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先月(2017年8月)

tkmさんのレビュー一覧

投稿者:tkm

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本終わらざりし物語 上

2004/02/14 01:03

終わりのない世界

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

トールキンが残した遺稿を息子クリストファーが纏め上げた本書は、未完故に結末が無かったり、一部に矛盾したところもあります。しかし、だからこそ読んでいるうちに、実際の歴史の断片に触れているような錯覚さえ覚えてしまいます。特に「ガラドリエルとケレボレンの歴史」は、まるで虚実入り混じった原形を留めぬ程古い文献で、遥かな過去の歴史を辿るかのよう。上巻は「シルマリルの物語」とあわせて読むと互いに補足し合い、一層楽しいでしょう。最初の「トゥオルおよびかれがゴンドリンを訪れたこと」や「ナルン・イ・ヒーン・フーリン」、「アルダリオンとエレンディス」などは、未完のまま終わる物語もありますが、とても面白く哀しく物語性豊か。読んでいて引き込まれます。
下巻は「ホビットの冒険」「指輪物語」と密接に関わっていて、「指輪」には詳しい記述の無かった、セオデン王の跡継ぎセオドレドが討ち死にした『サルマン軍とローハン軍の戦い』が詳しく記されています。そして「イスタリ」の章では、謎の多かったガンダルフを始めとするたちについての記述が。これだけでも買った甲斐があったかも。
これと「ホビットの冒険」「シルマリルの物語」をあわせ読むことで、「指輪」の世界をもっと堪能することが出来ます。しかしその為にはどれだけこの4作を読み込まねばならないか…つくづく思うに、どこまでも底の分からない、深さを垣間見るだけでもくらくらしそうな世界でありますね。

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紙の本ドゥームズデイ・ブック 上

2003/04/05 17:56

感動しました。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイム・トラベルもののSFですが、ハード面を重視する方には少々物足りないかも知れません。でも、ストーリー、人物設定、個々のエピソードなどは文句のつけようがありませんでした。とにかく面白い小説です。夢中で読み進み、1人邪魔が入らない部屋に籠って一気に読了。かなり長いですが全く気にならず、ラスト付近では思わず涙しました。21世紀と14世紀の話が交互に進み、それぞれの四面楚歌の状況、様々な人間模様にさり気無く挿み込まれたユーモアと何より主人公たちの崇高さ。読み終わるのも勿体無いと感じた程でした。惜しむらくは表紙! 若年層だけではなく、40代以上の方でも充分面白く読めると思うのですが、この表紙ではちょっと手が出し辛いかも…

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紙の本寝盗る女 上

2003/04/06 22:13

読み応えのある女性3人の心理描写

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

物語の中心になるズィーニアは徹底した悪女。目をつけた女性の1番弱いところに付けこみ、家の中へ、更には心の中へ入り込む。相手の信頼を得、金銭的にも援助させた後、最後には女性の夫や恋人を誘惑して消える。餌食になった大学の同級生3人は、自分たちを不幸に陥れたズィーニアが死んだと聞いて、確認の為葬儀にやってくるが…
こういう内容だとどうしてもキワモノめいた小説になりそうですが、著者はしっかりと踏みとどまり、質の高い作品に仕上がっていると感じました。戦争がらみのエピソードも効いています。被害を受けた3人の女性たちの詳細に書き込まれた過去、そして現在の生き方と、嘘で固め、人をあざけり、手玉に取るズィーニアの謎に満ちた過去。かなり長い小説ですが、これは一読の価値ありでした。個人的にはラストが少し物足りなかったのですが、逆にこの終わり方だったからこそ心に残るのかもしれません。

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