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    3月のライオン(1)

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    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

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    はらぺこあおむし 改訂

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    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

NATROMさんのレビュー一覧

投稿者:NATROM

2 件中 1 件~ 2 件を表示

擬似科学批判の古典が復刻

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いわゆるトンデモ、擬似科学の批判の先駆けになった名著が復刻された。「トンデモ本の世界」などで知られる、と学会会長の山本弘による解説がついてさらにお得に。

あちこちで言われていることであるが、原著は50年以上も前に書かれたものであるにも関わらず、ほとんど古さを感じさせない。進歩がないことが、擬似科学の特徴の一つなのだ。たとえば、この本でインチキ医療として批判されている同種療法(ホメオパシー)は、いまなお多くの信者を誇っている。ウソだと思うなら、検索エンジンで“ホメオパシー”を検索してみよう。50年前のアメリカ人を笑うなかれ。

「波動」やら「マイナスイオン」やら、新しい怪しげな擬似科学的な概念が登場している。個々の科学知識はあるほうが良いが、知識よりも大事なのは健全な懐疑精神だ。財産と健康を守るためにも、現代社会を生きる上で懐疑精神は必要である。手軽に懐疑精神を得られる一冊である。

「奇妙な論理2」の復刻にも期待している。

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紙の本化学物質過敏症

2002/12/05 14:34

専門家の検討に耐え得る証拠を

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

化学物質のリスクを評価することは難しい。過小評価してしまうと不幸が起こるが、過大評価しても同じく不幸が起こるだろう。さて、本著作で述べられている「多種類化学物質過敏症」は医学界では公認されていない。たとえば、アメリカ医学協会は、「多種類化学物質過敏症症候群のはっきりとしたメカニズムや原因を確立したきちんとした対象群をもちいた研究はない」と公的に述べている(JAMA 268:3465-3467, 1992)。著者らは「化学物質過敏症には客観的な証拠も研究報告もある」と述べているが、参考文献は示されていない。著者の一人、宮田幹夫は二重盲検法で微量のホルムアルデヒドに対して反応した患者がいると書いているが、医学文献のデータベースではそのような報告は検索できない。グラフ入りでさまざまなデータが紹介されているが、どれも十分な証拠とは言い難い。

気密性の高い室内での空気汚染物質による健康被害(いわゆるシックハウス症候群)はある。化学物質に対する過敏性に個人差があり、他人には症状の出ない微量の化学物質に過敏性を持つ患者だっているだろう。これらの問題に対して対処する必要性は切に感じる。しかし、さまざまな症状を明確な根拠もなく化学物質に帰することは誤りである(「花粉症や不眠症やキレやすい子供も化学物質が原因かもしれない」という文句は本の売り上げには貢献しても、現実の問題解決にはなんら貢献しない)。対策を立てるには、疾患の原因を科学的に追求していく必要がある。科学的根拠の不在が「多種類化学物質過敏症」が公認されていない理由である。一般読者向けに化学物質の害を訴える本を書くのもよいが、まず、専門家の検討に耐え得るだけの明確な科学的証拠を提示するのが先なのではないだろうか? 著者らの今後に期待する。

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