サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. So-shiroさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

So-shiroさんのレビュー一覧

投稿者:So-shiro

2 件中 1 件~ 2 件を表示

インタビューで構成されたノンフィクションの傑作

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

インタビューを中心にして構成されたノンフィクションとしては出色の出来だと思う。

こうしたかたちの記録はインタビュイーが有名人である場合は良く取られる手法で、これまでもクリストファー・ シルヴェスター『インタビューズ』のような過去の著名人のインタビューを集めたもの、自伝と銘打っていてもインタビューで構成された記録などあるわけだが、『救児の人々』でインタビューされる人たち=インタビュイーは、新生児科に勤務する医療職員であったり、極小未熟児の親になってしまった普通の人々であって、決して多くを語る人たちではない。

それだけに心の底から、あるいは日常的に自らに問いかけている重い問いがズシンと心に響く。

あとがきで著者は、次のようなエピソードを紹介している。

本が書けないスランプに陥った著者が、インタビューとパーソナル・サポートをを続けていた女性に本が書けなくて苦しいという話をした。すると彼女が「私はこうやってぅっと話を聞いてもらえてなかったら、子どもと心中していたかもしれないよ。そういう人間同士の関わりとかって本にできないの。熊田さんが伝えたいのって、そういう人の心に訴えるものでしょ。その関わりのなかでしか、訴えられるものって出てこないんじゃないの。ただのICUやお産の説明本ならいらないし、そんな情報ならネットで十分だわ」と話してくれ、そのことで「ご家族や医療者の声をただそのまま載せていく踏ん切りがついた」と。

「聞き手」としての彼女の実感だと思う。もしかすると、素晴らしいジャーナリストの誕生する過程を目にしているのかもしれない。今後が楽しみである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

もちは餅屋

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ベンフォードの『ファウンデーションの危機』、ベアの『ファウンデーションと混沌』に続き、待望の完結編登場。ということで大いに期待して読んだが、残念ながら駄作。あちこちに、無理なこじつけが目立ち、ストーリィの進行もギクシャクしている。この1冊だけで楽しもうというのは無理なので、最低でも前2作を読んでおくことを勧める。
 もっとも、ブリンも相当苦心したと思われる。アシモフのファウンデーション・シリーズ自体、ロボットものとの統合を図るという点でかなり無理していたが、さらにベンフォードによる「模造人格」の再現とネット内への逃亡、ベアによる「混沌」の概念の導入など、新しい要素が加わったため、旧シリーズとの整合性はかなり苦しいものとなった。なににせよ、完結篇を書くということは大変なことなのだろう。
 とはいえ、アシモフが晩年に書いたファウンデーション・シリーズとロボットものを結びつけるための諸編『ファンデーションの彼方へ』、『ファウンデーションと地球』、『ファウンデーションへの序曲』、『ファウンデーションの誕生』が、それなりのまとまりを示していたことを考えると、完結編もアシモフ自らの手で書かれれば、と思うが、今となっては果たせぬ夢である。やっぱり、もちは餅屋で、若手作家との共作とはいえ、あいかわらず作品を発表しつづけているクラークはたいしたものである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示