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鳩山さんのレビュー一覧

投稿者:鳩山

10 件中 1 件~ 10 件を表示

他作家にない輝き

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 個人的にはこの3巻が一番好き。主要キャラの過去と現在が交錯し、それぞれの人生観が浮き彫りになる。作品の基調はコメディなのでかなり笑えるのだがどこか切なくもあり、読後に深い満足感が得られた。
 脇役の女の子たちがちゃんと主人公たちから独立した個人的な悩みや目標を持っていて、自分の利害に基づいて行動するところが、同じ女として親近感を持て嬉しい。他作家と一線を画す、よしながさんならではの上手さだと思う。
 どうでもいいけど、「走れ! 女子アナ」はほんとにCD化して売り出せばかなり流行りそうだ。誰かやらないかな。

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よしながさん独自の仏革命期ボーイズラブ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 よしながさんのビブロス最初の作品集『本当に、やさしい』に収録されていた傑作短編「執事の分際」の続編。そちらと合わせて読んだ方がいいと思うが、未読でも楽しめるように配慮されている。

 フランス革命前後の激動の時代をわがまま放題に生き抜いた没落貴族の美貌の嫡子アントワーヌと、彼の忠実な執事にして皮肉屋の教育係、同時に最愛の愛人でもあるクロードの日常が、甘く、ときに切なく描かれる。
 このふたりの人物の造型が素晴らしく魅力的。ストーリー構成もしっかりしていて、確実に楽しめる。ただ、同人誌再録のものもあり、エッチ度は高めなので苦手な方は注意してください。

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紙の本もうひとつのドア

2001/12/18 16:31

本領発揮

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 自分を全く愛してくれなかった実母とは3年前に死に別れ、現在はボロアパートでひとり暮らし、母親のヒモに強請られるまま謂れのない借金返済のためバイトづけの日々。不遇な生い立ちのため、広海(17)は人を信じられず人生の意味も見出せない。
 唯一の安らぎは、バイト先のパン屋の常連客、美生(小1)の遊び相手になってやる時間だが、彼女のやもめの父親、三夜沢には「素性の知れない者」と付き合いを拒否され反発を覚える。しかし、美生を間に挟んだ交際の中で、冷酷に見えた三夜沢の父性的なやさしさに触れるうちに、広海は徐々に……。

 三夜沢との出会いによって将来に目標を見出し、前向きに生きようとする広海がいじらしくも愛しい。身体性より精神性に重点を置いた月村さんらしい清らかで、初々しい恋情描写にも心が洗われます。
文庫本一冊分まるごと「もうひとつのドア」一篇に割かれていて読み応えもたっぷり。月村さんリピーターの方にも、初めての方にもお勧めの一作です。

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画面作りのセンスが抜群

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 作者も後書きで「やたらと脇役のキャラが立っていて」と語っているが、どうやら個性の激しい赤尾や酒巻に人気が集まっているらしい。が、個人的には、主人公カップルの攻め、池内がかなりタイプ。器用でぶっきらぼうで一途な性格に、見栄えのするルックス、基本がばっちり押さえられていてときめいた。
 あと、ユギさんの漫画は、何気ない1コマにもキャラの動作が丁寧に描き込まれていて、画面がとても充実している。たとえば、主人公が後輩の池内の家に上がり込むなりソファに寝そべり靴下を脱ぐ場面など、特に意識しなければ目にとまることもないコマなのだが、そういう細かなイメージが読み手の心に積み重なっていって、ふたりの打ち解けた雰囲気がいつのまにか印象付けられてしまうのだと思う。こういった描きこみが自然にできる作家は実際あまり見かけない。これからもついていきます。

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紙の本きみの処方箋

2002/02/16 10:43

意外なラスト

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 以前雑誌のインタビューで、このオチは書いている途中で考えついたと月村さんがおっしゃっていたが、とてもそうは思えないくらいしっくりと説得力のある、けれど意外性の強い衝撃的なラストで読み応えがあった。家族に対するさまざまな誤解が解け、主人公が心を開いてゆく様子がやさしく描かれていて、心に沁みる佳作だと思う。
 今回、本編脇キャラ女の子の番外短編も収録されていて、他の作家だと正直女の子の話はいいよということも結構あるのだが、月村さんのはいつもかなり面白い。特にこれは続編を読みたいくらい気に入っている。ぜひ読んでください。

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紙の本スプリング・ハズ・カム!

2002/02/16 10:35

味のある人間関係

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 初読のときにはそれほど強く印象に残らなかったのだが、時間を置いて読み返すほど味わいが出てきた気がする。
 なんだかなかなか恋愛にならないので、それを期待して読むとちょっと肩透かしかもしれない。でもその分、家族関係の描写なんかがほんとに上手いのだ。母親がわりに家事全般をまかされ家族に尽くしてるのに、全く評価されない主人公の不満がよく伝わってきて、妹との会話とか、普通のボーイズラブ小説では割りとどうでもいい繋ぎの部分も面白く読めた。
 主人公が恋する惣菜屋の若主人も、表面的には能天気だけど過去にはいろいろあって、人生の先輩というかんじに日々何気ないアドヴァイスをくれたりして主人公の悩みを軽くしてくれる。いい位置で支えられてるな、と羨ましく感じた。お勧めの一冊です。

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田宮先生の授業を受けたい

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 1巻のラストから7年後、大学で講師の職につき将来も有望な田宮と、理工学部で博士課程に進んだ藤堂。前作を既読の方はご存知だと思うが、大学の授業風景の描写がリアル。講義は面白いけど学生への要求も高いという田宮の評判が、彼らしくてよかった。ふたりの関係も相変わらずで楽しい。今巻からの新たなカップルも登場。個人的には、デキの良い丁寧語攻めと恋愛に不慣れな親父受けみたいなのは苦手なのだが、受けの大学教授が年相応の親父に見えないので馴染みやすい。
 さらに今回は、最後の書き下ろしがとてもよかったと思う。初めから真っ直ぐに向き合えず、関係のねじれを修復できないまま、会うたび無意識に故意に傷つけていく苦しい恋愛関係がリアルに描かれ、何とも後味が切ない。とにかくご一読ください。

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紙の本秋霖高校第二寮 1

2002/02/12 07:53

月村奎らしい一冊

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 父親の海外転勤で高校入学と同時に寮に入ることが決まっていた主人公、奥村聡。騒がしい弟たちから解放され、綺麗で快適な第一寮での個室を夢見ていた彼だが、手違いで手狭でぼろい一軒家の第二寮に回され、先住者たちの世話係を担う羽目に。そのうちのひとりが、寮内では意地悪で横暴だが外面が良い現役高校生作家の先輩、波多野。彼の言動に振り回され不快な思いをしながらも、長女気質の聡はなぜか世話を焼かずにいられなくて……。

 まだ恋愛的な要素はほとんど見られなかったが、月村さんらしい細やかな心理描写が楽しめた。月村さん初の続きものということで、今後のふたりの関係の進展に期待。

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紙の本さまよえるバイオリニスト

2002/01/04 06:12

富士見シリーズ2冊目

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 第3話「さまよえるバイオリニスト」。夏休みに田舎に帰省していた悠季だが、帰宅してみるとアパートが全焼、消失していた。行き場を求めて四方をさまよったあげく、不本意ながら桐ノ院方で同居することに……。
 第4話「コンサートはお好き?」。フジミの練習場で、「オケの音が聞こえない」と指揮者桐ノ院が訴えた。その原因に、悠季は心当たりが……。
 特に第3話のラスト数行は見事で、読後にふわりとあたたかい余韻が残る。お勧めの一冊。

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紙の本ステップ・バイ・ステップ

2002/02/12 07:55

リアリティある大学生活

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 もともとそれほど興味のなかった陶芸の研究会に入った主人公の芳明は、才能のある先輩、花村の手ほどきを受けて徐々に陶芸の面白さを知ってゆく。この研究会での活動内容がかなりリアルに描写されていて、学生時代それなりに真剣にサークル活動に勤しんでいた私は懐かしくも羨ましく読めた。
 また、決断を他人任せにして、失敗すると相手のせいにする末っ子気質を花村に指摘された芳明が、自分を変えようと努力するというストーリーにも好感が持てる。依田沙江美さんの挿絵も月村さんの繊細で優しい作風にぴったり。ぜひご一読を。

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