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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

MITUさんのレビュー一覧

投稿者:MITU

25 件中 1 件~ 15 件を表示

生み落とす

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 他の十二支とは全く別のものとして扱われてきた猫憑きの夾。ある日、透たちの元に夾たちの武道の師匠でもあり、夾の保護者役でもあるカズマが尋ねてくる。夾の全てを透に託すために。人が一人で生きていけない以上、他人を受け入れていかなければいけない。それよりも困難なことはそこにいる自分も受け入れること。戸惑いや、嫌悪感を隠し、好きな部分のみを受け入れようとすることを望む者と、嫌悪や戸惑いがあったとしても全てを受け入れてくれることを望む者。どちらが良いというんじゃない。ぶつかり合いや、分かり合うことは、いつだって当人たちに新しい感情を生み落とすから。なにをするにも結局は自分の心次第だということを、やわらかな雰囲気の中、そっと教えてくれる一冊。

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紙の本記憶を消す子供たち

2002/01/24 18:33

ひつよう

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 人間が自分の命を脅かすと無意識下で感じたとき、記憶は抑圧され見えなくなる。この本で扱っているエピソードはどれも当時のメディアで多く取り上げられ、犯罪的な要素を含んでいたために、記憶の正否が問われた。本人の意思とは関係なくあふれてくる感情や、イメージよりも、裁判での証言が重要視されたためか、普段の臨床心理学とは違う視点で書き進められている。本当に必要なのは、正しい記憶なのか、今の生活なのか、さまざまなメディアにも問い掛けられる、問題提起作品。

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ファウジーヤの叫び 下

2002/01/24 18:25

文化の違い・理解・自立

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 ようやくアメリカに入国したのもつかの間、犯罪者と同じ投獄に入れられ、長期的に監獄生活を送ることになったファウジーヤ。亡命申請までの苦難の日々と、不自由な生活ながらも多くの人にであったファウジーヤの生活は、まるでドラマのようだ。学校生活でアメリカは自由の国、と教えられてあこがれた国を自分の目で確かめることになった現実。亡命を勝ち取るまでの挫折、希望、怒り、感謝、等身大の著者が生きた言葉でかたるノンフィクション後編。

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紙の本Cipher 第5巻

2002/01/24 17:58

それぞれの生活、出会い。

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 二人で一人を演じて生活していた、ロイとジェイク。演じてきたこの生活の本当のわけを告げる前に、死んでしまったディーナがもとで、ロイとジェイクは、L.AとN.Yに別れ、初めて一人ずつの生活をする。ロイと同居することになったハル。ジェイクとモデルの仕事から知り合った、アレク。この二人を取り巻く、一見奇異な環境が、二人の世界を広げていく。他人のことをもっと知りたいと思う気持ちと、自分を全て出すのが恐いという、迷い、戸惑い、発見の一冊。

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紙の本西の魔女が死んだ

2002/01/24 09:52

匂いの空間、見たことのある景色

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 「おばあちゃんだいすき」「アイ・シー(分かってますとも)」。学校にいきたくないと不登校になったまいに臨時休暇が出された。おばあちゃんの家で過ごす休暇はまいに新しい種をまいた。机に向かうと勉強していると思われる、遊びにいくと勉強をしなさいといわれる。まいは学ぶことを自分で決め、自分の居場所を見つけることを体を通して学んでいたように思う。いつか見た空の色と草の匂い、そしてそれを感じて嬉しく思っていた自分をこの作品の景色を通して思い出す。あなたに自由を教えてくれたのは誰ですか?

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ファウジーヤの叫び 上

2002/01/24 18:20

民族・文化・自分

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 閉鎖的な村、小さな民族同士が生活するトーゴの小さな村で、比較的裕福な生活をしていた主人公。女性器切除という習慣から離れた生活は、その習慣を拒んでいた父親の死で一変し、強制的な結婚、女性器切除の強要、と加速的にファウジーヤ自身に降りかかってくる。文化として閉鎖的に行われていたこの行為を広く一般に知らせることになった、ノンフィクション。

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紙の本おじさん、語学する

2002/08/28 00:13

Icangetit!

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文法や、発音は大切だけれど、そこにどうつまずくか、つまずいたらどうすればいいのか。「英語」というものにとらわれがちになる日本人に「フランス語」そして「成長の記録」という二つの武器をつかって新しく切り込んだ一冊。物語としても面白い上に、エピソードの豊富さとそのユニークさは語学を学ぶものにとっての新しい「HOWTO本」になるだろう。最初から話せなくて当たり前。そして真に語学を学ぶこととは、何なのかということにも注目して読んで欲しい。

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紙の本呼人

2002/08/27 23:42

恒久

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呼人は、12歳を機に自動的に成長が止まってしまった。否応無しに不老不死になってしまったのだ。親友たちは青年になり大人になり老いていく。自分自身の人生に疑問と後悔を持ち続ける彼らにとって、呼人は永遠の希望でありつづけた。しかし当の本人は、おもはゆい気持ちを抱きつつもそれをどうにも出来ないアンバランスな心と体に悩まされつづけていく。昔のことを語るにはまだ早すぎる。それでも未来のことを希望とは呼べはしない。不老不死の意味する真実とは? 貴方はこれを読んでも死を恐れますか?

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紙の本ニュースキャスター

2002/08/27 23:34

ブランド発進

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世界中でもあまり類を見ないという看板ニュースキャスターが番組のタイトルになったという「筑紫哲也のニュース23」。この番組の足取りを見ながら同時に「筑紫哲也」自身の思考と視点をたどる本。この本はニュースキャスターという仕事が原稿を読むだけだとばかり思っていた私に新しい発見を与えてくれた。日本人はブランド品に弱いというけれど、いいものは勝ち残る。勝ち残ったものだけがブランドという名前を手にするのかもしれない。「筑紫哲也」というブランドの真価を自分の目で確かめてみて欲しい一冊。

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頭トンかち

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世間が伝えている多くのニュースを子供でも分かるようにと作られた番組「週刊こどもニュース」の制作の裏側をお父さん役の池上氏が自らつづった本。オトナに審判を下すのは子供だったり、大人たちからの多くの「分かった!」が予想以上に寄せられたり。新聞やニュースは「常識」にあぐらを掻いて、オトナもそれにあやかってうなずいているけれど、本当の分かったは本当に数少ない。色んな「分からない」を発言できる、そんな人気番組に成長した子供ニュースの工夫には脱帽もの。貴方は自分の子供にどれだけの「分かる」という喜びを教えられますか。

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覚めない夢

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 どこまでが現実で夢なのか。有名進学校に入学しながらも障害事件を起こし、転校してきた高刀柾、その高校で心臓の病気のために2年留年している結城加奈子はクラスメイトになって時間が経つ。ある日、柾が加奈子を助けたことから、加奈子は柾を、柾は加奈子を意識し始める。夢の中で本当にありたい自分を思い描く柾と加奈子はその人間像は違いながらも、夢を見ることで、やっとたっていられるような表には見えない傷を持っていた。吹き出した血や、痛みが、現実なのだと分からせるわけではない。本当の自分はいつだって、夢の中で理想の形でありながら、痛みを感じ、血を流していることを、お互いの存在によって感じ合う二人の進行形の物語。

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至高の美

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 美を人生最高のものとし、それに基づいた生活や作品を世に送り出していることで有名な楠本まき初のエッセイ本。といっても、個人個人で美の認識が違うので、楠本まきが日々、どのような生活をしているのかという、私的な本。それでも、日常が知られていない作家の私生活がのぞける本なので、興味をそそられる。コミカルな挿し絵、ブラックジョークや、エピソードにも注目。楠本まきが発する、「楠本まき」。

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母と神童 五嶋節物語

2002/01/24 13:37

憧れとそのかたち

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 自分だけの道を作りたい、自分の選んだ道を歩いていくのだと、その夢が、自分に直接作り出せないものだったとしても。
 子供たちにその夢をたくし、子供たちはその夢の中にだけ、母親の愛と生きていく形を身につけていった。芸術の分野での成功は、それを志すものとして憧れの対象のようなもの。芸術を生業とすることを幸せとするのか、成功とするのか、さまざまな疑問を、自分自身に投げかける作品。

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簡単、おいしい、ということ?

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 お菓子作りには、柔らかい空気が漂っている。きれいなケーキやクッキーの型、触ったこともない道具は勿論、普段の料理では使ったこともない木の実や、焼いているお菓子を待つ時間、どれもとても特別なもの。それでも日常でお菓子を作るなら、手軽なほうがいい。材料も手軽なほうがいい。簡単とは手抜きじゃなくて、気軽ということ。お菓子作りの気軽さと、新しい発見に「おいしい」を他の人にも味わってほしいと、つい思ってしまう一冊。

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HOTNews!

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 著者の履歴からして、同年代の私には興味をそそられる。日本で最近話題になる、教育問題に関しても教育機関に任せっきりの私に、著者の目を通して、どんな教育を受けているか、ということに関しても、寮生活ということに関しても、非常に素直に伝わってくる。英語暦も、海外へいったこともないから、こんな事は出来ないと、思っていたけれど、日ごろの勉強の視点をどんな風にすれば楽しくなるか、毎日の生活で他の人はどんな風に生活しているのか、新しい視点と、世界観を与えてくれる活用書にもなった。

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