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hanakoさんのレビュー一覧

投稿者:hanako

11 件中 1 件~ 11 件を表示

心のなかの永遠

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永遠に変わらないものなんて、ない。
命には限りがある。人の心は変わる。
でもなくなってしまったものでも、思い出のなかでは永遠を手に入れることが出来る。

一姫・二太郎姉弟、そして飼い犬みかんを中心とした、不器用ながら必死に生きている人々の、心あたたまるお話である。恋愛も友情も人生も、うまくいかないこともある。そんなときに先に進むための力を、この本は与えてくれるような気がする。

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紙の本農場の少年

2002/06/03 15:13

誇り高き農民

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大草原の小さな家シリーズの第五作。今回の主人公は、後に著者の夫となる、少年時代のアルマンゾ・ワイルダーである。
アルマンゾの家は大きな土地とたくさんの家畜を所有する裕福な農家であり、西部開拓の途上であるローラ一家が手に入れようとしている物を全て持っている。
そのローラ一家との対比にも目を引かれるが、最も印象的なのは、アルマンゾが父から学ぶ事、農民としての誇りである。
「アメリカは農民が作った国だ。」
と、アルマンゾの父は言う。しかし、それだけが誇りなのではない。自然の恵みを享受するだけではなく、自然と戦い、何もない所から物をつくり出してゆく「農民」の、気高い自由に、少年であるアルマンゾは気付いてゆく。
最後の章でアルマンゾは、父のように、農場で生きてゆく事を決心する。若干10才でである。
子ども向けの、優しい文章の本だが、むしろ大人が読んで感動する本であると思う。

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紙の本クマよ

2002/05/30 21:18

まっすぐなことば

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美しいアラスカの風景と、著者が愛してやまないクマの写真に、みじかいことばが書き添えられている。
著者の、クマへのラブレターと言っても過言ではないそのことばは、小さなこどものことばのように、驚く程まっすぐで、こころに沁みる。
クマへの想いは、そのままアラスカへの想いに繋がる。
アラスカに生き、アラスカを愛した著者は、クマに襲われその命を落としたという。
それを思うと切ないが、その事すらも、著者とクマとの運命的な繋がりなのかもしれない。

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紙の本大きな森の小さな家

2002/05/28 18:31

本当に豊かな食卓

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西部開拓を志し、旅を続けるローラ一家の、旅立つ前の最初の物語。
大きな森の丸太小屋での素朴で暖かい暮らしを、父さんの膝で聞いたお話や歌を織りまぜながら、いきいきと描いている。
母さんのバター作りや父さんの鉄砲の弾作りなど、ディティールが繊細に描かれており、手触りやにおいまでもが伝わってくる様に感じられるが、最も印象的なのは、その食卓である。
皮剥きとうもろこしのミルク掛けやかぼちゃのパイ、かえで糖を雪に垂らして作るキャンディーや、ぶたのしっぽの丸焼きなどなど…
空腹時にはたまらない一冊である。
すべて手作りの、本当の意味での豊かな食卓。
古き良き時代、という言葉を、実感できる。

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紙の本瞳子

2002/05/14 11:26

宙ぶらりんな心地よさ。

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「見たいものだけ見ればいい。」

主人公・瞳子が、友人の母に言われた言葉である。
就職もせず将来が見えない若者にこんな事を言える大人って、いいなあと思ってしまった。

この作品の登場人物はみな個性的で魅力的である。
そんな人々の中で生活する瞳子の日常は、自分に対するコンプレックスや将来の不安を抱えながらも、どこかのどかで心地よい空気が流れているように感じた。

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紙の本理由

2002/08/14 13:46

「人々」+「理由」=「事件」

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とある高層マンションで起きた一家4人殺人事件。本書はこの事件をめぐる、ほとんど全ての「事実」をルポタージュ風に書いている。
しかし、本書は「事件」を書いているのではない。過去に、そして未来に、「事件」に関わる事になるたくさんの「人々」を書いている。そしてこれら多くの「人々」が、人生におけるある一点で交わり、そこで「事件」が発生するのである。それは、「人々」それぞれの、「理由」によって。
ルポタージュ風の文章には、感情はほとんど含まれていない。「人々」に対するインタビューや捜査結果をもとに、細部に渡る「事実」が綴られている。しかしその固い文章から見えてくる「事実」に、引き込まれる。現実に起きているどんな事件にも、このような「事実」はあるであろう。事件をエンターテイメントと感じる事に、後ろめたさを感じてしまった。
しかし、本書はこのような文章だけで構成されている訳ではない。章によっては、「人々」の中のある人物の一人称で語られている。冷たいルポタージュの文章の中に湧き出る温泉のように、血の通った人間のあたたかさ、不条理さが感じられる。これは、現実に起きる事件では本人以外誰も知り得ない部分である。そしてそのような部分が本書に含まれているからこそエンターテイメントが成り立っている事に気付いた時、後ろめたさは少し、減った。

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飾らない自然の楽しみ方

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都会の空気に疲れたキャリアウーマンである著者が、屋久島の自然に癒され、心の平安を取り戻してゆくお話である。が、それだけではない。
「癒される」で私達がイメージするような、森の中で鳥の声を聞き、海風に吹かれながら夕日を見る…といった様なことばかりを、著者はしている訳ではない。屋久杉しか見ない観光客を尻目に、森の中では野ザルと対決し、海では自分で捕った海産物を肴に、地元の人々と酒を酌み交わす。屋久島に住む人々や、屋久島で出会う人々との交流もまた、屋久島の魅力の一つなのである。構えず、飾らず自然を楽しむ事によって、著者は「癒されて」ゆく。
屋久杉だけではない様々な穴場スポットを知る事ができるこの本は、観光の為のガイドブックとしても秀逸である。しかし「観光」だけでは分からない屋久島の魅力こそが、この本の醍醐味なのかもしれない。
読めば必ず、この本をたずさえて屋久島に行きたくなる一冊である。

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一瞬の夏

2002/06/28 18:47

一瞬の光

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事実をありのままに書くだけではなく、著者の眼を通じて見た世界を、描く。著者の眼というフィルターを通った世界は、客観性を失ってはいないが、著者の心象風景が色濃く映し出されている。
ノンフィクションでもフィクションでもない、独特のスタイルを持った著者の、最も“らしい”作品であると思う。
なぜなら、本作品では、著者は見る側に徹しておらず、当事者であるからだ。つまり体験記とも呼べる訳であるが、「体験」という言葉はこの作品に相応しくない。ある一人のボクサーに入れ込み、試合の交渉まですることになった著者は、裏切られ、悩みながらも、そのボクサーを“見る”ことをやめることができない。ボクシング、そしてある一人のボクサーの、一瞬の光に魅せられた男たちの、あつい夏の物語である。
現在、スポーツライターとしても活躍している著者の、原点とも言える作品であると思う。

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紙の本Kyoko

2002/06/04 15:44

二度おいしい

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映画になっている小説と言うのは、しばしば映画を見てがっかりする事が多いものだが、この作品に至っては例外である。作者が監督となって映画化されているせいかもしれない。
小説では、何人かの登場人物の語りによってストーリーが進められてゆくが、その中で主人公KYOKOのイメージが鮮烈な印象を残す。
そして映画では、そのイメージがそのまま映像となっている…というより、主演の高岡早紀をイメージして、小説が書かれたのではないかと思わせる程のはまり役である。
映画と小説、どちらから食べても楽しめる、二度おいしい作品だと思う。

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紙の本生命誌の窓から

2002/05/29 20:29

あたたかい視点

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「環境問題は、その問題自体を解決することが重要なのではなく、すべての人が人間らしく暮らせるような地球にすることが重要」。
世を騒がす様々な問題を、独自の、人間味あふれるあたたかい視点で解説、そして解決策を探る。
実際、解決の為に行動をしている人であるだけに、そのことばには説得力がある。
様々な問題を、机上の空論ではなく、私達の生活の中で考える為の、最適の入門書。

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紙の本ひな菊の人生 2巻セット

2002/05/28 18:57

ベスト・コラボレーション

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画家・奈良美智さんとのコラボレ−ション作品で、文章と絵に分かれた二冊セット。
主人公・ひな菊の、小さい頃の友人ダリアとの思い出を軸に、物語が紡がれている。
奈良美智さんの絵は、まるで夢で見た風景のようで、暗くて暖かい場所にいるような安心感を感じた。
そしてそれは、吉本ばななさんの文章と、同じにおいである。
二冊同時でも、一冊づつでも楽しめる、ベスト・コラボレーション。

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