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先月(2017年2月)

ふぶきさんのレビュー一覧

投稿者:ふぶき

1 件中 1 件~ 1 件を表示

最後から一番目の恋

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 感動しました。薄っぺらな作品が多く出版される昨今、こんなに内容の深い上質な作品にめぐり合うことは滅多にないでしょう。
 私は匡一&七瀬(本編)が好きなので、番外編が幅をきかせているのに最初がっかりしたものですが、この番外編がとんでもなく秀逸で、BLを読んで泣いてしまったのはこの作品が初めてでした。高遠さんという方は、とても「痛い」文章を書かれる方で、この番外編も、弱さや脆さやほの暗い感情をこれでもかというくらいに表現されていて、その痛々しいまでの繊細さ、壊れそうなほどの透明感は、心の中の一番奥の、やわらかな、大切な、決して触れられたくない部分に直接的に触れられるような感じがしました。
 何にも持っていないけれど一番大切なものは持っている人間と、何でも持っているけれど一番欲しいものは手に入れられない人間とでは、どちらがどれだけ不幸で幸福なのかは解らないけれど、もしもその思い出だけで生きていけるような恋ができたなら、たとえその恋が成就しなくても、それだけで、人生は幸福なものになるのかもしれないなと思ったりしました。
 番外編を読んだ後、1.2巻をあらためて読むと、ああ、ここはこういうことだったんだな、と思える場面がいくつかあって、また切なくなったりもします。心の動きや感情の揺れ方も丁寧で自然で、すんなりと心に染み入るお話です。次回作は半年…いえ、せめて1年以内には出して欲しい…。

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