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先月(2017年6月)

GLLさんのレビュー一覧

投稿者:GLL

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本五匹の子豚

2003/07/23 23:39

アガサ礼賛!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一般的に言って、その作家の代表作以外は、大半が凡作と
したものだが、アガサに限っては、それは当てはまらない。
私などは、「アガサの全66作の長編ミステリに、一体、凡作
はあるのだろうか」とまで思っている。アガサを読み進めれ
ば読み進めるほど、アガサがミステリ界の唯一無二の圧倒
的な存在であることを実感せずにはいられないのである。
アガサの長編ミステリなら、書評の評価の内容、あるいは、
書評の有り無しにかかわらず、どんな作品でも、一応は安心
して買えるのではないだろうか。

さて、「五匹の子豚」だが、この作品は、16年前の夫殺しの
罪で、獄中で死亡した母の無実を信じる娘が、自身の結婚話
を契機に、ポアロを訪問し、再調査を依頼するところから始
まる。当時の事件の関係者5人の証言と告白の中盤を、読者
を飽きさせないアガサ特有の巧みなストーリーテリングで
繋ぎ、最後のどんでん返しに持っていく技は、まさにアガサ
の独壇場。いつもながら、「上手いなぁ」と舌を巻くしかない。
ちなみに、本書後書きには「心に残る佳作」と、控え目?な
賛辞の言葉があるが、私にとっては、佳作どころか、十分、
秀作に値する作品であったと、一言、付け加えておきたい。

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