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ひろみやりょうさんのレビュー一覧

投稿者:ひろみやりょう

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本キケンじゃないだろ!

2001/07/25 01:37

笑ってすっきり!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ボーイズラブ……なんでしょうか。そのジャンルの枠だけにおさめてしまうは勿体無いですね。実家が陰陽師の血筋で、霊感があり術も使える生徒会長、耽美趣味? の副生徒会長など、実に個性的な登場人物たちが、ある意味、禁断の園状態の学園で巻き起こす、ちょっと……いやかなり変なコメディ。とにかく、はじめからおわりまで、ずっと爆笑しつづけること請け合い!外出先ではなく、自宅でひとりゆっくりと大声上げながら楽しく読みましょう。とにかく、読後は笑いまくったあとなので、案外すっきりです。

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悲劇のとき

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 17歳のエイゼンが主人公の過去編。舞台は月面都市。周囲の反対を無視して、自分の性質を正反対の場所である士官大学に入学します。そして、そこで彼は、サウルという名門オブライエン家の長男である優等生と出会います。そして、もうひとりの優等生シャローム・メイエ。この3人を軸として、物語は進んでいき、やがて奔流のごとくクーデターが起きてしまいます。この物語はエイゼンの「破壊衝動」という「病気」がキーとなっているのですが、本編で語られる以上に、この話はエイゼンの本質を突いているように思います。番外編と思われがちですが、そうではなく、あくまで本編の一部であり、勿論しっかりと伏線もはられています。すべての結末は、すでに本編で語られてはいますが、だからこそ余計に読みながら、登場人物たちの顛末が悲しくもあり、切なくもあります。勿論、1話完結でもあるので、これ一冊でも充分に楽しめると思います。

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紙の本叛逆 キル・ゾーン

2001/05/09 02:15

嵐の前の静けさ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 次巻で完結ということで、前巻「罰」から引き続いて、一気に盛り上がるのかと思いきや、話としては大きな変化はありません。大きな変化はないといいつつも、しかしそれは平穏が訪れているので決して無く、むしろ怒涛のラストへ突入する前に、「さぁ、覚悟を決めよ」とでも言っているかのような展開。ひとことで表わすのなら、まさに「嵐の前の静けさ」という言葉がぴったりとくるのではないでしょうか。さまざまなことを予感させる一冊です。

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飛行機バカたちの物語

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 flying foolsの続編にして、完結編。第一次世界大戦中の、イギリス軍航空部隊の傭兵部隊に、元婚約者と喧嘩した勢いで入隊してしまった、とことんの飛行機バカのアメリカ人リックが主人公。撃墜王をめざして驀進します。レッドバロンこと、マンフリート・フォン・リヒトホーフェンや実弟ロタール・フォン・リヒトホーフェン、後にナチ党員として悪名をはせることになるゲーリングなど、ドイツ軍の実在の人物も数名登場しているのが、歴史好き・ドイツ好きには堪らないのではないでしょうか。複葉機などの説明や描写力もすでに定評があるシリーズです。基本路線はコメディなのですが、第一次世界大戦を舞台にしているだけあって、重過ぎず、軽すぎずというところで、しっかりとシビアな現実も描いています。

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紙の本聖霊狩り

2001/07/25 01:14

闇に歌えばの続編的シリーズ

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 活動の拠点が主にスーパーファンタジー文庫だった作者の、次コバルト文庫に初登場した作品です。新シリーズではありますが、完全には新ではありません。かつて、スーパーファンタジー文庫で人気のあった、「闇に歌えば」の続編ともいうべきシリーズなのです。
 しかし主人公はヤミブン—正式名称文化庁文化財保護部特殊文化財課。イワクツキの文化財を、組織の名前を隠して収集している国の機関—所属の楠木誠志郎ではなく、ヤミブンと同業者でありながら非友好関係にある御霊部—非業の死を遂げ怨霊となったものを神として祭った御霊が、暴れださないように監視している組織で、その歴史は古く、さかのぼれば千年以上なる国がバックに付いている秘密組織—の鈴男こと飛鳥井柊一。
 しかしご安心下さい。しっかりと、メインキャラとして誠志郎も登場しております。反目しあいながらも、時折不本意ながらも協力関係にあったりする、ふたりのやりとりが読んでいて楽しく、笑いを誘います。「闇に歌えば」がヤミブン中心の話だとしたら、この聖霊狩りは御霊部中心の話となっていて、ただ違うのはどうやら、こちらはあるひとつの町を舞台にして事件が起こっていくようです。
 そして、その舞台の町というのが、単発ホラー作品「闇がざわめく」に登場した町。漫研所属のにぎやかなあの少女達もメインキャラとして登場しています。弱冠の設定変更は行なわれているようですが。懐かしさとともに、新しさも同時に味わえる作品となっています。「闇に歌えば」ファンは必読です。

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