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先月(2017年6月)

栗栖 さんのレビュー一覧

投稿者:栗栖 

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本Separation

2003/08/16 17:02

この作品に出会えて良かった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 もともとあまり恋愛小説などを読む機会のなかった私が著者の作品を読むようになった切っ掛けは、著者の文学性の高い表現力に惹かれたからでした。この本に収録の二作品は、どちらも切なく苦しい気分にさせます。それなのに読後は胸の中がとても暖かくなるのです。
 「きみは、ぼくの(Separation)」では、親に結婚を反対された悟と裕子がそれでも籍を入れて一緒に暮らし始めます。ささやかながらも幸せに暮らしていた筈なのに、ある日突然裕子が若返りはじめます。文字通り段々と子供になっていくのです。悟と裕子の間にあった様々な思い出に関する記憶も祐子の中からは少しずつ薄れ始めて…。
 「VOICE」。こちらでも悟と裕子が登場します。話は悟が裕子ではない女性と映画を見たあとのシーンから始まり、そして悟と裕子が始めて出会った頃…10年ほど前へと遡ります。悟は裕子に片思い(悟がそう思い込んでいただけで本当は両思い)をしているのだけれど、ある日突然裕子の『心の声』が聞こえるようになって…。
 両作品共に目に見えるような幸せは描かれてはいないけれど、悟も裕子も自分の気持ちを最後まで貫き通し、それだけで二人は幸せだったのではないかなぁ、と。
 ちょっとSFっぽい要素がありますが、恋愛小説と言っても良いと思います。純愛を描いた恋愛小説が好きな方には、とにかくお薦めしたい一冊です。

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