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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

ストラさんのレビュー一覧

投稿者:ストラ

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本AV女優

2001/09/25 13:51

インタビューの基本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 AV女優へのインタビューといえば初体験はいつだとかその他どうでもいい十把一からげの質問がたいがいなのだが、この本はそれだけではない。性の技術者とか欲望の偶像といった陳腐なAV女優像を描いて終わりにするのではなく、あくまで人と人として向かいあうという、インタビューにもっとも必要なことが踏まえられているからだ。本書の成功によって類似企画が多く出版されたが、その多くとの違いはほぼこの一点に尽きると言っていい。インタビューの最中、ジェネレーション・ギャップやジェンダー・ギャップがあらわになるのは毎度だし、インタビュー相手のどこまで本当なのかよくわからない奇想天外な話にとまどいを見せるのも一度ではない。妙な鋳型にはめようとせずに、聞いたまま、感じたままをうまく伝えようとしている。
 けれどもおもしろいのは、インタビューがすべて、アダルトビデオの専門誌のために書かれたということだ。安っぽい決まり文句と扇情的なグラビアに満ちた男性誌の中で著者のインタビューは異彩を放っていたのか。それともこのことは、最低限の形式さえ整っていれば後はなんにも言わないこの業界の懐の深さを示していたのか。そっちも興味あるなあ。

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紙の本葉隠 武士と「奉公」

2001/08/30 01:26

ほんものの「葉隠」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 武士道の聖典として、忌まわしいものとも血沸き肉躍らせるものともみなされてきた『葉隠』。けれども本書が明らかにするのは、いままで知られてきたのとはまったく異なる『葉隠』の読み方だ。著者がきわめてわかりやすく明らかにするところによれば、有名な「忍ぶ恋」の称讃は、衆道(男色)を意味し、さらに、主君への絶望的な献身につながっているという。これをサラリーマン武士道と呼ぶなかれ。われわれにはけっしておよびのつかない世界を、本書は明快に解説してくれているのである。

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鬼麿斬人剣

2001/08/30 02:22

かっこよさの極致

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 隆慶一郎氏の残した時代小説はけっして多いとはいえないが、そのなかで私はこの作品が一番好きだ。理由はたぶん、他の作品とはちがって、この作品の主人公の鬼麿がなんの背景ももたない人間だからだろう。『吉原御免状』の吉原の惣名主から、『花と火の帝』の天皇の隠密、『死ぬことと見つけたり』の佐賀浪人組の棟梁まで、著者は数多くの魅力的なリーダーを造形してきたが、本書の鬼麿にはほとんどだれもいない。わずかに一人の少年と一人の女性がついてくるだけだ(それだけでも強烈に強力なのだが)。それにしても、この主人公、おそろしく強く、かっこいいのである。

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紙の本本所深川ふしぎ草紙

2001/08/30 01:05

宮部ワールド健在!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ミステリでも時代物でも抜群の才能を発揮する著者の、捕物帖形式の短篇集。高橋英樹主演でNHKでドラマ化もされたから、ご存じの方も多いだろう。抜群のストーリーテリングで読者を惹き込みつつ、江戸情緒にあふれる余韻を読後に残す才能は、他の追随を許さない。テレビを観た方も、そうでない方もぜひ。

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紙の本花と火の帝 上

2001/09/03 04:51

大人向けドラゴンボール?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本については後水尾天皇や八瀬童子の描写、朝鮮に呪術研修の本部を求める世界史的視野など、時代小説として興味深い要素がふんだんに盛り込まれているが、ここで言いたいのは全体の構成についてのたった一つのことだけだ。
 これは非常によくできた、大人向けのドラゴンボールではないか、と思うのだ。主人公の八瀬童子・岩介が次々にやって来る敵と、体術と呪術を駆使して闘うのがこの物語の縦糸なのだが、猿飛佐助に始まって、兵左衛門、東伯、真人と、毎度毎度、今度の敵はいままでとは比べものにならないほど強力だ、という文句が繰り返される。この競り上げのような闘いの連鎖は『ドラゴンボール』その他の格闘マンガの魅力を生み出してきたものだ。
 そのうえ、闘いの後、相手が岩介と和解し、味方になるというところまでそっくりである。そういえば『一夢庵風流記』が『花の慶次』になったように、著者の作品はマンガと親近性が強い。
 話を戻すと、最後に出てくるのは、一切の理性をもたないクモ男(フリーザとかセルのようなもの?)なのだが、残念ながらこの闘いの結末は知らされていない。作者の急逝によって未完なのである。物語の横糸である、武力を捨て、文化芸術の道を歩くことに決めた上皇の描写とあわせて、たいへん惜しまれる。

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紙の本伊賀者始末

2001/09/25 12:53

悲しみの後に来る微笑み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 『伊賀組同心』とあわせて、著者の「忍者もの」の短編連作を作中年代順に排列した作品集。忍者もの、という言い方で冒険活劇を連想すると失望する。むしろ狼狽とか、絶望感に襲われると言ったほうがよいかもしれない。なにしろ作品中、温かなユーモアで終わる物語はごくわずかで、ほかはすべて、主人公たちが状況の中でみじめな最期を遂げて終わるのだ。任務遂行のために非常の手段をとるのをいとわない彼らは、みずからも非常の死を、ほとんど無表情に、受け入れる。正直いやになるほど暗い。だが読後感はけっして不快なものではない。なぜか。哀感に支配されたこれらの物語を読了した当初、ぼくたちの精神は軽いしびれに襲われるのだが、しびれから回復するにつれ、ぼくたちは、実のところ主人公たちが、そしてそれを読んでいるぼくたちも、人間であるということを再認識する。このようにしてぼくたちは、深い悲しみのあとで、ふっと微笑むことができるのである。

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紋切型辞典

2001/08/30 01:46

コツのいる本

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本を読むにはコツがいる。気の利いた警句が集められていると思うと、恥をかくのだ。ためしにどれか一つを選んで、だれかの前で披露してみよう。うわべは喜ばれても、きっと陰で笑い者にされるから。
 とはいえ現代日本の知識の範囲からは、わかりにくい部分もある。19世紀後半のフランスのスノッブたちについての、貴重な「民俗誌」的証言ともいえるだろう。

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