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先月(2017年8月)

亜李子≠Aliceさんのレビュー一覧

投稿者:亜李子≠Alice

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本母と息子 僕はママの肉ペット

2003/01/31 20:45

冷酷になれない筆者

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 滑り出しは確かに好調だった。この手の本として自然な流れであったし、また、不整合も見当たらなかったように思える。ぽつりぽつりと登場する幾つかの謎が、後半部分で明らかにされ、それが一体どんな展開になるのか、と読者に思わせるのだが——しかし、物語中にではなくどんでん返しが起きた。
 物語り半ばに差し掛かり、あれ、と思った。何だか話が違うぞ。母親は息子に対して冷血に接すると決めたはずなのに、何故そんなにも息子に気を使うのだ? 徹底的に非人間的というには程遠い行動を母親がしている。おかしい。ここで既に気が殺がれる。
 書く行為は読むことよりも精神を消耗するだろうし、また登場人物に感情移入し過ぎるのかも知れないが、それを抑えてなんぼだろう。
 まあ、流しながら読んでいると、いつの間にかラストに差し掛かる。
 ラストはこれまた急展開で、今まで伏線もなかった人物らが現れる。いかにも取って付けたかの如く。それも、『ヤクザ』なんていう日常にはあまり関係しない人物たち。これだったら、母親がいつも頭の中で妄想していた息子の同級生たちを登場させたほうがどれだけ面白かったことか。近所の奥様がたを出したほうがいかに身近で且つ面白いものになっただろうか。
 そもそも題名からして『母と息子』という行動範囲の狭いようなものなのだから、それらから関係する人物を登場させたほうが良いだろうに。
 ラストがいまいちな感が拭えず、それによって題名とも食い違ってしまっている気がするが、冒頭は確かに良かった。

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