サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. panakoさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

panakoさんのレビュー一覧

投稿者:panako

2 件中 1 件~ 2 件を表示

ニートにならないために…だけではなく。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今の御時世、子供を持つ親は不安でいっぱいである。学校でいじめにあわないか、道を外れてしまわないか、そして、引きこもりやニートにならないか…。
本書は、引きこもりやニートを社会復帰させるべく現場で働いて来た著者の体験記とも言える。著者本人の子育て体験も含めた、豊富な実例と共に語られる著者の言葉には説得力がある。そして、引きこもり、ニート対策の「今」が良く分る。
著者はユニークな経歴を持つだけでなく、その構想もとてもユニークだ。画一的な価値観に囚われない活動は、ニート支援としてだけでなく、社会全体に疑問を投げかけている。
本書は、現在引きこもりやニートを抱える親に非常に具体的な解決策を与えてくれる。しかし子育て中の親にこそ、本書は必要なのかもしれない。著者はこう言っている。
「あらゆる子育ての結果は偶然にすぎない。」
さあ、気楽に行こうかという気に、させてくれるではないか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

オアシス

2005/07/01 00:44

現代版、となりのトトロ?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公はメイコ。姉サキと母との三人暮しである。サキとメイコ。「となりのトトロ」のサツキとメイを連想してしまった。しかしそのつながりはとっても皮肉だ。サツキとメイはねこバスで病気の母に会いに行く。サキとメイコは、心が病気の母と、毎日顔をつきあわせざるをえない…。心が病気、は不適切かもしれない。一切の家事を放棄し、子供に寄生して生きる、いわばパラサイト・マザーである。
全編、子供であるメイコの視点から描かれているせいもあるが、この母の心理は全く理解できなかった。しかしその分、メイコの気持ちには共感できた。母のようには絶対になりたくない、でも自分は何物なのか。「地味に生きたい」とつぶやくメイコの不安や焦りやいらだちは、とても現実的なことばづかいや行動でくるまれて表になかなかでてこない。でもとてもよく分かったのは、現代という時空間のていねいで具体的な描写から、肌で感じとれたからかもしれない。
しかしメイコの感情が押さえ切れない所まで膨らんで、少しづつもれ始めた時、物語は思いがけない結末を迎える。やっぱり、私には母の心理は理解できない。でも自分自身、自分の母をどれほど理解しているのか。しょせん親子、でも親子。愛しいけれど憎い、憎いけれど愛しい。自分の母が突然パラサイトになっても、おかしくないような気がしてきた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示