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レビューアーランキング
先月(2017年2月)

さじまつきこさんのレビュー一覧

投稿者:さじまつきこ

64 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本桜の園

2002/01/25 15:33

これを彼氏(旦那)に読ませられるかなあ、大人になった女性たちは。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この話の中でただ一人(年齢的に)大人の女性が出てくる。女子高生の姉なんだけれど、初体験の話を妹に語りながら、一筋の涙を流すのだ。「忘れるわけがないわ、はじめての男だもの」
 痛いですね。少女時代の潔癖を、あまりに美しく描いたこの作品は、大人になって読み返すと、共感とは別の痛みが胸に走ります。失われたものへの痛み…って、ことばにしてしまうと途端に陳腐ですが、まあそういうことでしょうか。
 男性に対して「一生許さない」と思う女の子も、胸の大きさを気にして猫背で歩く女の子も、多くはこのお姉さんのように男性とつきあって、結婚していく。でもこの桜散る閉ざされた空間の中でだけは、永遠にこのままなんですよ…。こう書いていて(あまりの野暮に)つらくなりましたが、私が知りたいのは、かつてこの漫画を心に刻んだ女性たちは、今の自分のパートナーに読ませたりできるのかなあ、ということ。こんな話もまた野暮ですが、あらためてこの漫画を読み返すと、私は彼氏には読ませられない…。それくらい、少女時代に信じていたさまざまな美しいものが、この話のなかには詰まっている、のでした。
 決めました。この本はやっぱり男子禁制。桜の園ですから。

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紙の本心臓を貫かれて 上

2001/11/30 18:01

村上春樹の名訳で読む家族の「トラウマのクロニクル」。アメリカったって「大草原の小さな家」みたいな家族だけじゃないんだ。柳美里を読むよりも、救われるかも。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 村上春樹の訳文を追っかけて見つけた本だが、知らずのめりこみ、打ちのめされた。なんだこれは。ノンフィクションではあるが、これは果てしなく悲惨で、そのくせ人を最後までのめりこませる、物語である。
 たくさんの映画や小説でアピールされつづけるアメリカ人の「良き家庭」(よき父親、よき母親のもとはぐくまれる健全な子供たち)からは遠く離れた、一家族の暗部。絶望と暴力にまみれながら、ひとりの少年の中で不自然に磨かれていく芸術性や知性(それは最後まで、ほんとになんの役にも立たない)——。そしてクライマックス、全米の注視のなかで行われる「銃殺刑」という名のカーニヴァル。
 無差別殺人犯の兄を持つ弟が、祖父母の代からの家族の生涯を詳細に調べあげ、兄がなぜ殺人を犯し、さらに銃殺刑に処されることを望んだかについて追っていく。絶妙のタイミングで歯車が狂い、家族が暗闇に落ちていくさまをこと細かに読ませられる上巻は、特につらい。つらいが、やめられない。せめて、なんらかの救いがあるはずだと、最後まで読み切らずにはいられないのだ。
 家族に少なからぬトラウマがある私(って、たいていの人はあると思いますが)は、この本を読んでアメリカ人をはじめて心から身近に思った。この兄弟のありさまに、心から胸が痛んだ。下巻の最後で、著者が自分にいいきかせる言葉があるのだが、きっといつまでも忘れることができないと思う。家族の暗部をテーマに書かれた本として、柳美里のリポート集『家族の肖像』や、清水ちなみ『お父さんには言えないこと』などを読んでいる。ただ、やはり当事者の弟本人が苦しみぬいて書いているものであることと、スケールの大きさ(未だに兄はアメリカの一部カルチャーではヒーロー扱いだという)の割に「わかるわかる、この情景」と日本の読者に思わせてしまう筆力から、この本は私のなかで『家族の赤裸々なトラウマ本』ナンバーワン。これを超えるものはないです。ぜひ、読んでみてください。

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紙の本物陰に足拍子 第1巻

2002/06/27 18:14

こわいけど身にしみる。初期春菊の傑作がやっと文庫に。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は女子高生のみどり。真っ当で、正直で、(きれいで)、やり捨てされがちな春菊ワールドのヒロインだ。その脇を固めるのは存在感の薄い兄と、その嫁。この嫁がすこぶるイタい。嫉妬と妄想でどんどん間違った方向へ自分を、みどりを、夫を追いつめていく。これぞ春菊ワールドという展開です。こわいのに、引き込まれることうけあいです。
みどりが男に痛めつけられるところ、兄嫁の狂う表情、どれも非常にイタイタしい。でも、モノローグは美しいんです。ときに大島弓子?はたまた吉田秋生?と思わせるほど、みどりの独白は詩的で心を撃ちます。春菊さんの若さでしょうか、すごく新鮮に読み返しました。祝、文庫化。いま女子高生の女の子にも読んでほしいな。

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紙の本ロストハウス

2001/11/30 13:59

大島弓子のビタースイートなハッピーを胸に刻もう。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『綿の国星』で大島弓子になじめない…という人には『毎日が夏休み』をすすめる。さらにちょっと…と言う人に、おすすめるのがこの本。たいてい、そこまでムリにはすすめないけど。大島弓子ファンにとって、大島弓子は救いであると同時に、やっぱり傷でもあるので。
 この本にまとめられた4編プラス1編(文庫本のみ収録の『ジイジイ』)は、ジャンルで言えば大人の少女漫画というやつだが、大島氏は割に対象を意識せず、のびのび描いたように思える。その分、話はかなりキツめ。NHKのラジオドラマになった『8月に生まれる子供』なんか、ちょっと信じられない展開のお話。
 ユートピアをめざして山奥へ移住したカップルが直面する挫折、自由で開かれた居場所がなく窒息しそうな女子大生、純朴なアイドルが受けるバッシング…きちんと、みんな暗い。あんな絵柄なのに、暗い。しかし最後はハッピーエンド。明るくないハッピーエンド…。橋本治が大島氏を指して「ハッピーエンドの女王」と言う、大島氏のハッピーエンドとは、とってつけたような「話の解決的」ハッピーではない。主人公たちが悲劇の後のこれからの人生を、傷を受け止めながら生きていく、その後ろ姿が最終コマ(なりモノローグ)に描かれているから「ハッピー」なのだ。きびしいですね。
 そんな大島弓子のビタースイートなハッピーを、ぞんぶんに堪能できる1冊がこの「ロストハウス」。大島弓子がたとえなじめない人も必読、と言ってしまいたい。読んでみてほしい。復刊された雑誌オリーブはあんなことになってるけれど、あらゆる人間は少女性を(美しさを)失わずに、強く生き抜いていける、はずなのだから。
 蛇足だが、白泉社文庫がまとめている大島弓子の文庫シリーズは、どれもセレクトにセンスと熱意が感じられて、出るたびにうれしくなる。ちいさな文庫の世界に、大島弓子のあんな感じこんな感じを少しずつアソートして、大切なものを作ろう、という編集者のもはや個人的な情熱があるような気がする。ひとことでいうと「ファン魂」だけど、きちんとポピュラリティも考えられているところがすばらしい。

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井筒監督のような吠えっぷりだけど、この人のお菓子はホントにおいしい。だから信用できる。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すんごい表紙(笑)にすごいタイトルなので、この人の名前を知っていないとまず手にとらないだろう。ダンチュウや料理天国を愛読する本物志向のグルメな方は、まず読まないかも知れない。でも、この人のお菓子を食べたことのある人は、この人がウソを言う人じゃないことを知っている。裸の王様を見たら大声で「裸じゃないか!」と叫ばずにいられない、敬愛すべき真人間だということを知っているはずだ。
刊行されたのは2001年、ちょうど狂牛病だの無許可添加物だの、“狂った日本の食”が次々と明らかになる直前だ。この本の中の予言は、みごとに的中していく。食にかけては世界一だとおごってきた日本人の舌が、いかに貧しいものであったか。そしてそれを報道しないばかりか、マッチポンプとして積極的に破滅へ導いた食マスコミの無責任さを、弓田氏は容赦なく暴いていく。…とはいっても、ただ断罪するだけじゃなく、ユーモアもあるのでご心配なく。まさに井筒監督の映画批評、ナンシーのテレビ批評のようなものだ。愛があるから怒るのである。
この装丁ではもったいない、ぜひ、新書として再発してほしい本だ。それにはまず売れないと…。日本の食を憂うみなさん、いや世界一だと誇るみなさん、どちらも読んでください。行列ばっかりのダメレストランに騙されるよりは、ずっと安くて価値のある本です。

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紙の本百年の愚行 正

2002/06/24 17:43

特別寄稿だけで価値のある、この100年の人類の愚行。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レヴィ=ストロースってまだ生きてたんだ!という驚きで手にした(無学ですみません)この本。他にアッバス・キアロスタミ、フリーマン・ダイソン、チョン・イーなど、特別寄稿陣が豪華です。環境汚染や動物虐待、核、戦争、難民・貧困など、20世紀に人類が犯した愚行の証拠写真、約100点が収められています。その愚行のほとんどが未解決で、これからも容易にくり返すことが想像されるものであることに、改めて震えが走ります。近現代史のサブテキストにはこれ以上ないほど最適なんじゃないでしょうか、中学や高校の先生方。売上の一部は社会貢献に使われるそうです。

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紙の本青空人生相談所

2002/06/18 14:40

「あの」橋本治が、かんでふくめるようなイヤミな物言いで悩みを斬りまくる。逆・癒し療法。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

時はバブル。写真時代というヘンな雑誌に投稿されたヘンな悩みを、およそ悩みを相談したくない人(バカにされそうだから…)ナンバーワン、橋本治が斬って斬って斬りまくる。名著である。私事だけど、私はこれで何度も人生を(自分でねじまげかねない自意識から)救われている。マジで。もう絶対買い、の名著なんである。
老若男女の悩みが載せられている中で、橋本治は誰にでもキビしいわけじゃない。橋本治が斬り捨てるのは、悩みの本質を見ず、知らずに責任転嫁をし、勘違いの方向へ悩んでいるふりをしているムシのいい人種だけである。で、たいていの「悩める人」はこれに入ってしまうのだ。その数少ない例外として、ひとりの女の子の悩みがあった。
若いころは不良でめちゃくちゃしたけど、はじめて心から好きな人ができたので更生したい、でも更生したってその人も、誰も認めてくれないかもしれない…。と悩む彼女への、橋本治の優しさに満ちた答えには、涙が出る。きちんと悩む人に対して、橋本治はかくも、あたたかい。
悩みには、(当たり前だけど)人柄が出る。その人の本質と社会との関わり方まで見えてくる。それをごまかさない橋本治に、きっとあなたも傷つきつつ、癒されるはずだ。

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ビートルズでお勉強。ビートルズをお勉強。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ビートルズの歌詞から英会話のエッセンスを勉強しよう、というワニ文庫・第2弾。でもありていなお勉強本というよりは、著者も熱心なファンらしく、「ビートルズの歌詞に使われた英語を学んで、もっともっとビートルズを理解しよう!」という内容、だった。これで英会話をマスター! なんて気負うのではなく、ステレオの前で、歌詞カードを広げる気分で読むと楽しい本ですよ。
 中学生が読んでもわかりやすいから、お父さんが息子さんに買ってあげるのはいかがでしょうか。ビートルズ好き親子だったらね。

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懇切丁寧で読みやすい、イタリアン好き・ワイン好き必携の書。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 気取らない普段の外食というと、イタリア料理のカジュアルな店に行く人は多いでしょう。そこででてくるワインはたいていイタリアもの。だったら、こういった本を1冊買っておくと楽しいですね。この著者自身、ほかにも初心者向けと思われるイタリアワインの本を出しているけれど、どうせ買うならこれがおすすめ。だってイタリア各州の代表ワイナリーの説明から、前菜・パスタ・メイン・チーズ・ドルチェとの相性、ラベルの読み方まで図表つきで載っている。しかも解説は読み物に徹しているので、のんびり楽しめる。装丁が値段相応に大げさなのがちょっと難ですが、値段以上に役に立つ本です。かなり、使えます。

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小説中華そば「江ぐち」

2002/07/11 22:57

今日もタクヤは元気です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まぁ、とるもとりあえず読んで、そして「江ぐち」に行ってみるがいい。そこだけ昭和30年代のような雑居ビルの薄暗い地下に、今日もぞんざいにザルをふるうタクヤがいるはずだ。愛すべき町の愛すべきラーメン屋、そこに集った仲間たち。誰でもが、こんな「マイ江ぐち」を持っているのだ、とこの本は教えてくれる。後書きでホロリと泣かせる心憎さも、また、よし。

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スリーピース!! 1

2002/07/11 22:48

リアルな3姉妹像は、ここにしかない。

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リアルでミもフタもない恋愛(とブス)を描かせたら右に出るもののいない、安彦麻理絵の代表作(と私は思う。他のは短編をまとめたコミックスが多いので)。果たして2巻は出るのか?!との不安はあるが、別につづきものではないのでこれ1冊でじゅうぶん楽しめます。エロあり、ラブあり、笑いあり、ナミダあり。小説やマンガ界では夢を抱かれがちな「3姉妹」のほんとーのホンネのところを、いやって言うほど見せてくれます。ボーイッシュな長女、要領のいいギャル次女、オタクの3女。どの子もくだらないことに悩み、くだらない男に振り回されて生きている。その姿は、思わず一緒にはぁ…、とため息をついてしまうほど、リアル。男性にもぜひ一読をおすすめしたい。傑作ですよー。2巻を待つ!!!

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もはや定番の鬼谷算命学のディテールまでが、これ一冊で。

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悩みがあるごとに街角の占い師にボラれたり、ananやFRAUの占い特集を毎号買うよりは、確実におトクなこのムック。占いの域を超えた含蓄あるおことばで人気の中森じゅあん先生による、鬼谷算命学の基礎からちょっと上級までこの1冊につまっています。巻頭の吉本ばなな氏との対談もなかなか興味深く、何回読んでも飽きないし、事あるごとに読み返せる本です。

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ナチュラル志向で現実的。ぬか袋をすすめるなんて、いいお医者さんです。

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ドクターズコスメ全盛の昨今。1週間スキンケアと言ったって、またカタカナの最新美容成分なんとかをこの器具で浸透させて…とはじまるのかと思ったら、すごく健全。コンビニ食生活でもなんとかなりそうな、お手軽な肌改善生活のすすめなのです。ビール酵母入りわかめスープを毎日飲む、手作りぬか袋で洗顔してみよう、ゴーヤーを食べようなど、気負わず、実践できそうなスキンケアが満載。なんせ副題は「確実にきれいになる美肌プログラム」ですから。よし、やってみるぞ!と、読むたびに思います(読むとやった気になっちゃうあたりが落とし穴かも)。

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明和電機魚器図鑑

2002/06/18 17:26

魚器の全貌がわかる!値段分の価値があります。

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明和電機が発表したこれまでの魚器の、開発までの道のりがすべてわかる徹底魚器ガイド。明和電機ファンでなくても、その独特な世界にハマることうけあい。本全体のつくりもとても美しく、値段分の価値があります。東京都木場の現代美術館では、たしか明和電機の作業服が売っていたけれど、それよりは多分価値があるでしょう。その存在とコンセプトでグッドデザインを受賞した彼らの思考回路を、ぞんぶんに楽しむことができます。

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紙の本詩集

2002/06/18 15:22

広告と詩壇のはざまで。

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この詩人と同時代を生きたことを誇りに思う、という人がどれほどいるだろうか(くだらないレトリックですいません)。それほど老若男女から愛される「わかりやすい」「美しい」「現代語の」詩を書き続ける、日本で唯一とも言われる“プロの詩人”が、谷川俊太郎である。
その彼の詩が自らの頂点へのぼっていく、70年代後半から90年代前半にかけての全詩が、この1冊に入っている。全部持っているマニア(わたしです)でさえ、思わず買ってしまいたくなるものだ。ちょっと思潮社、サザンみたいな売り方じゃないのと思いつつ、それだけの価値はあるのだろう。
これらの詩がかかれた頃というのは、広告のことばがにわかに注目を集めた頃でもある。そして谷川は、自家中毒を起こしがちな詩壇からいつも「広告かよ!」との誹りをうけながら、わかりやすい詩を書いてきた。
「ほんとうのことを言おうか/わたしは詩人ではない」と言い放った詩人が、さらに言いつのる「世間知ラズ」の一節。「詩は/滑稽だ」
それでも、彼の三つ子の魂に、わたしたちは貪欲に詩を書きつづけてほしいと願う。「世間知ラズ」とは、詩壇が彼を誹ったことばだ。世間知らずの天才、プロの言葉つかいの技と魂を、この1冊で何度でも味わいたい。

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