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飯島玲子さんのレビュー一覧

投稿者:飯島玲子

3 件中 1 件~ 3 件を表示

刑務所の中

2001/08/24 23:53

懲役三年

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 刑務所の緻密な生活と花輪和一の持つ緻密な作風があいまってすごくちょうどいい。

 食べ物の話がとても多いのだけれど、刑務所内では甘いものはご馳走なので甘いものの話になるとすごく濃密な描写になる。トレーに載ったフルーツカクテルの上を座敷童に蝶々の羽がついた異様なもの(「日本の妖精」と書かれている」)が飛んでいたり、脳が溶けていたりする絵が…。この羽つき座敷童を見るためだけにこの漫画を買ってもいいと思うくらい強烈なシーン。

 獄中記と言われて想像する「ものすごい苦悩」とか「批判精神」みたいなものはほとんど感じられず、低レベルで幼稚な執着心がフツーにかかれている。アホっぽいまでに。でもだからこそリアルで、そういうのが刑務所に入ったときの本当の気持ちなんだろうなー、と思う。

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平凡さとマニアックさ

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 小説・テレビ・映画などの作中人物たちについてのあれやこれや書かれた本。

 群ようこは小説よりも読書感想文が上手い書き手だと思う。文中で自分自身を「観察する人間」と評しているが、そのとおりだと思う。その視点は「それって、あるある〜」系で平凡といえば平凡だけど。でも群ようこが紹介する作品は少しマニアックなのでその平凡さとマニアックさがいい具合で面白い。

 基本的に若者からおばちゃんまで(おじさんはどう思うのかわからないので)幅広くカバーできる普遍的な感覚で書かれているように感じられるので、20代の私でも「群さんとお話したら気が合うかも〜」とか思ってしまいがちである。だけど、たまに「女性としてのすべてを忘れた演技」とか「やはり男性と同席していると、男性に恥をかかせてはいけないと気を遣うこともある。いくら幻想だからといって、何でもかんでも女性が出しゃばるのは、昭和二十年代に生まれた私ろしては、どうかなと首をかしげる部分もある。」なんて文章をみかけて、ほお〜っと思う。

 やっぱりちょっとおばさんなんだな、って。

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紙の本スターバックス・マニアックス

2001/08/24 23:51

メニューとして楽しもう!

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 タイトルには「スターバックスマニアックス」とありますが、内容は一般向けといったかんじ。マニアはもっとこゆい情報を欲すると思いますが、この本を読んで満足できない人は自分でスターバックスの同人誌を作ったり、サイトを立ち上げたりするのではないかと思うので、まぁいいでしょう(それにスターバックスに全面的に協力してもらわなければならないから、あまり細かいことは書けないのかもしれないし)。

 スターバックス一般人としてはなかなかためになる本でした。メニューは全て紹介されているし、簡単なドリンクのレシピ(分量は載っていないけど、何が入っているかはわかる)も公開されています。これを読んで、「家で作ってみようかな」と思う人も多いんじゃないでしょうか。

 スターバックスで「やりたい、でも勇気がいる」カスタムオーダーの仕方も解説されています。ホイップも量を調節してもらえることを初めて知りました。パートナーさん(スターバックスで働いている人)のおすすめカスタムオーダーも載っていて、試したくなります。

 家で読んで「次行ったらコレ飲もう!」と思いをめぐらせるのに良い本だと思います。

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