあ、参考にはなるよね、海外進学。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

80年代、中曽根首相(当時)がぶちあげた「留学生10万人計画」は、おおかたの予想に反して今年にも達成される見込みらしい。
21世紀初頭までに日本で学ぶ留学生を20年間で10倍以上、アメリカ並みとまではいかなくてもフランス並みの留学生受け入れ国になろう、というのが主旨であった。そのためにはやれ受験手続が煩雑だの、英語による講義が少ないだの、授業料が高いだのと日本の大学の問題点があげつらわれた。が、それを目にするたびに私は思ったものだった。

それ以前に、日本の大学は果たして異国からはるばるやってくる学生たちにとって魅力ある講義・研究内容を提供できているのか、と。

それは何も他人やかつての自分の論文をエンドレスに引用し続ける教授たちばかりの責任ではない。教室を昼下がりの動物園、スタバの2階席に貶め、英文学の卒論に「私のUFO遭遇体験」を書き連ねる(注・某W大学の実話です)学生たちにだって勿論責はあるのだ。が、近年のアジア諸国はそんな日本にでも大事な子弟を送り込んでくれるほど景気がいいらしい。冗談ではなく、彼らは少子化ニッポンで生き残りをかける有象無象の私立大学にとっては有難いお客様なのだ。教育ではなく経営、とのたまう向きですな。東北のほうにもあったでしょ。つぶれちゃったけど。

という点を踏まえて本書を読むと、なるほどー、気骨のある若いのがいるのねー、などと素直に感心してはいられない。ましてや筆者が繰り返し感嘆する「自己責任による選択肢」なんて言葉には。
本書に出てくる24人の学生は、ほぼ全員がアメリカもしくはイギリスに留学している。先に述べた留学生の数が今まで伸び悩んできた理由のひとつには、どうせ行くなら日本よりアメリカ(そして行けなかった層が日本で手を打つ)、という常識があったからだ。
つまり、日本の大学が変わるのなんて待ってられない。あたしたちにはそれだけの頭が(そしてお金が)あるのよう!ということなのか。いいのか、ニッポン、それで?

一部の上澄み層が英米への留学を選択するというのは今に始まったことではない。
しかし受験生を送り出す側としての高校が積極的にそれを支援することはなかったはずだ。
本書には、NHKスペシャル「学ぶ意欲を取り戻せ」でも紹介された「城南ドリカムプラン」の福岡県立城南高校や、総合学習のはしりとも言うべき「個人課題研究」の茨城県・私立茗渓学園など、結果的に留学を選択肢のひとつとする高校や、アメリカ州立大学への進学をサポートするNCN米国大学機構など、留学を夢見るひとにとっては心強い組織が登場する。是非我が子をここに!という親御さんも多いことだろう。

でもね、そりゃあ良質の教育は受けたほうがいいに決まっているけれど、受けられなかったからといってすべてが手遅れ、ってことはないと思うんだけどな。

少なくともスタミナはおすそ分けしてもらえる本である。
夢なんて、簡単に語れるものじゃないよねえ。

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田中さんに癒されてるのもいいけど、気付薬には是非こちらを。確信的ノーベル賞受賞者のすげーじいさんの恵比寿顔の裏にあった剛毅な物理屋魂。

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のべ十時間にわたるインタビューをもとに構成された、小柴氏を知るための必須の一冊。
勉強がデキなかったわけがないだろう! な過去のエピソードから、いかに大規模な研究プロジェクトを立ち上げ、研究予算を獲得し、周囲をうならせる結果を手にしたかが克明につづられている。「先生」より「親分」、といったところか。超新星ニュートリノを観測をめぐる世界のチームとの先陣争いでは、フェイントをかけようとしたアメリカチームを一喝しちゃうくだりなど、世のお父さんたちもちょっと見習ってみてはいかがだろう。

ひょっとすると新たな医薬品開発につながる田中さんの発見ほど、すぐには役に立たないかもしれないが、小柴氏の業績は専門家でない我々の目にもスケールの大きな話だ。常に我々の身体を貫いている太陽ニュートリノをはじめ、微小なニュートリノを観測すれば、太陽の構造から果ては宇宙の創始の謎までが見えてくるという。

より確率の高い方に網を張り、チャンスを逃さない。知識をせっせと丸呑みするよりも、何を実現すべきか、できるかを考え、実行する能力こそが必要だ…なんてことを確認させてくれる。「自然に対して『わからないこと』をどういうかたちで問いかけたらよいのか、とことん考えつめると、適切な方法にたどりつける確率がよくなる」という言葉が印象的だ。

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紙の本正直な作り手の味

2003/09/01 16:20

夏ばてした身体には美味しいものをお取り寄せ…でもせっかくだから本を片手に旅にでるのもいいかも。

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北は北海道の極上カマンベールチーズから、南は鹿児島の黒酢まで、全国のおいしいものを満載したガイド本。お取り寄せ用に連絡先や値段も書いてくれているのもうれしい。

浜さんちはこれ全部ほんとに冷蔵庫に入っているの!? と、新鮮さ命の食材だけに、毎日の献立を他人事ながら心配してしまったが、多くの作り手に直接会ってその製造過程を目で確かめ、舌で確かめた著者だからこその愛情こもったコメントに、ついつい食欲をかき立てられる。

中でも小田原で創業百年の老舗、下田豆腐店のがんもは、「がんもがこんなごちそうだったとは思わなかった〜」という味。もちろん豆腐もうまい。京都嵯峨野の森嘉と同じ製法で、木綿の味わいに絹のなめらかさ。客あしらいは丁寧だけど決してビジネスライクではなく、気持ちのあたたかさもきっちり伝わるお店。

秋の旅行のついでに、こんなお店を訪ねてみるのもよいのでは?

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紙の本受精

2002/11/16 22:52

生命倫理を問う医学小説、ではない、少なくとも。

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せっかく死んだ恋人と交歓するシーンを念入りに描いているわりには、幻想が破れたあとの描写がおざなり。受精プロセスもかなり即物的で、生命誕生の重さや、神秘性の介在する余地はない。さして専門的な知識が用いられているわけでもなく、期待はずれだった。
それにしても、いまさら悪=ナチスドイツ、なんて短絡的な構図はないだろう。
五十年間潜伏してきた理由がわからず、組織の目的も説得力を持たない。そもそもネオナチがアジア人の遺伝子を欲しがるかなあ? 
オープンエンディングというわけではないのに、充分な謎解きもその後のフォローもされていない。厚みのわりにフラストレーションがたまった。

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