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かずさのすけさんのレビュー一覧

投稿者:かずさのすけ

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本LOVELESS 1

2002/09/05 18:23

帰って来た高河ゆん(笑)

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

長い休み中、ふと書店で見かけた一冊の本。中学、高校時代、かなり熱狂的に彼女の作品を読み耽った事を思い出し、懐かしさから手に取ってみる。
徒然を慰めるつもりで、大して期待もしていなかったが『源氏』『アーシアン』の頃の作者の圧倒的な牽引力、革命的な所業の数々を彷彿とさせる一冊だった。
台詞に絶対的な力、直接的でないのに妖しい色気を含む世界観、そして登場人物が魅力的だ。「オトナ」と子供の境界線が耳の有無において一目で判る身体構造。立夏は小6にして耳を落としてしまうのか! そして相手はやはり草灯か?! 作者には「今度の高河ゆんは本気です!!」を信じ、是非とも最後までこのテンションを持続させていただきたい。

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紙の本黙約

2002/09/08 16:21

誇りと命の重み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

北方謙三と言えば、大方ハードボイルド小説の旗手と認識されているのではなかろうか。最近でこそ、時代小説も手がけているが、やはり「酒と銃と煙草の匂い」のイメージが強い。
そんな北方氏の作品の中で、良い意味でライトなハードボイルドが、このブラディ・ドールシリーズである。シリーズを通して、一作ごとに一人称(主人公)が変わるので、お気に入りの人物が見つかること、感情移入できることうけあい。
男たちの不器用すぎる生き方に涙するも良し、一見冷めて見えるのにアツすぎる友情(?)に瞠目するも良し、「オトコ」の生き様の手本にするも良し(警察に捕まるかもしれませんが…)。ともあれ、哀しいかな現実社会では実現不可能な男の理想の姿を描いている作品なのである(一遍くらい、プライドのために命賭けてみたいな。無理だけど(笑))。
北方氏、時代小説も良いけど、またハードボイルドに帰って来てくれないかな…

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紙の本薔薇くい姫・枯葉の寝床

2002/09/08 15:19

甘い美少年の誘惑…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本作は言わずと知れた、森鴎外の愛娘である森茉莉の小説集である。

表題の「薔薇くい姫」は、作者の分身(?)魔利(まりあ)の不機嫌な日常生活の綴られている私小説。幼少時の周囲の大人とのエピソードや、持病について、また作家生活など、取りとめの無い話題に美意識を絡めてエッセイ風に書かれている。「食」に関する他の随筆も良いが、森茉莉の人物像を探るのに、うってつけの作品である。

「枯葉の寝床」は、作者の真骨頂とも言える耽美的な同性愛をテーマにした作品である。不良学生山川京次、通称レオ(ちなみに日本人…)と、日仏ハーフで大学教授兼小説家ギラン・ド・ロシュフコォの二人の世界(!)が描かれている。この設定だけでお腹一杯という人もいるかもしれないし、まずもって興味のない人もいるだろう。だが少し待って欲しい。これは、美意識を守って生きることに生涯を捧げた森氏の作だけあって、昨今巷に氾濫する『ボーイズラブ』などとは明かに一線を画している。“美に耽る”コトとは如何なる事かを登場人物たちが体現しているのだ。
口にするのは容易いが、現代、いやこの作品が書かれた時代でさえ、耽美に生きることは至難の業らしい…。時には、薔薇の香で満たされた猫足の湯船につかりながら、レオになった気分で(笑)読まれてみては如何?

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