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miyagi ayaさんのレビュー一覧

投稿者:miyagi aya

291 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本Flesh & blood 1

2001/07/30 21:10

このオイシイ設定、どうしましょう(笑)

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 イギリス海賊の英雄、キャプテン・ドレイクに憧れる海斗は夏休みを利用して旅行に出かける。けれどその先で次元の壁に飲み込まれ、気づけば大航海時代のイギリスに。カイトはスペインの密偵、ビセンテに出会い、その後海賊船の船長、ジェフリーに拾われる。歴史を知るカイトは“占い師”を自称し何とか自分の立場を確保するけれど…。

 どうやら先は長くなりそうなタイプスリップもの。まだラブストーリーと呼ぶところまでは至らず、どちらかというと冒険ものの色が濃いもののむしろそこが面白く、先が気になってしょうがない感じでした。
 決して無条件に正体の知れないカイトを受け入れた訳ではなく、敵と分かればすぐさま切るくらいの気持ちでいる海賊たちと、はたまた全く逆の立場にありながら未来を予言する神秘的なカイトに恋したような状態のビセンテ。おいしい要素が詰まりに詰まってこの先の展開にも期待大。「王家の紋章」BL版って所でしょうか(笑)
 何よりこうした時代を超えてしまうお話というのは沢山あるけれど、カイト自身がちゃんと歴史や時代背景を知っていて、簡単に自分の状況——21世紀からタイムスリップしてきたこと——を誰かに明かしたりせず、自分の知識を利用して自分の身を守ろうとしているのが良いです。カッコイイ男達の繰り広げる歴史絵巻に少女漫画的な盛り上がりも十分入って、ばっちり楽しめました。続編が楽しみです。

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じわりと暖かくなるような。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 短編集。タイトルのお話は、小さな自動車学校に転職してきた安藤は、唯一年の近い津久井と仲良くしようとするけれど、津久井の対応は冷たくて……というような内容です。一話完結のものばかりですが、どれもさらっとした感触で好感が持てました。雰囲気が少し、館野とお子さんに似ているかな。社会人ものがほとんどな所も個人的には嬉しいです。
 この本の登場人物たちは皆とても繊細で、なかなか真っ直ぐ好意を表すこともできないし、「好き」と口にするのなんて本当にぎりぎりの最後の手段、みたいな恋愛をしている人ばかりなのですが、そうやって心の中に蓄積されてきた感情が言葉になると、とても温かくて読んでいて心地良いです。
 最後もどちらかというと二人がデキちゃってラブラブになるというよりも、自分にキスして逃げた部下の気持ちにようやく気づいた主人公があわてて追っかけたり、何とかお互いの気持ちを伝え合ってさあこれからどうしようか?みたいな終わり方をしていたりするものが多いです。けれどどのお話も、その後きっと彼らは幸せになれるだろう、という確信を抱かせてくれるものばかりで、読んでいるこっちもじわりと嬉しくなるような本でした。

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紙の本嫌な奴

2001/05/19 22:28

多分一生両思いにはなれない…

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 あらすじを見て、和也にとっての三浦の存在は「嫌いと言いつつ好き」というやつなんだろうな、と思っていた。嫌いだ何だと言いつつも途中から適当にラブラブして二人がくっついて終わる、と。だいたいそんなパターンですよね。ところが実際読んでみると、和也は今も昔も心底三浦を嫌っていて、ラブラブどころの話じゃない。「あれ?」と思いつつどんどん引き込まれて最後まで読みました。
 子供の頃の三浦は誰からも怖がられるような乱暴者で、だけどあるきっかけから和也のことを気に入って結構大事にしています。だけど和也は彼の第一印象の暴力的な面が忘れられず、嫌悪感しか抱けない。三浦のことが怖くてはっきりと「おまえが嫌いだ」とも言えないまま、中学時代、彼らは周囲からは親友同士と思われて過ごします。
 このままではいつまでも三浦と離れられない、そう思って追い詰められた和也は中学卒業を機に三浦に連絡先も知らせないまま引越し、それ以来社会人になるまで二人は音信不通のまま。ところが和也は地元の友達からの電話で、入院しているらしい三浦の見舞にどうしても行かなければならなくなり、二人は再会します。三浦は以前とはうってかわって別人かと思うほどの好青年になっていて、和也の裏切りを責めるでもなく穏やかに笑いかけるのですが。。。

 これは、最初から最後まで三浦の片思いのお話です。誰もが見惚れるくらいの男前になってもやはり、和也は三浦のことを大嫌いで。これはもう生理的に合わないとかそういうことで、どうしようもないと思うのですが。そんな和也に三浦は「心をくれないならせめて身体をくれ」と迫ります。
 客観的に見れば和也の所に押しかけて無理やり身体の関係を持ってどこまでもその生活に踏み込んでこようとする三浦が悪いのだけれど、彼はひたすら和也のことだけを好きで、本当にそれだけで、そのことによって免責されている感が強い。病気で身体が良くないことや、和也に冷たくされることなんかと合わせて、どうしても読者は彼を「可哀想」と思ってしまうんですね。
 それに対して和也は本当に普通の男で、友達に非難されたくなくて三浦を強く突き放すことができないでいる。三浦の体調が悪そうでも特に心配することもなく、それどころか彼のアパートが火事で焼けて彼が死んだらしいと聞かされた時にも何も感じないほど。はっきり言って、相当冷たい人間に見える。でも実際和也は「三浦が嫌い」と繰り返し言っているのだから、それは当然の反応かもしれないんですよね。
 最後の最後まで和也はこの調子で、三浦を好きになったりはしません。そしてほんの少し……本当にわずかに彼が心を開きかけているのかな?と思った所でお話はおしまい。
 完全に突き放してもいないけどハッピーエンドにはほど遠い報われなさが独特で、読んだ後しばらく考え込んでしまいました。気分がもやもやして単純に「好き」と言えるのとは違うけど、それでもやはり、三浦がとても愛しいです。

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紙の本帰る場所

2001/06/14 22:03

胸が締めつけられるような。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 室瀬玲一は、死んだ姉の形見の喫茶店を経営しながら姪の桃子を育てている。玲一にとってはこの店と桃子だけが何より大事なものだった。しかし、七年前に行方不明になった桃子の父親に似た記憶喪失の男を拾った頃から彼の周囲は落ち着かなくなってくる。店からの立ち退きを迫る地上げ屋の嫌がらせ。男の素性。
 玲一は相次ぐアクシデントを、必死で自分ひとりで解決しようともがく。桃子と店を守ることが全てと言い切ってしまうあやうさ、そのためには自分はどうなっても構わないとまで考えている彼の、今にも張り詰めた糸が切れてしまうのではないかという脆さに、見ていて胸が締めつけられるような思いだった。
 この小説は恋愛ものでもあるけれど、それ以上に玲一の、家族に対する想いが。そこまですがらなければならない彼の生立ちが、本当に切なかった。久々に、小説で感動して泣いた本。

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紙の本帰宅

2001/05/30 23:26

重さ暗さにどこか独特の味がある。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 人気俳優である佐伯の息子、直紀は大事故により顔を含めた全身に怪我を負いながら何とか命を取り留めた。手術によって奇跡的に以前と変わらない身体を取り戻した直紀だが、以前とは全く違った性格になり、佐伯にべったりと甘えるようになって…。
 
 サスペンス的な要素が強く、佐伯が少しずつ息子の存在を疑うようになっていく様子がスリリング。直紀が佐伯に性的な関係を求めるあたりはかなりアヤシイ雰囲気でドキドキします。
 最終的に息子が偽者であると結論を出した佐伯が、しかしその真実にあえて目をつぶる姿に奇妙な味がありました。この小説も他の二編も、重く暗いどこか閉鎖的な雰囲気に気がつけば引きこまれているような、独特の魅力を持っています。

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紙の本右手にメス、左手に花束

2001/05/26 16:18

近づいたり遠ざかったりの二人。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 突き放したようなクールな態度を取りつつ篤臣への好意をにじませる江南と、かわいいのにわりとガサツな所もある篤臣の(友達として)近づいたり遠ざかったりする関係が、いかにもこの年の男の友人関係って感じでいいです。それが篤臣の口から淡々と語られるのも好感持てます。お芝居での女装ネタなどは実にありがちだけど、お祭り騒ぎの雰囲気が良く出ていてにやっとさせられました。
 気になったのは篤臣の上司の美卯さん。江南と主人公の関係をいきなり見抜いて「君、強姦されたでしょう」はマズイ…と思います。直球すぎ。そんな同僚コワイです。しかもこのままじゃ自分の仕事に影響が来て迷惑だからさっさと仲直りなり何なりしろって、かなりイヤな言動が続きます。おそらくそれが彼女なりの好意であることはわかるけど、なんかこう…いやーな感じ。
 何にせよ、江南と篤臣が親友として近づいたり疎遠になったりしながらつきあってる時も、彼らがケンカして口も聞かなくなった期間も、結局デキてしまった後も、全体的にさばさばしてて潔くて私はとても好きです。重すぎない雰囲気もマル。

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豪快なアクションと繊細なキャラクター。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 海上プリズンアルカトラズJrから脱走した知能犯のコージと凶悪犯のナギ。彼らは脱走防止用の“神経錠”で繋がれているせいで一緒に行動しなければならなかったが…。
 少年漫画のような豪快でテンポのよいアクションシーンと、キャラクターの中の繊細さが見事に合わさって、樹なつみさんの『オズ』を彷彿とさせる雰囲気の漫画でした。とても痛い場面(ナギとコージの中に友情が確立したいい場面でもあるのでしょうが)で1巻は終わっているのが気になる。発売されたのが2000年の春で、続編がいつ出るのかとても待ち遠しい感じ。

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紙の本おとしてやるっ!

2001/08/29 18:19

前作よりもオモシロイ!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 中国系マフィアの王大龍が持ちかけた取引を断った辰巳鋭ニは彼によって拉致監禁される。部下の安藤や中村が奔走する中、辰巳不在の傾正会には再び王からのコンタクトが入り…。

 とにかく登場人物が皆カッコイイ。決して合法的な仕事ばかりしている訳ではない辰巳の、彼なりの筋の通し方、自分の街に対する愛着、ヤクザとして生きていくことへのプライド。命よりもそれぞれの信念を選ぶ男達の生き方は潔い。
 前作同様に濡れ場のシーンも多いが、どちらかというと小説全体としてはストイックな印象が強い。女性の描くハードボイルド小説のような感じ? 登場人物が一人ずつとてもしっかりしているので、むしろHなしで一度書いてもらいたい気もする。

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紙の本ぼくはここにいる

2001/07/30 21:09

その愛情深さに泣かされる。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 基晴は、小説家を目指し投稿する毎日。友人の恵はモデルのバイトをしながら俳優を目指している。恵が自分に友達以上の愛情を抱いていることを基晴は知っていた。悩んだ時や落ち込んだ時にいつも側にいて慰めてくれる恵の優しさがとても好きだし心地よかったけれど、恋愛をする気はなかった。それぞれに夢を抱いている二人の毎日は楽しいもので、そんな関係がずっと続くと彼らは信じていた…。

 基晴と恵、二人の会話はテンポも良く楽しくて、何より青臭さとほろ苦さの残る青春物語の雰囲気が、久々にコバルトっぽい小説を読んだな…という気分にさせてくれました。大賞と読者大賞のW受賞だそうです。
 前半の二人は本当に仲が良くて成長した悪ガキ二人みたいな印象です。その彼らの生活があまりに楽しそうなので、恵を失い自分の居場所を失った基晴の姿は本当に痛いものでした。恵のいない部屋に住み、彼の思い出を抱いたまま、空白の時間を経て再びペンを取った基晴がこれからどんな人生を送るのか、とても気になる所で物語は終わっています。先が知りたくて知りたくて、続編を切望。
 最後に恵の視点から書かれた短編を読んで、見返りのない愛情を与える一方のように見えた恵が、基晴がいることによってどれほど幸せだったかを実感させられました。彼の想いが痛いほど伝わって、恵も基晴も、なんて愛情深い人たちなんだろうと泣けました。彼らの愛情とも友情ともつかない思いがあまりにもキレイで切なかったです。

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紙の本殴る白衣の天使

2001/07/11 18:02

ひとめぼれ?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 憧れてた外科医が人当たりの良い男前のはずが実は性格悪い異常者だった、ってお話。その後はお決まりのパターンとして、如月に正体を知られた正宗が如月を脅してくるのかしらん?と勝手に思っていたら、違いました。それどころか怒りに任せて殴られた途端に彼は恋に落ちてしまった…、という、お話(笑)
  とにかくこの医者、正宗の、壊れっぷりと、如月へのひねくれた愛情表現の仕方が最高。更に正宗のちょっと柔らかめの口調がものすごく気に入ってしまいました。エロくさい脇役(しかも悪い奴)のようなイラストもナイス!!

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紙の本毎日晴天!

2001/06/15 20:47

帯刀家の容赦ない家族愛(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 出版社に勤める大河は、突然の姉の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・秀と義兄弟となる。ところが姉がいきなり失踪!!残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに…。

 恋愛ものというよりはコメディとして「そこまでやる??」というくらい笑わせてくれました。メインキャストが6人もいるのに全員に好感が持てるあたりがスゴイ。大河はお兄さんな所が良いし秀はめちゃくちゃかわいいし。そして何よりこの家族のアットホームな雰囲気が好きです。欲を言えば恋愛ものより家族愛ものとして書いてほしかったかな。

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紙の本グッドラックはいらない!

2001/06/09 11:25

いいコンビな社長と秘書。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 良い意味でバランスが取れているお話だったと思う。社会人になりたての主人公は大人すぎず子供すぎず、自分の考えをはっきり持って前向きに生きている。主人公に惚れて彼を秘書にしてしまう社長は、俺様な馬鹿っぷりとキリキリ仕事する人の顔を併せ持つ大物。彼らが互いに主導権を取ったり取られたりしつつ甘々なので、下手するととんでもないバカップルが出来上がりそうなのだが、常識ある主人公と二人の仕事へのマジメさのおかげでそれはなんとか回避できている模様。
 個人的には「今はプライベートだから思ったことを何でも言え」といわれて社長に「ばーか」と返した主人公、好きです(笑)

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紙の本一緒にいたねをたくさん

2001/05/29 22:10

結局はいつも幸せそうな二人。

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 「キスよりもその唇で」の続編。2作目も前回同様面白くできるかどうかというのが作家さんの力量だと私は思うのですが、この本はばっちり楽しませてくれました。なんて可愛い恋愛をする人達なの!! と思わず叫びたくなるほど望と青山が可愛い。一冊まるごと、まさに「甘い生活」というやつでした。
 それなりに自分で目標を持って入った職場で一生懸命働いて、休みの日には好きな人と一緒にいられて本当にシアワセ。それは宝くじで1等が当たったとか何とかそういうものすごく特別な出来事ではないけれど、その平凡な日常に心から深い満足感を思えることって案外大変なことでもある。それをごく自然に実行して、恋人と抱き合ってもケンカしても結局は幸せそうな顔をしている彼らがとても愛しいです。

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紙の本年下の男

2001/05/26 16:24

とてもとても悪い男。

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 最愛の義兄に弓道とセックスを教えられた末、一方的に捨てられた二塀。それ以来真剣な恋ができなくなった二塀は、高校教師として、赴任先の桜学園で出会った弓道部員・陣内とも、体だけを繋ぐつもりだった。だが、ひたむきな陣内の求愛に、二塀はいつしか安らぎを感じ始めて…。

 ニ塀と同じく教師をしているこの義兄がそれはそれは悪い男でツボにはまってしましました。彼は、二塀がいまだトラウマに悩まされていることを知っていて日頃からわざと二塀に優しくしてくる。時折含みのあることを言ったりして動揺させ、その様子が「健気でかわいい」なんて楽しんでる上に、彼はとっくに別れた二塀が今でも自分のものだと思ってる。なのに二塀が違う相手を好きになったのに気づいて、もう一度自分のところに戻るように言い出して…というのが一応内容なのですが。
 結局ニ塀は教え子である陣内を選ぶので、普通だったらここで義兄は敗者の立場になり最後はどうしても情けない形で退場するしかないところなのですが、彼は引き際が見事で、振られたくせに「勝者」として去っていき、全然情けなくないのです。ストーリーの割に精神的に「痛い」話でないからかな。この悪い義兄が案外、二瓶に惚れてる感じで良し(笑)
 ああそれと。二瓶のことを好きになる陣内君はとてもいい人です!!(それだけ?)

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紙の本キスよりもその口唇で

2001/05/26 16:08

ほのぼのムードの二人が可愛くて。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本に囲まれている時が何より幸せな青山は、入社4年めのマジメ書店員。後輩の望は、そんな青山が可愛くて愛しくてたまらない。しかしもちろん青山は望の熱い想いなど知る由もなく…。

 本に囲まれてうっとりしてる青山さんの、ぼけぼけした動作の一つ一つがメチャクチャ可愛いです。そして彼に惚れてる望君、この人は人間的にとても安定していて大きくて、じわりと温かくなるような、愛情を感じさせるいいセリフを沢山言ってくれます。
 二人とも仕事をする様子はしっかりした社会人なのに、恋愛については妙に初々しい感じで可愛くて、すごくいい雰囲気。これはかなり買いだと思いますv

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