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神月さんのレビュー一覧

投稿者:神月

11 件中 1 件~ 11 件を表示

彼らの明日

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

普通の少年と少女であったホーリィとゴースト。ひょんなきっかけから、悪でもなく正義でもないという「犯罪者」になってしまった二人と、それを指示する者の物語。

本人達があまり深く考えず、気負わず大犯罪をやってのけるトコロが痛快。
ケンカをしながらも、お互いが何となく必要だと思うようになる二人はとても人間的だ。
指示を下す包帯イタチの口調やキャラクターもまた面白い。
ブギーポップは相変わらずわき役のような存在であるが、それもまた良いのかもしれない。
最近のこのシリーズは、ブギーポップのみならずそれに関わる「人間」達の物語をクローズアップして描くようになっているような気がする。
主役であるブギーポップがなまじ人間的とは言い難いため、そうすることで物語の深みが増していっているようでとても良い。

ラストのシーンは映画のように印象的で素敵だった。
何とは言えない空虚と、脱力感と、そして爽快感を残して去る二人はとても「ホーリィ&ゴースト」らしい。
この先の二人も、ずっとこんな感じなんだろうなと思うと何だか楽しくなってしまった。

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弱者が強く生きる時。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ブギーポップシリーズの一作ではあるが、今回は主役のブギーポップは現れない。今回の主役となるのは合成人間であるピート・ビートだ。

弱小な能力でありながら、それを必殺になるまで極めたビートが、フォルテッシモなどの最強を相手に己の能力一つで闘う姿が何とも言えず爽快だ。能力があるとついそれだけに頼ってしまいがちだが、大切なのは持って生まれた能力を何処まで磨き、使いこなせるかということ…それを知っているビートの戦い方は、今まで合成人間とは一味違って面白い。
人間的で、時折普通の少年と変わらぬ顔も覗かせる彼は何処か可愛らしくて、つい応援したくなってしまう。
とにかく続きが気になる一冊。一読の価値はあるだろう。

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紙の本アリソン

2002/09/12 22:56

独特の冒険譚。

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キノの旅とは全く違う雰囲気の、宝探しの話。
宝探しというから、もっと別の物を想像したのだがああいう結末でこられるとは。さすがは時雨沢恵一、といったところであろうか。
キノのように重いものはあまり表面的にはせず、軽く流すような文体とキャラクターで書かれているので読み易い。
が、それ故どこか物足りない感じがしてしまうのもまた事実。
だがこれはこれで楽しめるいい話だと思う。
あまり深く考えずに、軽く読みたい時にお勧めの一冊。

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紙の本神様のボート

2002/09/12 23:43

二人の愛

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一つのところに留まらず、旅を続ける母娘の物語。
何処か子供くさいが、それでも真剣に大人として母として、娘を愛する葉子の姿が一途でとても心に残る。
強い母の愛情が綺麗にさりげなく描かれていたのが良かった。

葉子と娘の草子の一人称が代り番こに書かれているのだが、草子の一人語りよりも私は葉子の一人語りの方が面白かった。
草子の、子供のクセに冷めた瞳がなぜか少し恐ろしい。

一人の人を愛し続けるという葉子の人生は、一見狂気のようにも見えながらひどく幸福なものでもあると思う。
それほどまでにぴったりと重なる相手を見つけられるのは、人生でおそらく最高のことだろう。それがどれほど、辛かったとしてもだ。

葉子と草子の一風変わった人生には少なからず憧れてしまう。
こんな風に旅をするのも、悪くないかもしれない。

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紙の本ノルウェイの森 下

2002/09/12 23:42

似た関係。

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上巻を読んでいた時は、こんな結末になるとはあまり思えなかった。
ワタナベと直子の関係は、私とある人の関係にも似ていて必要以上に共感してしまった。
相手を想いながらもそれが痛みであり、どうにかしたくともどうにもならない狂気に支配される。
哀しい人間の人生が其処にはあふれるほど描かれていた。
最後の方をみたときは、自然に涙が出てきて止まらなかった。

暗いようではある話だが、根本に流れるものはあたたかい。
若い時に一度読んでおくべき本だろう。

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キノとエルメスの続く旅。

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しゃべるモトラド、エルメスと少年のような少女・キノの旅を描く短編連作第六巻である。
いつもの通りの、少し不思議で奇妙で残酷で美しい世界観を変わらず魅せてくれた。
それに加え、今回は旅の途中のSSみたいなものが面白くて楽しめた。
巻を重ねるごとに、キノに限らずキノのお師匠さんやシズなど他のキャラクターがどんどん活躍するようになる。彼らの個性がとても良く表れていて、みていて少しも飽きない。
モノクロなのに色のある、そんな感じの彼らは次は何処へ行くのか。
これからも目の離せない作品だと思う。

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紙の本ロードス島伝説 4 伝説の英雄

2001/08/27 21:49

ロードス島伝説の終幕について

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★ロードス島伝説最終巻。1〜3と読み進むにつれて、これはもう「戦記」の方の六英雄の話とは別物で考えるべきだと思い、このままナシェルの活躍を中心として終えるのだとばかり思っていたが、結末は実に意外なものであった。
★ナシェル達のような「伝説」のみのキャラクターをここまで引き立たせ、なおかつ「戦記」の六英雄の話に見事に繋げてみせた作者の手腕に感動。次回作も期待。


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旅の形

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★人間キノと言葉を話すモトラドのエルメスの旅の話。いろいろな国のいろいろな人々との出会いと別れをくりかえし、二人の旅は続く。

★短編形式で綴られるストーリー。本当に6ページ程度しかないものや、40ページくらいのものもある。だがどれも深い意味を込められたものが実に淡々と、あっさりと描かれている。時に残酷な話もあるのだが、残酷さをあまり感じさせないのは淡々とした文体とキノとエルメスというキャラクターによるものなのだろうか。

★読んでいるうちにいろいろなことを思わず考えてしまうような作品。後書きも独特で楽しめる。

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紙の本ロードス島伝説 1 亡国の王子

2001/08/27 21:43

新しいロードス島の世界。

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★ロードス島戦記に続くロードス島シリーズ第2作。「戦記」の方に出てきた六英雄達が活躍した時代の話。

★六英雄の話と言うから、てっきり彼らのみにスポットを当てたものかと思ったらいきなり主人公のナシェルという新人物が出てきたので驚いた。彼を活かしつつ、なおかつ六英雄の話にどうつなげていくのかが非常に気になる。文章も洗練され、格段に読みやすくなっている。

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テニスの王子様全般について。

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 私が珍しく夢中になったスポーツマンガ。
 まず主人公のキャラクターが強烈だった。テニスの天才で、大人をも圧倒するその小生意気な性格。だがそれ以上に魅力的だったのが、主人公に負けず劣らずの個性的なサイドのキャラ達である。ストーリーも決してありがちにならず、先の展開が楽しみだ。
 いま連載中の「ホイッスル!」や「ライジングインパクト」などと共にこれからのジャンプスポーツマンがの核となる作品であろう。

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峰倉かずやの世界。

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 「執行部」の時から楽しみにしていたマンガの単行本。本誌の方で毎回見ていたので内容はわかっていたが、改めてまとめて読み返してみると新鮮な感動が感じられた。
 90年代前半の横浜、本来なら学校に通い、「普通に」友人と笑いあっているような17歳の久保田は裏の世界で生きていた。彼は決して自分の運命を悲観しているわけでも、誰か、何かを恨んでいるわけでもない。ただありのままの自分を生きているといった感じだ。飄々とした雰囲気や、幼子のような残酷さと無邪気さ、時にみせるひどく大人びた表情。この人物は、本来人間にあるものすべてをさらけ出しているようなところがある。それがまたひどく魅力的にも思える。
 作者自身も言っていたが、良くも悪くも「峰倉かずや」という一個の人間を象徴する作品だと思う。これからの展開が非常に気になる。
 また、あまりトーンを使わずに仕上げているため、彼女の絵のうまさが引き立っている。

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