サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. アラフラさんのレビュー一覧

アラフラさんのレビュー一覧

投稿者:アラフラ

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本智恵子紙絵

2003/05/12 20:25

こういう女の人がいたか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本屋で、ちょっとためしにぺらぺらめくってみたのです。そうしたら、そこに載っていた紙絵のデキにびびりました。ちょうど年末で、「年賀状どうしよっかなあ」てなつもりで、この本を手にとったのですが、そこにあった紙絵は、なんというか、ピンと張り詰めていました。モチーフ自体は、日常に転がっている鍋やらレンコンやらハサミやらなのです。でも、それがどうみても芸術で、奥さんの趣味のレベルではありません。しかたなく、文庫にしてはちょいと高いけど買って帰りました。そうやってさいしょは、紙絵に惹かれて買った本でしたが、結局いきつくところは、智恵子という人の存在でした。この本には、夫の高村光太郎が書いた「智恵子の半生」という短い文章が載っていて、それを読んで「そりゃあ、趣味どころじゃないわ」ということを知りました。この紙絵は、智恵子が精神を病んで入院し、死に向かって着々と進んでいた病室で、光太郎のためだけに夢中でつくったものだったのです。光太郎の短い文章は、誇張も装飾もなく、ただ「こういう人がいたんです」ということだけを伝えていて、それを読むわたしは「こういう人がいたんだな」という驚きしかありません。そして、読み終えた後に、なにかすごく純粋できれいなものに触れたような気がするのです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本河童のスケッチブック

2002/12/09 18:23

河童にひっぱりまわされる本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い旅行記というのは、旅した土地が面白いのではなく、その旅を楽しんでいる人間自体が面白いのだ。というような言葉をきいたことがある。それをきいたとき、頭にぱっと河童さんが浮かんだ(←人間の)。私は、河童さんの本を読むとき、まちがいなく河童さんという人間を面白がっている。大人にあるまじきその行動! で、この本は、旅ではないけれど、河童さんのいろんな方向のとんでもない好奇心がたくさん味わえます。日常で見つけた面白いものに、河童さんが目をきらきらさせて走りまわっていて、それに自分がめちゃめちゃにひきまわされる感じ。大福の豆が何個入っているか解剖したり、店で売ってるインスタントラーメン全種類買ってきて同時に味見したり、しないよねえ、普通。でも、本当はやってみたかったかもしれない。で、どうなのどうなの?と、どんどん読み進んでしまいます。でも、この本の一番の魅力は、たんに「好奇心を満たすだけのもの」ではないところにある。これを書いている人、こんな人がいるということが、じわじわと興味深いのです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示