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  3. 渡次 慶さんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年1月)

渡次 慶さんのレビュー一覧

投稿者:渡次 慶

26 件中 1 件~ 15 件を表示

さわやか乙女チック

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

激甘です。近年まれに見る正統派純情ボーイズラヴ。
少女マンガといったほうが近いかも? とにかく読んでて照れるような教師(男)同士の恋愛模様。
大型犬を思わせる純情ハンサムな体育教師と、クールそうで実は乙女&美人な英語教師。
揺れる恋心を繊細なタッチでゆっくりと描く。じれったいのも味になる。

懐かしい。こんな感じでした、ちょっと前のボーイズラヴって。
読んでる最中、何度、飛びあがって駆け回って叫びたくなったことか。
何度「早く互いの気持ちに気づいてくれ!!」とつっこんだことか。
ここでつっこんでも仕方ないのは分かってますが。照れるんです。照れるんですよ…。
それでも繰り返し、読んでしまうんです。ハマってます、まんまと。
よくありそうな話ながら、独特のキレイで清清しい雰囲気がうまく作品世界に引き込んでくれる。

「もし現実にこんな人達がいたら…」とかムダな思考は一切捨てて、とにかく世界に浸り楽しむこと。
そうすればもう何も怖くはありません(照れて怖がってるのは私だけですが)。
ひたすら甘く切ない恋を味わうことができますから。それだけは本気で保証します。
少女マンガ好きはもれなくハマるであろう一冊。心は乙女(爆)な方、必読です。

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SFもイケる、寿たらこ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

時には鬼畜エロで常識をブチ壊し、またある時はドシリアスで読む者を深みに落とす。
良くいえば幅広い、悪くいえば無節操(失礼)な強烈ボーイズ作家・寿たらこ。

そんな彼女が描いた今作は、なんとSF!
科学技術で蘇った「天使」の話から、時間も空間も超えた運命の話まで。
まさにバラエティに富んだ、しかししっかりと内容ある本に仕上がっています。

天使モノ『コンクリート・ガーデン』
目も眩むような楽園美、残酷な人間性の現実(リアル)が、怖いほど浮き彫りにされている。
答えは出せなくとも、思わず考えさせられてしまうテーマの一作。

時空間移動モノ『クロックダウン』
SFの面白さだけでなく、恋愛・家族愛・生きるための強い気持ちを、驚くほどハート・ウォーミング(!!)に描ききった傑作。ラストの解説が分かりづらいのが難点だけれど、ボーイズ好き以外の読者にもぜひ読んでほしい、本当に素晴らしい作品。

いつものブチきれかげんも好きですし、色んな面を総合して「寿たらこ」という個性だと思っていますが、シリアス(『MONKEY PUNCH』等)大好きなファンとしては、本書の発売は嬉しい限り。
このような作品をもっと数多く発表してほしいなぁと勝手ながら願ってしまいます。今後に更に期待。

以前寿作品で挫折した方も、ぜひ再挑戦してください。内容は保証します。
何度も読み返すこと必死の、最高に味わい深い一冊。本気でオススメ。皆さん、読んでください。

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サラリーマンのおかし切ない恋愛集

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『奪う男』『YOU GIVE』『課長になったら』『LOOK LIKE』『総務にひとこと』『LIVE&LET...』『放課後まで待てない』『君の奏でる曲を(書き下ろし)』以上8短編収録。

楽しいわ切ないわ可笑しいわ泣けるわで、貪るようにじっくり読んでしまいました。
短編が8つも入っているので、満足度も十分。内容は地味だけれど味わい深い。
絵柄が独特なので好みが別れるかもしれませんが、私的には全然OK。むしろかなり好きなタイプです。
普通の男性らしい表情・体格が良いと思うし、時折見せる笑顔・泣き顔がムチャクチャかわいくて悩殺されます(爆)私だけでしょうか。

サラリーマンが頑張って仕事をしつつ、恋をする。
その切なさと楽しさを飾り気なく表現した本作は、人を選ぶかもしれないけれど、沢山の方に読んで欲しい作品です。
心から、オススメいたします。

ちなみにリーマン以外の話も2・3作入ってますよ。

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快感の絶頂

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は決して熱心な「ミステリィ愛好家」ではありません。
トリックを考えるのも好きじゃない。読むといっても、特定の好きな作家くらい。
ごくごく浅ーいミステリィ好きなわけです。

そんな奴が読んだ本書。
言えるのはコレだけ、「面白かった」。とにかくひたすら圧倒された。
最初の読みにくさも意味不明な専門知識オンパレードもはぐらかすような推理の二転三転も、全てが集約されまとめられたラスト。ただ呆然とさせられる。
読み終えた後の快感は、本当に背筋を駆け上がり手足を震わせた。信じられないほどの絶頂感。
馬鹿みたいに「面白い! 面白い!」と言いながら跳ねましたから。

この本の凄さはとにかく最後です。そこが強みだと思います。
こだわりある読者なら疑問(または不満)の一つや二つあるかもしれませんが、私的にはとても説得力があり、納得できます。それまでが「ほんとかよ」というような胡散臭い推理だったから余計に。
推理小説自体を馬鹿にし、破壊したようでいて、実はもっとも推理小説らしい一冊。
「あぁ、これは本格だったんだ」と素直に思いました。
あとメルカトル鮎。大好き(笑)

好みは分かれるでしょう。でも、オススメします。
機会があればぜひ、読んでみてください。
私ももっと古典作品等を読んで、再度読みなおしてみたいです。

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紙の本西の魔女が死んだ

2002/06/10 21:48

自分で選ぶという生きかた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

多数の児童文学賞を受賞したというこの作品。とっくに児童じゃなくなった私にもとても楽しく、じっくり味わって読むことができました。

美しい自然の風景や、羨ましくなるほど安らぐおばあちゃんの生活等、良い点・気になる点は山と挙げられますが、一番感じるのが、文章の独特さ。

淡々と落ちついた、温かみある言葉選び。
なのに、どこか客観的な印象を受ける。突き放してはこないけれどどこか距離を感じる。
主人公は一応「まい」でも、視点はあくまで「第三者」。登場人物の誰でもない第三者の視点だ、と私は思いました。
場面場面でそれぞれの心の声が出てきたり、「まい」がいないはずのシーンが描かれたり、読者はまるで「神の視点」から全てを見下ろしているよう。物語に入り込みつつも客観的立場を自覚している、というなんだか不思議な読書感覚で読み進む。登場人物と同化するのではなく、自分は自分として物語と関わっていく。

「どうとらえるかは読者次第」と作者に暗に示されているような気さえしました。

作中においても、それは表れます。
「まい」は田舎の生活で自分の生きかたを見つめ、元気を取り戻しますが、「ここにいてもいい」というおばあちゃんの言葉は即座に拒否してしまう。そこでの生活は穏やかで、優しくて、愛しいはずなのに、「私はおばあちゃんみたいには生きられない」と思っている。
その後『渡りの一日』で、偶然出会った女性トラック運転手の姿を見て「自分たちもこうして自ら道を選び、進んでゆくのだ」と中学生になった「まい」ははっきり感じている。

家を出て仕事をするという、おばあちゃんとは全く違う生きかたを選んだママのように、「まい」も田舎での日々を心に残しながら自分なりの生きかたを探し選んで行く。
どちらの生きかたが正しいとかより良いとか、そんなことは誰にも決められない。
どれも正しいし、間違ってはいない。
これは幸せに生きられるかどうかの判断は、自分自身の中で決めるべきものなのだ、という作者のメッセージではないでしょうか。
自分で考え選ぶこと、その気持ちの大切さを、読書という行為を通してさえ伝えてくる、とても珍しく素晴らしい作品だと心から感じました。

人によって全く違う捉え方をするでしょうし、実際子供たちが読んだらどんな感想を持つのかなぁと、非常に興味が持てます。
皆さんはどう読まれるでしょうか?
多くの方にオススメできる珠玉の一冊。

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紙の本最悪

2002/06/05 23:32

ザッツ・エンターテイメント

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エリートサラリーマンと強引男の「イヤよイヤよも好きのうち」。
ボーイズラブ初期から現在に渡って完璧にパターン化された王道ストーリーですが、このジャンルを読み慣れた方もあまり読んだことのない方にもきっと面白い、傑作本だと思います。

パターンなのになぜか?
それはもう、「キャラ立ち」の一言に尽きるでしょう。

英彦を振りまわす大胆不敵な豪快男・有堂。
生まれつきの魅力と悪運を持つ「成功者」でありながら、私生活ではとことん「だらしない」「ガサツ」「無神経」。同居人に気を使うことなど全くない。これじゃあ英彦に捨てられても仕方がないだろうと思えるほどですが(笑)、そのくせ時折信じられないくらい「繊細」(!?)な一面を見せるからたまらない。読んでいるうち、英彦と共にこちらまでほだされ流されてしまう。もろに母性本能くすぐり系ですね。通用する人には完璧ヒットなツボキャラです。ただ、これを魅力と取らない人にはただのダメ男かもしれません…(苦笑)個人的に「お風呂にアヒルと水鉄砲」はちょっとやりすぎかと。怖いです、そんな成人男性(笑)。

主人公・英彦も、カワイイ受どころかエリートらしく「プライド高い」し「頑固」だし「神経質」。冷たい美貌の中身はさぞ冷淡かと思いきや、実は結構浪花節、人情家だったりして。有堂への怒りから一夜で引越しを決意、実行するという後先考えない実行力の強さもかなり、良いです(笑)。

ぞくぞく登場する脇キャラまでしっかり存在感があり、だからこそ飛躍しすぎのハチャメチャストーリーでも人物が浮かず、安定感があるのだと思いました。とにかくひたすら楽しい。面白い。

王道だろうが何だろうが、読者が望むものをしっかり面白く仕上げ、それが更に他を上回る。
これこそボーイズラブ的エンターテイメント。凄いです。最高に美味しい一冊です。オススメ。
気になった方はぜひとも読んで、皆でエンターテイメントを楽しみましょう。

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紙の本フォー・ディア・ライフ

2002/05/15 00:02

生きていく辛さ、生きていく幸せ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初は「ちょっと読もう」くらいの気持ちだったのに、読み始めたら止まらなくなり延々と読み耽ってしまいました。
なにが私をそんなに惹きつけたのか? 考えてみたのですが…。

多分、登場人物の誰もが「善人」でも「悪人」でもないところ。
みんな必死で、苦しくて、哀しくて、切なくて、どこかずるくて(子供以外)、でも愛しい。登場人物の一人一人が名前を持ち、それぞれちゃんと存在して生きている。そういうところでしょうか。
主人公・花咲慎一郎(ハナちゃん)の心のうだうだ加減に妙に共感したせいかもしれません(笑)
彼が、自分の犯した罪や、そのせいで失ったいくつもの愛や、自分の行為の偽善や、そんなもの全てを決して捨てずにかかえ進む姿が、カッコ良いというよりありふれた1人の人間のようでそれでいて凄く強い気がして、勝手に愛しく感じてしまった。

恋愛に関しても切ないし、親子・家族に関しても凄く切ない。
読みながら何度泣きそうになったかわからない。
でも、それでも、日々は続いて生きていく。
どんなに大変なことがあっても、苦しくても、生きていく。
その愛しさが読み終えてからも余韻として胸に残ります。
重くない読みやすい文章なので、厚くてもすらっと読める本でしょう。

ミステリー…ともハードボイルドともいえない何とも不思議な作風ですが、ぜひぜひ、沢山の人に読んでほしい一冊です。

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夢色十夜

2002/04/02 13:33

夢へいざなう物語

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 昭和初期という時代を丁寧に美しく描いた文章・挿絵は、本当にため息もの。本の世界を夢うつつで漂うような、不思議な力を備えたお話です。一つ一つのエピソードを読むというよりも全体的な雰囲気を味わうための作品、と思えるくらい。だから、最初のほうを読んで「物足りない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
 しかし。
 私はこのシリーズは3巻すべてを読まなくてはいけないと思います。そうしなければ、作品のもつ本当の素晴らしさが絶対伝わらないからです。独特の空気感・情景がどのような意味を持っていたのか、読み終えて初めて気がつきます。そしてその時の感動と言ったら、他の作品ではなかなか味わえないほど素敵なのです。老若男女選ばない、魅力的なシリーズですのでぜひぜひ皆様ご一読ください。心の底からお勧めします。

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これからもずっと

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 自分はすでに写真集を見ていたので、この本は従姉妹に贈りました。まだ小さいため文は理解できないようだったけれど、「きれいきれい」と嬉しそうにオーロラの写真を見つめていました。

 いつか、彼女がこの本を読んだ時、どう感じるのか聞いてみたい。きっと何かが伝わっているはずだと信じているから。遠い遥かな大地で生きているシロクマの穏やかさ。カリブーの力強さ。木の実の鮮やかさ。生きることの厳しさ、美しさ。それを全霊かけて伝えようとした一人の人間の潔さ。

 永遠を写した写真を通して、これからも想いが伝わってゆくことを、私は信じたい。私が今でも温かさを感じるように。

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紙の本あなたの心が壊れるとき

2002/06/29 21:12

人の心はどこへ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

精神科医である著者が、実際の診療経験・社会への考察を通して、現代増加し続ける心の病を丁寧に解説。その原因となる家族の形や親世代への批判まで、幅広く展開する。

頻繁に耳にしつつもぼんやりとしか知識の無かった「PTSD」「アダルトチルドレン」についてハッキリ知ることができた上、「拒・過食症」「ストーカー」を妙な偏見なしで改めて見つめることもできた。
また「アパシー(無気力症候群)」などは決して他人事とは思えない、私たち世代が潜在的に持つ病という印象すらある。

著者自身の見方から、団塊世代の話に及ぶとついて行きにくい部分も正直ある。
が、興味を持ってもなかなか手にしづらい精神医学の情報を、わかりやすく読めるとても有効な一冊といえるでしょう。

人間の、自分自身の心について考える機会を、ぜひ一度、持ってみませんか?
それこそ現実を変える力につながる、貴重な一瞬になるはずです。

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紙の本英文法の謎を解く

2002/06/14 17:05

非常に参考になる一冊

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著者の経歴etcについては全く知らない。
しかし純粋に、英語の学習書としてはかなり分かりやすく、参考になる本だった。
きちんと理論づけて説明すればこんなに明確に理解できるものなのか、とビックリするほど。
これも著者自身の研究の成果なのでしょう。

実際様々な学説のある言語学の世界で、この本に書かれた事だけを鵜呑みにし学習してゆくのはどうかとも思うけれど、これを参考にすることは非常に有効であると個人的には感じた。

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ユギ作品としては物足りない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 一生懸命で魅力的なキャラ達が、しっかり働き恋をする。山田ユギ節の王道で楽しく読むことができた。しかし。なぜか、なぜか読後物足りない気分になってしまう…。なぜだろう。
 好みの問題もあるかもしれないが、おそらく全体的に「あっさりした」(悪く言えば浅い)展開だったからだと思う。もう少しキャラ一人一人に焦点をあわせ、より深く描いてほしかったというのが正直なところ。漫画・ボーイズラブとしてはちゃんと(?)普通に面白い。ただ山田ユギにはもっともっと面白いものを! と、毎回期待してしまう自分がいるのです。

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さくらのくちびる

2002/03/23 15:45

不器用で純な感情たち

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 「さくらのくちびる」「眠れば来る朝」「スイートソウルレヴュー」「白い魚の夢」「墓守りの憂鬱」以上5短編収録。
 カワイイ絵柄に似合わず、かなりの毒を含む依田作品。この本もそうだ。登場人物はみんな苦悩し、人を突き放したり振り切ったり傷つけたりする。そして自己嫌悪に陥る。よくよく読めば、これほどつらい作風も無いだろう(笑)読んでるほうまでなんだかズキズキしてくる。
 「さくらのくちびる」の主人公・佐倉も、自分の気持ちに混乱するあまり好意を持ってくれる先輩・穂積をかなり卑怯な方法で傷つけてしまう。後悔しても傷つけた事実は変わらないから、穂積にも愛想をつかされる。更に落ち込む。しかし再度、自分の中の感情・想いを素直にぶつけ話すことにより、仲直りし、穂積の新しい一面をみつける。
 逃げて隠してただ望むだけでは、相手に何も伝わらない。自分の行動で明日へ進もうとする強さ、時に冷たく感じるほどの強い意志を芯に持った作品たちだと思います。
 「墓守りの憂鬱」のみシリアスミステリという感じですが、どれもとても面白い、良い作品集です。ぜひご一読ください。

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紙の本I KNOW YOU脳

2002/03/22 21:03

DOYOU脳?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 賢い人は文章も上手いのだなぁ、と改めて実感させられる。ユーモアかつ親しみやすい語り口。鋭い観察力から成る的確な批評。医学的な内容のはずなのに、全く飽きることなく読めました。面白い。
 何事も突き詰めてゆけば繋がっている。本当の学問に、文系も理系もないのですね。うーん、深い。「近頃は答えがわからないことなどない、と思っている人が多い。誰かに聞けば答えがわかるものと思い込んでいる」という一文にも、正直ドキッとしました(笑)。
 さらりとしながら読み応えのある、傑作エッセイ集。

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紙の本お気に召すまで

2002/07/19 00:32

恋の前では誰も不器用

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

持ち前の美貌と才能から、ちやほやされることに慣れてしまった慎也。おかげで新しい上司・久我山の厳しいしごきに耐えられず、会社を辞ようとまで考えている。地元へ帰れば親の会社があるし、家族も喜んでくれるだろう。しかし、傲慢さと同時に建築への情熱も捨てられない慎也は、心底迷っていた。
ある日、悩みのせいで(元々の性格も影響して)最低の別れ話をしている現場を、偶然、例の久我山に見られてしまう。
誘われるまま食事をすれば、そこにいるのは会社とは全く別人の優しい大人な男。そんな彼に尊敬を抱く慎也だったが、次の瞬間、久我山の視線に自分への熱い好意が混じっているのに気づくのだった。

このようにして話は展開。
建築関係の仕事を絡め、不器用な2人の恋愛感情が上手く描かれています。
つらさを乗り越えながら成長する慎也の姿はとても気持ち良く、他の脇キャラもみんな一生懸命でステキな人物ばかりです。特に同僚の女性・岸本さん、本当に良い人だ(笑)

女性のように美しく芸術センスもあり金も地位もなんでも持っている完璧なハンサム・久我山が、私の好みと正反対だったためかなり読み辛かったものの、感傷旅行に出た慎也の部屋でヘコむさまには、不器用さを見つけたようでちょっと見直しました。

切なく甘い恋愛モノ。きっと楽しめる作品だと思います。どうぞご一読ください。

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