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kokoさんのレビュー一覧

投稿者:koko

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本ボクサーを犬は癒す

2001/09/05 08:10

かけがえのない相手だから、何度も痛みをのりこえて…

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 ボクシング試合中の死亡事故により、徹を失う恐怖から視野がせまくなってしまう加藤。彼から逃げるように故郷に帰る徹。それぞれの戸惑いや不安を、加藤は病院に持ち込まれた救急患者を通して、徹はかつての同級生たちとの再会を経て、なんとか乗り越え、お互いに歩み寄ろうとします。この二人のお話はこれの繰り返しなんですね。いつでも治りきらない傷があって、何かの拍子にそれが開いてしまう。でもお互いをかけがえのない者と思うから、手を取り合おうとする。加藤の方がわがままなので徹がわりを食っている気もしますけれども(笑)。
 今回から書き下ろしということもあって、レベルダウンを危惧していたのですが、いい意味で裏切られました。これからも目を離せないシリーズ。

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紙の本星とボディガード

2001/09/05 08:05

甘く穏やかな恋と息詰まる敵との攻防!

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 ジュンは酷寒のアラスカの大地で父親と二人きりで育った日系人で、恋人のグレイ、そして今回のクライアントであるチャールズはイギリス人。「薔薇とボディガード」で結ばれたジュンとグレイは今回も引き続き穏やかで甘い愛情を育んでいるけれど、ストーリーのメインは、どちらかというとジュンとチャールズのやりとりや、後半のマッキンレーに舞台を移した敵との攻防シーンにあります。
 なんと言っても、子供のように無邪気でわがままなチャールズのキャラクターが秀逸で憎めません。必死でくどいているつもりなのに、鈍いジュンに全く気づかれないかわいそうな人。相変わらず隙がない構成でラストの山岳描写も圧倒されます。

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紙の本ロマンチック・ウルフ

2001/09/05 07:56

それぞれの愛のカタチ

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 キャラクターが良い。ウィリアムとダニエルと宙、三人それぞれの愛の形に心が温かくなります。恋人を真直ぐに、対等な立場で愛そうとするウィリアム、秘密を抱えながらも彼を情熱的に愛するダニエル、そして静かに無償の愛を向ける宙。ウィリアムより大人で、ベッドでは野獣に変身してしまうダニエルが、ウィリアムを仔狼で自分は犬だと称するところもいい。欲を言えばいかにもこの作者らしく、いい人すぎる人がちょっと多いかな。
 ちっちゃなソラが美術館の屋上で一人星空を見上げるシーンは心にしみます。

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文句ナシにかわいい!

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 シリーズ短編が2編しか収録されていなかった一巻と違って、こちらはまるまる清水先輩&梅谷で嬉しいかぎり。おまけに先輩はぐっとかわいくなってるわ、らぶらぶだわで、えっ、これこんなに楽しい話だっけ?と嬉しい悲鳴です。ぼんやり攻(テン目がかわいい)の梅谷ですが、時々どきりとするような男の色気があって将来もかなり有望。
 そして何よりも、梅谷の妹、佐保ちゃんが気が強くて一途で、すごく可愛いのです。

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紙の本チョコレートのように

2001/08/21 19:40

チョコレートのような甘い中毒性…

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 金持ちの攻が、冴えない、でも素材はいいというお約束の受を変身させ、淫らな言葉や手管で篭絡していく過程が堪能できる、とってもアダルトな作品。
 ちなみに「チョコレート」というのは、体をどろどろに溶けさせる、という象徴的な意味と、梶本がチョコレートを常用しているところから来ています。しょっちゅうマーブルチョコレートをばりばりやってるエグゼクティブってのもある意味すごいですね。子供向け名作アニメが好きとか、そういうちょっと変わったところも梶本の魅力になっています。
 ラブシーン以外の描写も丁寧ですし、決して即物的なだけではない、愛もある作品なのでおすすめです。

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紙の本キスは白衣をぬいでから

2001/08/21 19:33

もとエリート医師の奮闘

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 元大学病院のエリートながら、慣れない田舎の開業医として、主人公が苦労しながら町に馴染んでいく様子が丁寧に書かれていて好印象です。専門医であったために、かえって風邪などの診療に不慣れで、とうとうヤブ医者との噂をたてられてしまうのですが、主人公の一真は焦りつつも、躍起になってそれを否定するわけではなく、自分なりのやり方で人々の信頼を得ていく……そんな姿勢がいいですね。
 患者の症状や専門的な治療についてもきちんと書かれていますし、過疎地の医療問題もとりあげていて、恋愛小説とは別の意味で読み応えがあります。一真のサポート役である恋人の環も、なかなか熱血でいいキャラです。

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