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先月(2017年6月)

田村さんのレビュー一覧

投稿者:田村

1 件中 1 件~ 1 件を表示

「マッキンゼー式」を垣間見させる軽い読み物

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 書名および帯の宣伝が誇大広告である。「世界最強の仕事術」「世界最強の構造思考を公開」という惹句から連想されるほど独自の方法論の紹介はない。いや、仮にかつてはマッキンゼー的手法だったとしても、今やコンサルティング業界ひいてはビジネス界全体に浸透していて、今更特筆するほどではない(MECE、仮説主導、構造化など)。広告に騙された読者は落胆必至だろう。本書はむしろ、コンサルタントの仕事のしかたについての軽い読み物として扱われるべきである。

 ただし注意深く読むと、この本はマッキンゼーの伝統的体質を実によく表現していて興味深い。原著のタイトルにある The McKinsey Way(マッキンゼーのやりかた)は、分析偏重、調査偏重、合理性偏重なのだ。それは同社の強さと弱さを同時に示している。

 著者はアソシエイト(一番下の肩書)としてマッキンゼー&カンパニーに3年勤め、1992年に同社を退職している。本書がどの程度現在の同社を描写しているかはわからない。しかし、調査・分析偏重の風土・体質、それによる成功体験を未だに捨てられないとしたら、マッキンゼーは「世界一でありつづける」どころか、他社に経営戦略のコンサルティングを依頼したほうがよい存在になるだろう。

 最も戦略コンサルティングが必要なのは戦略コンサルティングファームなのかもしれない。

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