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佐藤雅彦(この本の翻訳者)さんのレビュー一覧

投稿者:佐藤雅彦(この本の翻訳者)

2 件中 1 件~ 2 件を表示

【訳者コメント】すべて実話です!オカルト探偵のスリルあふれる謎解きに、あなたも参加しませんか!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者のジョー・ニッケル氏は、プロの手品師の経験を持ち、探偵として、不思議な事件の真相究明に半生を捧げてきた人物で、米国のオカルト詐欺撲滅団体“サイコップ”——正式名称『超常現象だという主張に対する科学捜査委員会』(CSICOP)——の指導的立場に就いて活躍しています。

 本書は、オカルト探偵のニッケル氏が、世界の不思議物語などで“定番”になっている有名な怪奇事件の数々に立ち向かい、現場に乗り込んで、探偵としての調査能力を駆使して調べ上げ、真相がみえてくるまでを綴った生々しいルポルタージュです。

 足で歩いて事実に当たる地道な調査と、最新の科学技術をも駆使した謎解き、そして絶妙な推理による真相解明。オカルト現象の真相に探偵が挑んだ実録として、きわめて面白いノンフィクションです。

 夏がくるとメディアでは恒例の“心霊特集”などをあつかい、ずさんな“現地ルポ”でお茶を濁すというようなことが慣例になっていますが、もう、そうしたお座なりなエンターテインメントはうんざりです。

 オカルト的怪事件をあつかう方法論は欧米のオカルト研究家や批判的研究家などにより、いまや高度にハイテク化しています。 本書で展開されているさまざまな調査手法は、怪現象マニアにとって、示唆に富んでいるものばかりです。本書は、21世紀にふさわしい新たなオカルト研究のノウハウ本としても、絶好の参考書となるはずです。

目次
第1章 はじめに——オカルト探偵の心得について
第2章 死霊にとりつかれた階段——マッケンジー屋敷の幽霊のなぞ
第3章 死を呼ぶ宝石——水晶ドクロの謎 
第5章 心霊写真の謎——死者たちの自画像
第5章 あの子はどこに消えた?——人間消滅事件の不思議 
第6章 “偶然の一致”の真相——ふたりのウィル・ウェスト氏を襲った運命のいたずら 
第7章 霊のお導きで金鉱さがし——“占い棒”で金脈が見つかるか
第8章 神々の落書き——グアダルーペのマリア像を裸にする
第9章 血まみれの幽霊扉——「死にえだ村」の謎 
第10章 ひとりでに動き出す棺——バルバドス島の地下納棺室の怪奇 
第11章 “人体自然発火”現象の真実 
第12章 おわりに——ふたたびオカルト探偵の心得について
巻末付録:「人体自然発火」事件史——代表的な30事例とその実情 

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蒙昧寓話『チーズはどこへ消えた?』の阿呆な熱狂に冷や水をぶっかける最強のパロディー本、ついに登場!

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 『ジャニーズおっかけマップ』でみなさまご存じの鹿砦社から、このたび、あの『チーズはどこへ消えた?』の愚劣なブームに冷や水をぶっかける、笑撃のパロディー本が登場しました! 題して——『チーズはだれが切った?…激変を生き抜くための悪のおとぎばなし…』(Who Cut the Cheese?…He wo koitano wa Da〜reda?…)
 著者は、法学博士であり、アメリカを代表するパロディー雑誌『ナショナル・ランプーン』のベテラン編集者として活躍しているメイソン・ブラウン氏。ちなみに原題の「Who Cut the Cheese?」は「屁をこいたのは誰だ?」という意味のスラング。もうひとつちなみに英語の「cheese」には「屁」とか「ゲロ」という意味がある。つまり辞書的に語義を示すと「【cheese】●名詞1.チーズ, 2.[the 〜]そのもの,第一級のもの;重要な人《俗》目的,報酬,ぜに,《俗》魅力的な娘, 3.《俗》ゲロ,ヘド,屁(=チーズに似た悪臭から), cut the cheese 《学生俗》おならをする(=fart), 4.《俗》たわごと,うそ,ばかげたこと, ばか話《俗》いやな[不快な]やつ,●形容詞《俗》卑怯な,腰抜けの,屁のような,●動詞1.《卑》(特に幼児が)吐く,小間物屋をひろげる(=vomit), 2.《俗》射精する;《俗》おならをする, 3.《刑務所俗》へいこらする」。
 ……というわけで、扶桑社版『チーズはどこへ消えた?』に書かれている「チーズとは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定…等々の象徴」という解説は、実際には大ウソなので要注意。
 さて、このパロディー本はどんな内容か?
 『チーズはだれが消した?』は、現代アメリカのマネジメントとニューエコノミーを支配している基本的なルールを、愉快なおとぎばなしの形にまとめたもの。そのルールとは「他人に責任をなすりつけて変革を生き残れ」…。このおとぎばなしには、凶悪どう猛な2匹のネズミと根性の悪い2人のこびとが登場し、迷路という“脱出不能な限りある空間”のなかで、放っておけば食い尽くされてしまう“重要資源”のチーズを奪い合い、壮絶な死闘を繰り広げていきます。この油断のならない“激変する修羅場”のなかで、ある者はみごとに適応し——つまり弱い奴に責任をなすりつけて蹴落としてしまうのだが——ある者は「死んだほうがマシだ」と思い悩んで本当に死んでしまう。この本を読んでおけば死ぬことはなかったんだけど…というわけ。
 パロディー本『チーズはだれが切った?』は、文字どおり、激変を生き抜くための(強烈な毒をふくんだ)“悪のおとぎばなし”です。だけどハッキリ言いますが、『チーズはどこへ消えた?』よりもずっと人生の教訓に満ちており、物語としてもはるかに面白いし“上等”だと言えましょう。ついでにいうと、これは扶桑社版『チーズはどこへ消えた?』にだまされて、“リストラで路頭に迷うみじめなアワテもの”の生き方を「おりこうさんの生き方」のように勘違いしている数百万ニッポン国民の“酔い”を冷ます「読むクスリ」でありまして、さらにいえば、もっと賢明でもっと自立的な生き方を考えるための、21世紀最初の“真実の生き方を考えるヒントブック”なのであります(ここまで言い切ると、さすがに書いていてコッぱずかしいですが、だけど、こう表現するだけの価値はあると思っています)。
 「嗤(わら)い」に力を与えたいものです。古代ギリシャの風刺作家アリストファネスが、アテネ・スパルタ戦争の真っ最中(B.C.411年)に反戦喜劇『女の平和』を上演してから二千数百年が経つわけですが、「笑い」は憎悪や怨恨をぶっとばす積極的な抑止力にはなりえなかった。ならば毒を含んだ嗤いはどうか…。すこしでも廉恥心のある人間ならば戦慄して立ち止まるであろう、そんな強烈な嘲笑に、ひょっとしたら積極的な意義があるかもしれない、なんて考えてしまう今日このごろなのです。

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