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先月(2017年4月)

あゆ@あゆ缶さんのレビュー一覧

投稿者:あゆ@あゆ缶

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本たんていロンロン

2001/04/30 12:15

ほのぼのポップ

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 トレンチコートにハンチング帽、典型的な探偵スタイルに身を包んだロンロンが、街の難事件・怪事件を解決!! 眉間のしわが冴えわたる!
 『ロダンのココロ』で一躍有名になった内田かずひろの、ほのぼのだけじゃない、笑いとオシャレとロマンスをそこはかとなく盛り込んだ、新型絵本です。色とラインの美しさに、まんが風コマ割りを加えてテンポ良く、楽しく事件が解決していきます。
 事件は全部で7つ。それぞれに副題がついています。「わすれんぼうにひみつのカギを」「ゆめドロボウにやさしいうたを」…どうです? ちょっと覗いてみたくなるでしょう。
 牛乳とビスケットにもいいけれど、意外とワインとなんかも会いそうな、ほのぼのポップな絵本です。

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紙の本本の雑誌血風録

2001/04/30 12:57

パワーある人にはパワーある仕事が集まる

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 お馴染みの、シーナ氏とその周辺のパワーある人々の青春群像第三弾。書評雑誌「本の雑誌」が出来るまでの実録小説です。
 文庫本ながらずっしり重い554ページを、一気に駆け抜けるように読ませます。それは、まるで椎名氏の人生のように、ひたすら駆けていくのです。そこにあるのは「本が好きだ」という情熱、新しいことに挑戦したい好奇心、そして友情。
 特別感謝の言葉などは書かれてないけれど、この『本の雑誌血風録』は友情の物語ともいえましょう。歌う弁護士・木村晋介、活字中毒にて一週間と職の続かない目黒孝二、木工にはまる絵本出版社勤務の沢野ひとし……ありあまるほどの個性をまき散らしてます。椎名氏の筆によって、その個性がより際立っているのです。
 この分厚い文庫本一冊を経験すると、自分の中にも何かパワーが目覚めるのを感じます。ちょっと疲れている人は、パワーに圧倒されないように、ご注意。
 ちなみに前二作とは、『哀愁の町に霧が降るのだ』『銀座のカラス』。

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