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    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

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    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

白夜 斎さんのレビュー一覧

投稿者:白夜 斎

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本日本の行政 活動型官僚制の変貌

2001/12/05 23:10

最大動員システムを達成してきた日本行政の功罪

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今日、日本の行政は曲がり角に来ている。官僚の汚職や公共事業の無駄などが連日マスコミ等で報道されており、日本の行政のあり方も変化を迎えるべき時に来ているようだ。
 しかし、そんなときだからこそ、こんな本で今までの日本の行政について振りかえってみるのも必要なことだろう。
 本書は戦前からの日本の行政を分析し、長い間日本は「小さな政府」の政策を取りつづけたことを主張している。その小さな政府の中で、限られた資源を有効活用して最大限の成果をあげようとして登場するのが、本書の中心となる「最大動員システム」である。
 また、地方自治については「自治的である」、政党と官僚の関係については「政党優位である」という、通説とは異なる見解を出しているが、内容を読めばなるほど、と納得できる。
 かつての日本を支えた護送船団方式も、終焉が見えてきた。中央官庁のセクティズムもあらが目立ってきた。目的達成を至上命題とするあまり、個人の責任をあいまいにしてきた最大動員システムの影の部分にも、視点を当てられるようになった。
 これまでの日本の行政を振りかえり、これからを考えさせられる一冊である。

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介護を受ける側からの視点

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 介護保険法の施行後、介護に関する本はたくさん出ている。この本もその中の一冊である。
 筆者は大学の研究者ではない。医者でもない。政治家でも役人でもない。介護ビジネスの経営者であり、進行性筋ジストロフィーという病気で首から下が動かなくなってしまった、介護を受ける側の人間である。
 それゆえに、この本の見所は介護保険の制度ではない。介護される側から見た、介護の問題点の指摘の数々である。
 特別養護老人ホームの実態。医療費をいたずらに増大させる延命治療。老人のサロンと化している病院。患者不在の医療。本当に介護が必要な人は自宅にいるという矛盾。
 筆者は自らの体験と見聞をもとに、これらの問題を指摘していきながら、来るべき超高齢化社会に向けて、いかに老後を「グッド・タイム」にするかという展望を示している。

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心療内科

2001/12/06 00:02

心療内科

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 心療内科と言う分野がある。心理的な要因が絡んでいるために、肉体的な治療だけでは治らない内科的な病気を扱う分野である。
 人はともすれば、肉体的なものと精神的なものを分離して考えようとするが、「病は気から」という言葉もあるように、精神的なことが原因で、肉体的に異常をきたすこともある。そしてその場合、精神的なケアを平行しない限り治らない。最悪、何度も手術をくりかえし、それでも良くならない、という羽目にもなってしまう。
 筆者はこの心療内科について、具体例を豊富にあげながらわかりやすく解説している。肉体偏重の考え方を正し、心身一如のケアを提唱する、良書である。

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紙の本科挙 中国の試験地獄

2002/02/22 16:50

科挙の歴史的意義を求めて

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 科挙は、中国の官吏任用制度である。科挙は隋唐に始まり、宋代に盛んになった。本書では清末の科挙制度を詳しく記述していっている。
 県試に始まり、殿試に至るまで、受験生は数多くの試験を受け、多くの人間がふるい落とされる。何度も受験を繰り返すうちに、やがて老人となりそれでもひたすら受験を繰り返すものもいる。その中で、試験制度、社会の科挙を見る目、合否に関する民間信仰、科挙に関する不正などを交えながら、一つ一つの試験を詳細に解説してある。
 「中国の試験地獄」と副題がうってあるが、実のところ試験地獄そのものには批判を加えていない。筆者が指摘するのは、教育に根ざさない任用制度である。中国歴代王朝は有能な官吏を採用することには非常に熱心だが、有能な人材を育て上げることには全くの無関心であったといっていい。表面上平等な科挙の制度も、教育という観点から見るとあまり公平とも言えないと指摘する。
 筆者はこれを通じて、現代日本の定型型単線型教育、入ってしまえばなんとかなる大学、終身雇用制を批判する。
 筆者の宮崎市定氏は、戦後東洋史学の権威である。数年前にお亡くなりになられたが、今日の雇用難や失業率の増加、学習内容の削減とゆとりの教育などの教育改革をご覧になられたら、どのような感想を抱かれたであろうか。

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未発の可能性としての小国主義

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 小国主義とは、覇権を前提とした大国主義に対置する言葉である。他国への侵略を否定し、国内の産業育成と民権の保護を重要視する。明治以降の日本は大国主義を採り、膨張政策を進めたが、その裏で小国主義の主張が「伏流」として受け継がれてきたことは、あまり知られていない。
 筆者は、明治初期の岩倉使節団が欧米の大国とともに小国に注目していたことを指摘している。更に自由民権運動期の、人権保障、人民主権、地方自治を重視した植木枝盛の憲法草案や、明治政府の「富国強兵」政策を批判し、道義立国を唱えた中江兆民を挙げている。
 日清日露戦争後、日本は大国主義の道を歩むが、膨張しつづける軍事費とそれに伴う国民の負担に、大正デモクラシーの時期に植民地放棄の小国主義の主張が出た。そして敗戦後の新憲法の作成の中で、植木憲法を参照した日本国憲法へと至る。明治初期以来伏流として表に出ることの無かった小国主義が、表に噴出すことになる。

 筆者は小国主義を、「未発の可能性」と言っている。しかし、受け継がれてきた小国主義の思想は「未発の可能性」だけにはとどまらないのではないだろうか? それは可能性だけに終わっていない。大国主義の影の中で、確実に受け継がれてきていた。小さな流れだが、小国主義は確実に存在しつづけてきた、と言えるのではないだろうか。

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公共事業の今後を考える

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 かつて、戦後直後の日本は焼け野原だった。そこから復興し、高度経済成長を達成することになるが、その土台を支えたのが、公共事業による社会資本の整備だった。
 本書では公共事業の要素として「社会資本」「経済政策」「所得再分配」「将来への投資」といったような視点から分析してある。
 社会資本が整ってきている今日、なおもケインズ理論にのっとった公共投資は必要なのか? 日本の中で従事する人口も資本も少ない農業のための公共事業を続けるのは正しいのか? 人口の少ない地方に多額の公共事業を行いつづけるのはどうか? と様々な問題が論じられている。
 財政との関係を中心に述べられているため、数字至上主義のところがあり、それはどうかと思わないこともないが、今日の公共事業を読み解く上で重要な一冊だろう。

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文系学生のためのパソコン技術

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 パソコン技術と言うと理系のものと思われがちだが、パソコンは便利な道具であり、文科系の学問のためにも非常に役に立つ。
 この本は古いため、中で扱っているものはやや時代おくれのものも多いが、基本的な部分は今日でも通用する。それは、「書くための道具」としてのパソコンであり、「データ処理」のためのパソコンである。
 「計算機」として、一見文科系の学問には適さないように見えるパソコンを、いかに文科系の学問の「ライティングシステム」として活用するか。文科系研究者である筆者が、自己の体験を踏まえて懇切丁寧に説明している。

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