サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 倖野恵都子さんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年8月)

倖野恵都子さんのレビュー一覧

投稿者:倖野恵都子

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本かばくん

2001/08/27 18:40

これこそが、心の中の“元祖”かばくん!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 もう一度小学生に戻って動物園の写生会に行ったなら、グレイのクレヨンを使いきるまで、画用紙一杯に、じっくりとかばくんを描いてみたい! そんな気持ちにさせてくれる作品です(でも絶対、こんなに愛らしいかばくんの表情は描けないのはわかっているけどね)。

 最初のページをめくると、
 「どうぶつえんに あさが きた
 いちばん はやおきは だーれ
 いちばん ねぼすけは だーれ」

 で「はーい!」と手を挙げる子供のハート掴みはオッケー!

 いつも、「動物園の朝から晩」まで「朝から晩」までエンドレスで読まされてしまいます。

 古今東西、かばくんが主人公の絵本は色々ありますが、一度は“元祖”かばくんを手に取ってご覧ください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本まりーちゃんとひつじ

2001/08/27 22:24

「ぱたぽん」の響きが、フランスののどかな田園風景を感じさせます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 夏に子供を六甲山牧場へ連れて行ったあとで、羊さん達ののんびりした風景をいつまでも忘れないようにと、この本を選んできました。

 まりーちゃんは、ひつじのぱたぽんに言います。
 「ぱたぽん、おまえは いつか
 こどもを 一ぴき うむでしょう
 そしたら わたしたち、その毛をうって
 すきなものが なんでも かえるわね
 ぱたぽん」

 するとぱたぽんは答えます。
 「ええ、こどもが 一ぴき できるでしょう
 そしたら わたしたち、
 みどりの はらっぱに すむでしょう。ーーー」

 そうすると又、まりーちゃんは言います。
 「おまえは こどもを 二ひき うむかも しれないわ」
 そしたらたくさん毛が取れて、新しい靴が買えると言うと、ぱたぽんはいらないと答える。

 でも又まりーちゃんは言う。
 「おまえは こどもを三びきうむ…」
 どんどんまりーちゃんの夢が広がり、もしかしたら、もしかしたら、どんどんどん羊の赤ちゃんが生まれて、その毛で立派なおうちが建っちゃうかもーなんて、思春期の物欲そのもの。

 だけどぱたぽんは一匹しか生まなかった。それでも充分幸せなことをまりーちゃんは知っていた。

 なんだかとっても、結婚してから母親に、「早く子供を生みなさい。一人よりも二人を、二人よりも三人産めば産むほど、幸せがやってくる…」的な言われ方をされ、何年もかかってようやく一人の子供が生まれて、「一人生まれただけで、それでもう充分幸せ…」という感じによく似ていて、胸にじーんときました。

 お子さんが一人っ子なら、是非ぜひ読み聞かせて下さい。「ママは、あなたが一人傍に居てるだけで、充分幸せなんですよ」ってね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ゆきむすめ

2001/08/27 21:38

30年経っても彼女の“温度”を忘れられない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 恐らく私が読んだのは、66年の第1刷版ではなかろうか。初めて読んだ時の、氷の像に命が与えられた時の衝撃は、今も頭の隅にずっと残っているし、夏の日、ゆきむすめが女の子たちに誘われて、森へ遊びに行った時、彼女だけが木陰に座って、小川の水で足を冷やしながら、お日様がしずむのを待っていた光景も、真夏の海の輝きを見ている時に、ふと脳裏をよぎることがあった。

 二十歳を過ぎて、結婚して、ある時この物語のタイトルとラストを忘れてしまった。でも、小川に足をつけて冷やしていた彼女のことが気になって気になって仕方がない。子供が生まれ、ようやく書店でこの本を見つけた時は、本当にほっとした。

 そうしてラストーーー。それは、幼少の頃には読み取れなかったある種の残酷さや、命の尊さ、はかなさが凝縮され、胸がつまった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

恐怖のかいじゅうくんも、実は“コドモ”だった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私が持っている表紙のタイトルは「ぬすまれた かいじゅうくん」。私としては、「ぬすまれた」の方が(どうやってぬすんじゃったんだろうか?)と子供の心を刺激して、物語の中に入り込めると思うんですが、それはさておき、内容は、男の子がワクワクするおはなしでした。

 盗賊達が或る日、新聞で「こころのやさしいかいじゅうくん」のことを知りました。たくさんの火をふいて、町中に電気を送っているというのです。こんなかいじゅうは、いくらお金があっても手に入りません。
 盗賊達は知恵を出し合い、あることをして、かいじゅうを手に入れようと考えました。その作戦にまんまと引っかかったかいじゅうくん。
 大切なかいじゅうくんがいなくなったことを知った町中のひとびとはおおさわぎ。警察署長の名推理で、かいじゅうくんの居場所を見つけ、盗賊達もみんな捕まえることができ、無事一件落着。

 町の祝賀パーティではかいじゅうくんはメダルをもらって上機嫌だけど、市長さんからきついひとことをもらってしまいました。

 子供が、知らず知らずのうちに、防犯・自衛・危機管理意識を持つことができる、男の子だけではなく女の子にも読んでほしい一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

蚊のフレデリック

2001/08/27 00:08

夏の天敵が、あなたのお友達になるかもしれません。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 絵本の主人公に”蚊”だんて、ちょっと感情移入できるのかな? と、興味津々で本を手に取ってみたら、ありゃまぁ…。

 蚊のフレデリックは、お医者の息子。おとうさんは息子を医者にしたいけど、本人は勉強が大嫌い。だって医学書は、読んでもちっともおもしろくないんだもの。そんな息子をおとうさんは怒ります。怒られば怒られるほど、「お医者なんかに、ぜったいなるものか」と思うフレデリックは、人間の感情と全く変わりません。

 夜になり、注射嫌いの蛍のキャロルが注射好きなおとうさんにチクッと刺されそうになるところから、子供はぐいっと不思議な世界の中へひきずりこまれ、「ねえねえ、どうなっちゃうの???」。

 “火事場の馬鹿力”的な展開で、めでたくフレデリックもお医者になれて、子供も「よかった、よかった」。

 20cm四方の大きさと、お話の(読み聞かせをする時の)量が、とても程よくて、日本家屋の“蚊帳の中”で寝っころがりながら読んであげると、子供が喜びそうですよ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

はらぺこガズラー

2001/08/28 22:40

5才前後の子供にカルチャーショックを与える一冊です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 はらぺこガズラーは、その名の通り、いくら食べても食べてもお腹が一杯にならないぶちねこちゃん。あんまりよく食べるものだから、飼い主が、

 「これじゃ、そのうち、すっからかんになるまで、あいつにくいつくされちまう。」

 海に捨てられる話をテーブルの下で聞いていたガズラーは、

 「そうはいかないぞ」

 そこからが大変。ガスラーは会う人会う動物、全部ガツガツ食っていってしまった。食べながら聞いていた5才前の子供は、あんまりな展開に、食欲が止まってしまった。ガスラーは、ついにお月さままで食べ、今度はお日さままで食べようとしたら!!

 子供にとって、「たくさん食べて早く大きくなってね。」と日々言われているし、おやつだって、ジュースだって、ケーキだって、それにおもちゃだって、あればあるだけ欲しい。大人だって、バーゲン会場に行けば物欲の塊になる。

 でも、この本の結末を読んだ時、そんな欲望の塊の果てをまざまざと見せつけられ、心底ぞっとした。

 作者はノルウェー出身で、テレビの子供番組に従事している方なので、それ故、おはなしの膨らませ方がアニメっぽくて、それが20年の時を経ても、子供の心にダイレクトに入ってくるのかも知れません。

 おもちゃ屋で、あれもこれも欲しいと大泣きする男の子や、お外に行くときには、じゃらじゃらアクセサリーつけなきゃいやだ! とわめく女の子に、一度読み聞かせて下さい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

6 件中 1 件~ 6 件を表示